〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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企画制作 朝日新聞社メディア事業本部

明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

沖縄県

体操

山﨑 海音

やまさき かいと

活躍を知ってもらい、地元・沖縄 の体操競技人口増加に貢献したい

沖縄県のアスリート、体操の山﨑海音(かいと)選手(大阪体育大学1年)は、「私の母はシングルマザーで、金銭的には厳しいところもあると思いますが、そのことを一切口には出さず、私の体操競技生活をサポートし続けてくれています」と話します。支えてくれたお母さんに報いるためにも、まずは2025年の全日本インカレで団体ならびに個人総合で3位以内に入賞することを目標に、日々、ともに寮生活を送る仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)しあっています。

小学3年で沖縄県1位  中学入学を機に一緒に引っ越してくれた母親に感謝

小さなころから、身体を動かすことが大好きだったという海音さん 。保育園の先生がお母さんへ「体操を習わせてはどうでしょう?」とすすめるほど、園でもいつも動き回っていたといいます。しかもそのタイミングで、新規オープンの体操クラブのチラシが自宅にポスティングされたことで、山﨑さんの体操選手としての運命の歯車が動きはじめます。

はじめて大会に出場したのは小学校1年。3年のころには、沖縄県で優勝するほどの実力となっていたものの、さらなる高みをめざすことはありませんでしたが、中学入学を機に意識に変化が芽生えます。「自宅からクラブまで距離があって母が送り迎えしてくれていたのですが、『本気で体操をやりたいならクラブの近くに引っ越しても構わない』と言ってくれたんです」。当時は友だちと遊びたい盛りだったこともあり、迷う気持ちがゼロではなかったものの、「そこまで言ってくれるのなら」と覚悟を決めたのだとか。

▲常に母への感謝を忘れない山﨑選手

憧れの日本代表選手の言葉でスランプを脱出

しかし、本腰を入れてからしばらくは、思うような結果を出せない日々。県内では向かうところ敵なしでも、全国のステージには強豪がひしめいていたのです。

ようやく結果が出たのは中学3年のとき。得意の跳馬で全国6位に入賞することができました。しかし、競技生活を続けるために鹿児島の高校に進学して寮生活を送るようになると、今度はスランプに陥ってしまいます。「もう辞めたほうがいいのかな……」と悩んでいる気持ちを故郷のお母さまに吐露したところ、「あなたがそれでいいなら辞めてもいいけど」と言われたことで、かえってやる気に火がつきました。

時を同じくして、たまたまテレビの取材で内村航平選手が、海音さんの練習している体育館を来訪。エースを務めていた海音さんに対して、「海音はミスれないよ。海音がミスしたら周りがどんどん崩れてくるから」という言葉をかけてくれたことで、「自分も内村選手みたいにきれいな体操をキメたい!」との思いがみるみる膨れ上がっていったのです。

▲レジェンドの言葉でスランプを脱出

0 .001点差で勝利できた瞬間、チームのメンバーと泣き合って喜んだ

そこからの飛躍は実に鮮やか。高校2年では跳馬で優勝を飾り、高校3年時の国民スポーツ大会では、団体で、鹿児島県初となる3位に入賞。「4位になった県とはわずかに0.001点差でした。結果がスクリーンに映された瞬間、チームのメンバーと泣き合って喜んだことは今でも忘れられません」。また、同じ年、全日本ジュニア体操競技選手権大会では床で優勝を果たしています。

「団体戦は、みんなでがんばらないと結果を出せないところがおもしろいところ」と話す一方、「結局、演技するときは一人だから、自分自身でプレッシャーに打ち勝つしかない」と語ります。しかしその過程においては、仲間たちと切磋琢磨し合いながら、お互いに成長していけることが楽しいのだと笑顔を見せます。

体操競技の魅力は「静と動の両方を極める必要があるところです。しかも、ダイナミックに動くときにも、ぴたっと止まっているときにも筋力を使うし、体幹もバランス感覚も必要だから自己研鑽し続けることが必須です」と即答。高校入学直後のようにスランプに陥ることもありましたが、諦めずに続けてこられた理由のひとつは、「地元・沖縄のこどもたちに体操の魅力を伝えたい」という思いです。

▲地元・沖縄への思いも込めて演技

将来は選手の育成にも携わっていきたい

「沖縄県の体操競技人口はかつてより減っているので、こどもたちに自分の演技を見てもらうことで、『体操をやってみたい』 と思ってほしい。将来的には、日本代表になるような選手の育成にも貢献したいです」と熱く語ります。

とりわけ生まれ育った那覇市への思いは強いようです。「いつも遊んでいた波の上ビーチは、今でも落ち着く場所だし、地元に帰るたびに食べる沖縄そばは大好物で、宅配便で寮まで送ってもらうこともあります」と明かします。

「大好きな地元に貢献したい」「応援してくれている母親に活躍する姿を見てほしい」。2つの大きな思いを胸に、日々、高みをめざし続けている山﨑選手。インカレでの入賞目標を掲げているだけでなく、3年後の世界大会までしっかり視野に入れています。そんな山﨑選手に憧れて世界をめざす選手が出てくるかもしれません。

(編集:4years.)

アスリート情報

沖縄県

体操

山﨑 海音

やまさき かいと

貢献したい地元:沖縄県那覇市、大阪府泉南郡熊取町

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