〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

福岡県

柔道

姥 琳子

うば りんこ

地元愛がモチベーション 自分のスタイルを確立し国内制覇へ

福岡県のアスリート、柔道の姥琳子選手(早稲田大学2年)の東京生活も2年目。この1年、はじめての国際大会優勝という実績をあげたものの、国内では「自分が想像する柔道ができなかった」といいます。大学の柔道のレベルは高校の頃より高くなり、改めて自身の柔道スタイルの確立に向け、鍛錬の日々をおくっています。

国際大会優勝も、国内では思うような柔道ができず

2023年6月、姥選手はチェコジュニア国際柔道大会の57キロ級に出場しました。はじめて参加した国際大会でしたが、姥選手は見事に優勝を飾ります。

「海外選手特有の、力でねじ伏せてくるところへの対策を練って試合に臨んだのが良かったと思います。そうした特徴を技術でいかに封じ込めるかを考えながら試合ができました」

その一方で、高校時代には国内トップクラスの戦績を引っ提げて臨んだ大学の柔道では、「思うような柔道ができなかった」と言います。

「それまでだと、それほど組み手を意識しなくても技に入ったら投げられる感じだったのが、大学に入ると選手のレベルも高く、自分が想像している柔道ができなくなり、この1年は悩んでいました」

大学では学年関係なく対戦することになりますが、上級生と比べると「そもそも技術も体力も足りていなかった」と、厳しい現実を突きつけられました。

「今もっとも重点を置いているのが体力づくりです。本格的にトレーナーのアドバイスを受け、自分の弱いところを直すためにウェイトトレーニングをはじめて、安易に投げられることはなくなってきたと思います。この1年、あまり成長がなかったのですが、その中でも良くなってきたのはそこだと思います」

文武両道を貫き、高校の全国大会で頂点に

▲2人の兄の影響で柔道をはじめた幼少期の頃の姥選手

4歳のとき、柔道を習っていた2人の兄から影響を受け、父親に頼んで福岡県篠栗町(ささぐりまち)の道場に通うようになった姥選手。その後、中学2年まで大舞台に縁がないまま3年の夏を迎えました。「このまま全国大会に出場できなければ、柔道をやめる」と不退転の覚悟で臨み、地元の仲間たちに支えられながら県大会、九州大会を勝ち抜きました。底知れぬ潜在能力を発揮したのはここから。チャレンジャーの気持ちで挑んだ全国中学校柔道大会、女子57キロ級で初優勝。本人も驚く金メダルを手にしたのです。

▲全国中学校柔道大会で優勝したときに地元の道場の仲間から祝福を受けた姥選手(左)

多くの強豪高校から誘いを受ける中、高校からは「勉強と競技を両立させたい」と県内きっての進学校である県立修猷館高校へ。有言実行で高校2年時の3月には全国高校柔道選手権を制覇。最終学年のときは、全日本柔道連盟の女子C強化選手(ジュニア)に選ばれ、全日本ジュニア体重別選手権で3位の実績を残しました。そして23年春、早稲田大学に進学しました。

インカレ個人で優勝、講道館杯ベスト8が目標

▲高校2年のときに全国高校柔道選手権を制覇した姥選手

大学2年になった24年度の目標は明確です。

「インカレ個人で優勝し、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会でベスト8に入ること」と意気込みます。「まず、立って投げることを意識しています。私は低く、膝をつきながら背負ったり、低い姿勢で技をかけてきたのですが、しっかり立って、相手を持ち上げて投げることを意識して試合で勝てたらいいなと思っています」

そう感じたきっかけは海外での試合でした。

「海外の選手たちはけっこう簡単に技に入らせてくれるので、しっかり立って投げることができます。逆に日本の選手は技に入らせてくれません。そのまま潰れてしまって、『かけ逃げ』という『指導』で負けることもあったので、それなら思い切って投げられるような選手になりたいと思いました」

しかし、立って投げようとすればその力を利用されて「返されてしまう可能性が高くなる」とのこと。「そこで怖がらずに相手に思い切って技に入るために、男子の選手に受けてもらうなどして、怖さをなくすことを意識して、練習しています」と対策を立てています。

姥選手の柔道は、「相手に攻められる前に技を出して、どんどん攻める」のが持ち味。さらにレベルを上げるには、「決めるべきときにしっかり決める」スタイルを確立していきたいと言います。

地元をもっと有名にできるように頑張りたい

現在は東京で暮らしている姥選手ですが、幼少期から育ってきた篠栗町への思いは特別です。自身が柔道で活躍していく姿と一緒に、町のことを知ってもらいたいと思っています。「私が実績を残すことで篠栗町の名前を日本全国に広めたいです。それが一番の恩返しになるのかな」と考えています。

明治安田「地元アスリート応援プログラム」に応募したのは、「活動報告をすることで多くの人に私のことを知ってもらい、サポートを得られる仕組みに魅力を感じた」から。実際、充実した大学生活をおくることができているのは、こうしたサポートのおかげだと言います。23年はタイミングが合わず、地元でのイベントには参加できませんでしたが、「24年は自分が東京に来て学んだことなどを、地元のみなさんに伝えることができたら」とほほえみます。

地元に帰るのも楽しみの一つです。「自然が豊かで、普通に心が安らぎます。道場に行って小学生や中学生と練習したり、お世話になっている先生方と話をしたりして、リフレッシュする感じです」

姥選手の一番の目標は、毎年4月に福岡で行なわれる全日本選抜柔道体重別選手権大会に出場することです。各階級のトップ8が激突する国内最高峰の大会で戦う姿を、地元にいる友人や先生たちに見せたいそうです。

目の前の試合を一つひとつクリアすることに集中している姥選手。全日本ジュニア柔道体重別選手権大会やインカレなど国内制覇に向けて突き進みます。そしてその先に世界大会があると信じています。

▲チェコジュニア国際柔道大会で初優勝。国内外での活躍に注目が集まります

「せっかく東京に出てきているので、東京でしかできないような経験をして、さらに強くなって、地元をもっと有名にできるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします」

地元愛をモチベーションに、着実にレベルアップを続ける姥選手。24年はどのような成長曲線を描くのでしょうか。まずは国内での戦いぶりに注目です。

(取材・制作:4years.)

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貢献したい地元:福岡県篠栗町

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