〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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企画制作 朝日新聞社メディア事業本部

明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

北海道

スキー

梅澤 聡嗣

うめざわ そうし

国内トップクラスの指導で実力を磨く 日本一で地元に恩返しを

北海道のアスリート、スキー(クロスカントリー)の梅澤聡嗣(そうし)選手(明治大学2年)は、高校2年でインターハイ4位の実績を持つ期待のスキーヤーです。2023年春に明治大学に進学し、U20日本代表を指導する恩田祐一コーチのもとで、高校では成し遂げられなかった日本一を目標に練習に励んでいます。

夏は陸上、冬はクロスカントリーの二刀流

梅澤選手の地元である鷹栖町は北海道のほぼ中央にある上川盆地にあります。旭川市の隣に位置し人口は6500人ほど。町内にはクロスカントリースキーのコースがあり、町内で開催される「たかすオオカミの里北野クロスカントリー大会」は24年で34回目を迎えます。梅澤選手は小学生になると地元のスポーツ少年団に入り、夏は陸上、冬はクロスカントリーという「二刀流」で育ちました。

▲競技をはじめた小学1年の頃の梅澤選手

鷹栖町では、クロスカントリースキーは競技人口も多い人気スポーツです。「大会の結果が新聞に載ると町の人が声をかけてくれてそれが誇らしかったです。自分が頑張ることで町のみんなが喜んでくれることが、今でも大きなモチベーションです」

高2のインターハイでは10kmクラシカル4位に

梅澤選手の強みは、スタート直後やレース中に、一気にトップスピードに入れる爆発力です。「小4から中3までやっていた野球では投手や遊撃手、1番バッターを任されていました。ホームランを打ったこともあり、瞬発力や爆発力には自信があります。クロスカントリースキーでは相手との競り合いなどで爆発力が必要な局面が多いので有利だと感じます」

▲4位入賞した高校2年のときのインターハイ10kmクラシカル

高2のインターハイでは10kmクラシカル4位、高校選抜でクラシカル9位という成績を残しました。「町長さんが直接祝福してくれて、自分自身も『次は日本一だ』と気合が入りました」。練習のタイムを伸ばし、心肺機能も大幅に強化して臨んだ3年のインターハイでしたが、誤算も重なり、クラシカル42位、フリー24位と不本意な成績に終わりました。

今度こそ地元の人たちに喜んでもらいたい

大学生になった現在の目標は、高校時代に届かなかった全国優勝を成し遂げること、そして地元の人たちに喜んでもらうことです。明治安田「地元アスリート応援プログラム」に参加したのも、「地元」に対して貢献したいという気持ちをサポートするという主旨と合致したことが大きな理由だったと語ります。

「高校時代は自宅から学校までの道を自転車通学していましたが、私がクロスカントリースキーをやっていることを知っている人も多く、通学中に町の人から『頑張っているね』とよく声をかけてもらいました。それだけに3年で結果を残せなかったのは残念ですし、大学で結果を出して、今度こそ地元の皆さんに喜んでもらいたいです」

鷹栖町は稲作や野菜づくりなど農業が盛んな土地で、野生動物を見かけるのも日常の光景です。鹿が川岸を散歩しているのを目撃したり、キツネに追いかけられたりした経験を懐かしみます。「自然が豊かで空気もおいしい地元で走りたいと、ときどき、思ったりします」

名産の高級トマトジュース「オオカミの桃」は、鷹栖町の澄んだ空気と長い日照時間、そして盆地特有の昼夜の大きな気温差が生み出す甘みの強いトマトが原料。お取り寄せグルメの人気商品として全国にファンが多く、梅澤選手も子どもの頃から地元のスキー大会の賞品としてたびたびゲットし、「果物のように甘くて、すごく気に入っています」と太鼓判を押します。

▲地元鷹栖町名産の高級トマトジュース「オオカミの桃」は梅澤選手もお気に入り

最高の練習を重ね、全国規模のレースで入賞

最高の練習環境を求めて進学した明治大学スキー部には、U20クロスカントリースキー日本代表を指導する恩田祐一コーチがいます。現役時代はスプリントの名手としてワールドカップで4位になった実績もある指導者です。

「同年代のナショナルコーチでスプリントの名手でもあった恩田コーチに指導を受けたいとずっと思っていました。実際、日本トップクラスのコーチのメニューは最新で意図が分かりやすい。高強度のトレーニングで動画を撮ってもらい、練習後にその動画を見て反省したりなど、高校のときとはスキーに対して考える時間が変わりました。練習の質が高まったのは、すごく大きいですね」

恩田コーチに最初に指摘されたのは「筋力不足」。大学に入る前までは「自信があった部分」だからこそ「ショックだった」と振り返ります。それでも「自分の体を支えられていない」というアドバイスを真摯に受け止め、筋力トレーニングに励みました。

9~10月頃は特に強度が高く厳しい練習メニューに取り組みました。そして質・量・強度がそろったトレーニングを積み重ねた結果、24年2月に行なわれた、第2回全日本学生選抜クロスカントリー大会の男子1.4 km スプリントクラシカルで7位入賞を果たしました。

「大学1年目は全国規模のレースで入賞するのが目標だったので、得意なスプリント種目で練習の成果を出せたのは良かった。今まではロスが大きい無駄な力を使ってしまっていた部分もあったのですが、今年は筋トレを続けてきたからこそ、フォームを改善できたのが大きかった。また、恩田コーチから最先端の技術を教わっていたこともあり、いくつかの要素が上手くかみ合い、後半最後のスプリント勝負でも粘れたのが勝因です」

地元の方々からも「おめでとう」と連絡が届いたそうです。夏休み中に鷹栖町へ帰って自主トレーニングに励んでいた際も地元の方々に声をかけてもらい、「常に気にしてくださっている」と身が引き締まりました。

▲明治大学で質の高い練習を積み重ねています

インカレ優勝やワールドユニバーシティゲームズ出場が目標

結果を出して地元に恩返しをしたいという思いが高まっている梅澤選手。

「1年のときに入賞できなかったインカレで、まずは表彰台に乗りたいですね。後半にもトップスピードを維持できる基礎体力をつけて3位以内をめざします。3年になったらインカレ優勝。そして4年になったらFISUワールドユニバーシティゲームズに出場して世界に挑戦したい」と、力強く語ります。

高校時代は北海道出身の先輩アスリートから多くのことを学んできました。「元競輪選手の石井啓午さんと練習させてもらったほか、スノーボードの竹内智香選手が町に呼んでくださったトレーナーからは体の使い方やケア方法を教えていただきました」。将来は、自分が地元の後輩たちに経験を伝えたいと考えています。

「最終的には地元に帰って、アスリート育成の会社を立ち上げたいと思っているんです。1年間、パーソナルトレーナーについてもらってジムに通い、そこで体の使い方を学びました。小さい頃から自分の体を理解してトレーニングできる人材を地元で育てていきたいです」

夢を抱いて走り続ける梅澤選手の胸の内には、地元・鷹栖町への感謝と恩返しの思いがずっと刻まれています。

(取材・制作:4years.)

アスリート情報

北海道

スキー(クロスカントリー)

梅澤 聡嗣

うめざわ そうし

貢献したい地元:北海道上川郡鷹栖町

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