JAPAN RUGBY ONE, MUFG JAPAN RUGBY ONE, MUFG

近年の日本代表の活躍もあり、国内でも人気が高まるラグビーの世界で、2022年から始まった国内最高峰リーグ「NTTジャパンラグビーリーグワン2022」。そのプリンシパルパートナーを務めるのが、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)だ。

「世界が進むチカラになる。」をパーパスとし、スポーツ・文化の振興から環境保全、教育支援、生活支援に至るまで、社会を持続可能にする取り組みを続けるMUFGが、なぜラグビーに注力するのか。多くの小学生を招いたリーグワン決勝戦や、その後の「子ども記者」による選手取材の模様を通して、MUFGが次世代に期待する“チカラ”を紹介する。

歴史的舞台を目撃 5.29リーグワン決勝戦

ラグビーの未来を担う子どもたち

18シーズンにわたって日本のラグビーをリードしてきたトップリーグに代わり、今年からスタートしたNTTジャパンラグビーリーグワン2022。12チーム総当たりで戦うディビジョン1では成績上位4チームがプレーオフへと進み、その勝者2チームによる決勝戦が5月29日に行われた。

この日MUFGが国立競技場に招待したのは、日ごろ地元のラグビースクールで練習に汗を流す子どもたちなど約1500人。初夏というには強すぎるほどの日差しが照り付けるなか、チームのジャージを身につけ真っ黒に日焼けした子どもたちは、試合前から興奮を隠しきれない。整列するのももどかしい様子で声を上げながらスタンドへ急ぐ。

やがて場内にファンファーレが響き、両チームの選手がグラウンドへと走り込んでくる。リーグワン初代得点王に輝いたダミアン・マッケンジー(ニュージーランド代表)を中心に、スピードと攻撃力を武器とする東京サントリーサンゴリアス。新型コロナの影響で開幕2試合を不戦敗という厳しいスタートを切りながら、固い守りとスピーディーなカウンターでその後は全勝で勝ち上がってきた埼玉パナソニックワイルドナイツ。15時過ぎ、決勝にふさわしい好カードの幕が上がった。

息をのんで見守る迫力のプレー

前半14分、3点を先行されたワイルドナイツが山沢選手のキックで追いつき試合を振り出しに戻すと、30分にはついに逆転。その後は点差を広げたいワイルドナイツをサンゴリアスが追う展開となるが、シーズン中もたびたび接戦を勝ち抜いてきた試合巧者ワイルドナイツが再逆転を許さず、18-12で勝利。初代王座に輝いた。

圧倒的なパワーとテクニックに、ピンチやチャンスに沸き立つスタンドの空気に、選手の声やキックの音さえも間近に聞こえる生の迫力に、子どもたちは歓喜し、時に言葉を失う。2本の箸で焼きそばを持ち上げたまま、口に運ぶことさえ忘れてじっとプレーに見入る男の子の姿も見られた。

かっこいい、すごい、面白いといった無邪気な声の一方で、「キックがすごく遠くまで届くので驚いた」「ラインアウトからのプレーを参考にしたい」などラグビー少年・少女らしい感想も聞かせてくれた子どもたち。史上初のリーグワン決勝という舞台を目撃した経験が、今後の成長を促す大きなきっかけとなることは間違いないだろう。

ラグビーの魅力

One for All, All for One

一人ひとりがチームのために全力を尽くすこと。チームは一人のために一丸となり、みんなで一つの目標に向かうこと。ラグビーの精神としてあまりにも有名なこの言葉は、単に自己犠牲の尊さを言うのではなく、一人ひとりの役割の大きさを述べたものとも考えられている。

ノーサイドの精神

ひとたび試合が終われば敵も味方もない。敗者は勝者を、勝者は敗者を称えるこの精神も、ラグビーを表すものとして広く知られる。リーグワン決勝戦が終わった後、ワイルドナイツの監督や選手からは、サンゴリアスの戦いに敬意を表す言葉が多く聞かれた。

堀江選手・山沢選手に直撃 子ども記者取材会

選手も驚き
「本物の記者会見みたい」

まだ熱戦の余韻と興奮が残る7月半ば、決勝戦を観戦した子どもたちが「子ども記者」となり、優勝したワイルドナイツの選手にインタビュー取材を行った。応じてくれたのは、日本を代表するフッカーでリーグワン初代MVPでもある堀江翔太選手と、決勝戦ではキックだけでなく守備でも優勝に貢献したスタンドオフの山沢拓也選手。憧れの選手を前に堂々と質問をする子どもたちの姿に、堀江選手が「本物の記者会見みたい」と驚いた顔を見せる。

子ども記者

「ラインアウトでボールを投げ入れる時に注意することを教えてください」

堀江選手

「うまく投げたいとか、これを失敗したら……と考え始めるとブレるから、今やることだけに集中する。成功するかミスするかは、そこの差だという気がします」

子ども記者

「キックで一番大切なことって何ですか」

堀江選手

「僕は首をたくさん振って、どこにどんなスペースがあるかをよく見るようにしています。キックの瞬間に『どこに蹴るよ』と仲間に伝えるのは難しいので、普段の練習から『いつもこういうキックを狙っている』と伝えておくことも大切です」

オンライン参加を含めた11人の質問が一巡しても、子どもたちが手を上げる勢いが弱まることはない。

子ども記者

「練習中や試合中にどんな声かけをしていますか」

堀江選手

「これを言っていいだろうか、なんて考えずに伝えたいことは何でも言います。それがチーム力のアップにつながるので」

堀江選手

「ラグビーにとって声は絶対必要なものだと思います。どれだけ声を出せるか、どれだけ質の高い声か、というのがすごく大事です。話す・聞くというのは簡単なようで大人でもちゃんとできない人は多いから、今のうちから習慣づけをしてください」

一生の思い出となる
自分だけの「新聞」

質問は技術的なことだけでなく、メンタル面やモチベーションの持ち方にも及ぶ。

子ども記者

「試合中ずっと集中できるのはなぜですか」

堀江選手

「自分は多分、80分間ずっとは集中していないと思います。でも常に頭を使って試合のことを考えていると、必要な時は自然に高い集中モードに入れるという感じです」

堀江選手

「楽しむことを意識していますね。楽しい時間ってすぐ過ぎるでしょう?自分たちのやりたいことをグラウンドでどれだけ形にするか、表現できるかということだけ考えていると、僕の場合は楽しいし集中できます」

堀江選手のいう「思いを形にする」ために大切なものが、応援してくれる人たち、そして仲間の存在だ。

堀江選手

「応援してくれる人が多いほど『やったろ』という気にはなりますね。モチベーションを高く保つために応援は絶対必要です」

堀江選手

「仲間というものは助け合う存在だと思います。自分の考えを伝えて、相手の考えも知る。それを繰り返すことでチームの絆は深まっていきます」

堀江選手

「僕は年齢的にチームで上の立場になることが多いのですが、自分が助けるだけでなく助けてもらおうとします。後輩に『どう思う?』とアドバイスをもらったり。チームのキャプテンでも、自分が引っ張るだけじゃなく、弱みを見せて助けてもらうことがあっていい。お互いに助け合えるチームが強くなるんだと思います」

大舞台や苦しい場面を何度もくぐり抜け、良い時も悪い時も経験してきた2人の言葉は、スポンジが水を吸うように子どもたちの心に染み透っていく。大観衆を前に堂々と戦う選手たちの姿から挑戦することの大切さを学んでほしい、取材で得た感動をチームの仲間たちにも伝えてもらいたい。決勝戦から続いた今回の取り組みにMUFGが込めた思いは、子どもたちの胸にも届いたはずだ。取材を終えて彼らが書き上げた自分だけの「新聞」は、これからの競技生活、そして人としての成長を支える指針となっていくだろう。

取材を終えて:未来のために大切なチカラ

堀江翔太選手

堀江翔太 選手

小さなことでいいので、目標を立ててそれを達成していくチカラが大切です。この目標を達成するにはその手前で何が必要か……ということを考え続けて一つずつクリアしていけば、今は全然無理に思える大きな夢もいつか目標になります。

山沢拓也選手

山沢拓也 選手

わからないことをそのままにしないというのが大切で、そのためには聞くチカラ、伝えるチカラが重要です。そのチカラがあれば、ラグビーのレベルが上がってもずっと役に立ちます。今日のように何でも質問できるみんなは、将来有望だと思います。

環境・社会を持続可能に MUFGの取り組み

スポーツから金融教育まで
幅広い支援

MUFGでは「世界が進むチカラになる。」というパーパスに基づき、これからの時代に企業に求められる役割と自らの事業領域とを考え合わせ、持続可能な環境・社会を実現するために取り組む優先課題を特定している。

その大きな柱のひとつが次世代支援だ。子どもたちの夢を育むラグビーへの支援をはじめ、小学6年生を対象とした卒業記念サッカー大会やプロをめざす子どもたちにとって登竜門であるジュニアテニストーナメント開催などのスポーツ支援、小・中・高での金融経済教育、さらには情操を育む劇団公演への支援など、教育面でも幅広い取り組みを行っている。

また、学校におけるSDGs教育を支援するためユネスコスクールの活動にも協力しているほか、闘病中や困窮家庭の子どもたちを笑顔にするための寄付活動も、2020年度から3年間の計画で継続中だ。

One for All, All for Oneの精神で

未来を持続可能にするために大切なことは、子ども・若者への支援だけではない。彼らが生きる社会と環境が豊かであるために、生き生きと暮らせる世の中であるためには何が必要か。そんな視点も欠かせない。

MUFGでは、「インターネット通帳」などの新規・切替件数に応じて植樹を行う「MUFGの森」を育てているほか、水素バスの導入支援、東京大学との連携によるカーボンニュートラル実現に向けた研究なども進めている。また、東日本大震災で親を亡くした子どもたちへの奨学支援や熊本・鹿児島県における大雨災害への支援、さらには新型コロナ感染症への対応として医療機関や研究機関への寄付活動も続けている。

金融サービスという本業を通じて、社会の一人ひとりの幸せに貢献する(All for One)。会社として支援金を拠出するだけでなく、社員個人が自発的にボランティアや寄付に参加する(One for All)。MUFGでは、ラグビーの精神とも通じるこうした取り組みが、「世界が進むチカラ」になると信じている。

子ども記者が
見つけた“チカラ”

取材を通して子どもたちが見つけた、
ラグビーにとって、自分にとって大切なチカラとは。

畑さんの新聞 畑さん

さん

僕は「仲間のチカラ」です。チームの仲間と見に行った決勝戦のことは一生の思い出です。

西村さんの新聞 西村さん

西村さん

声がなければチームのまとまりがなくなるので、僕は「声のチカラ」が大切だと思います。

佐藤さんの新聞 佐藤さん

佐藤さん

どんなに上手な人でも仲間がいないと勝てないので、「仲間のチカラ」を大切にしたいです。

大谷さんの新聞 大谷さん

大谷さん

ワイルドナイツは選手同士でよく話すと聞いて、「コミュニケーションのチカラ」が大事だと思いました。

礒村さんの新聞 礒村さん

礒村さん

僕は「キックのチカラ」です。山沢選手に蹴り方のコツを教えてもらえてうれしかったです。

大村さんの新聞 大村さん

大村さん

私が大事だと思うのは「仲間のチカラ」です。仲間を信じることでより良いプレーが生まれると思います。

田浦さんの新聞 田浦さん

田浦さん

僕は「熱血なラグビーのチカラ」。堀江選手と山沢選手の言葉にすごく熱を感じたからです。

田邉さんの新聞 田邉さん

田邉さん

「チームワークのチカラ」が大切だと思います。決勝戦を見ていろんなことを知りました。

早川さんの新聞 早川さん

早川さん

「全集中のチカラ」。目の前のことをコツコツ頑張るのが大事だという話が印象的でした。

長谷川さんの新聞 長谷川さん

長谷川さん

自分がこうなりたいという夢を持つことが大切だと分かったので、私は「夢のチカラ」です。

山田さんの新聞 山田さん

山田さん

「諦めない気持ちのチカラ」です。僕も山沢選手のように諦めない気持ちで頑張りたいです。

大切にしたい
プロフェッショナリズムと
チームワーク

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
経営企画部 ブランド戦略グループ次長
米良 徹

一人はみんなのために、みんなは一人のために。MUFGは、そんなラグビーの精神に強い共感を覚えます。私たちは一人ひとりが金融のプロでありたいと願っていますが、どれほど優れたプロでも、個人の力だけでは社会にとって意義のある仕事はできません。プロフェッショナリズムと同時にチームワークが不可欠である点で、私たちとラグビーチームには似た部分が多いと感じています。

リーグワン決勝戦を観戦し、子ども記者たちの取材を拝見して、あらためてラグビーという競技、ラグビー選手、ラグビーを頑張る子どもたちを応援したいと思いました。ラグビーの精神を大切に、みなさまが前に進むチカラになれればと願っています。

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MUFGはジャパンラグビー リーグワンのプリンシパルパートナーです。