創立140周年記念の高層新校舎 神田10号館(140年記念館)の魅力を上田まりえが体感 専修大学 理事長室 広報課 主任 小川淳史×タレント 上田まりえ

2020年3月、専修大学創立140周年記念事業の一環として、神田キャンパスに10号館(140年記念館)が誕生しました。専修大学の卒業生でもある上田まりえさんが16階建ての高層新校舎を訪れ、新たな知の発信拠点となる新校舎の魅力について、広報課の小川淳史さんに話を伺いました。

ガラス張りで明るい新校舎、高層階からの景観も魅力

SENDAI-Kaffee
SENDAI-Kaffee

上田 本日は新校舎・神田10号館のナビゲート、よろしくお願いします。

小川 まず最初に1階のオープンスペースに設置された「SENDAI-Kaffee」をご覧ください。ここは地元のコーヒー店「Kanda coffee」とコラボしたカフェで、7/17にオープンしました。

上田 大学に併設されているカフェとは思えないほどオシャレですよね。実は、私も行ってみたのですが、クロワッサンのタマゴサンドがすごく美味しかったです。また、コーヒー豆の特徴が解説されていたり、専大オリジナルのドリップコーヒーがあったのも印象的でした。こちらは、専大土産にピッタリですね。

小川 ここで使用されているコーヒーカップは専修大学の卒業生の陶芸作家・藤本左近さんの作品を採用していますので、卒業生の方々にもぜひ利用していただきたいです。では、早速館内をご案内します。最初に3階の多目的ホール「黒門ホール」をご覧いただきます。

黒門ホール
黒門ホール

上田 すごく横に広いですね。内装がシックで大人っぽくて、このホールもこれまでの専修大学にはなかった雰囲気を感じます。

小川 専修大学の象徴的な存在でもある「黒門」の名前を冠していますので、天井に黒い縁取りを施し、落ち着いた色合いになっています。大学の教室には珍しいワイド型ですが、モニターもついていますので、端の席でもよく見えると思います。

上田 イスもおしゃれな形で配色も素敵ですね。

小川 座席は多目的ホール・シート募金により購入したものなんですよ。収容人数は約400人で、授業はもちろん、さまざまなイベントにも利用できます。

上田 例えば、どんなイベントですか?

ホワイトボード
ホワイトボードにサイン

小川 プレゼンテーションや講演会、シンポジウムなど、用途はいろいろあると思います。映像を流すこともできますので、映画の上映会などさまざまな場面で活用できます。

上田 外の廊下の壁にもホワイトボードがあるんですね!

小川 こういうホワイトボードは館内の至る所にあり、自由に書き込めますので、どこでもアクティブラーニングができます。上田さんもぜひ何か書いてみてください。

上田 では、私のサインを!

小川 次は、7階の学生ラウンジ(食堂)です。学生の移動の利便性を考え、10号館の中央に設けています。ここのテーブルやイス、中央に設置された世界時計は、育友会(学生の父母・保護者の会)から寄贈されたものです。

学生ラウンジ(食堂)
学生ラウンジ(食堂)

上田 ガラス張りで明るいですし、照明などもオシャレでカフェみたいな雰囲気ですね。メニューの平均的な値段はどうなっていますか?

小川 ほとんどのメニューが500円以下とリーズナブルです。学生はもちろん、地域の方々の利用も大歓迎です。学生にはここで空き時間を快適に過ごしてほしいですが、実は奥の階段にもコミュニケーションスペースがあるんですよ。

コミュニケーションスペース
コミュニケーションスペース

上田 オシャレですね!今日のように天気がいい日は自然光がたくさん入って、気持ちよくて寝ちゃいそうですね。

小川 こういったコミュニケーションスペースは館内各所にありますので、パソコンを広げて勉強したり、いろいろなことに利用できます。

上田 私の学生時代にも、こういう施設がほしかったです。本当に今の学生がうらやましい!

教室
教室

小川 次は教室をご案内します。教室は4~6階、8~11階にあり、段差がなく床がフラットになっています。そして、机やイスが可動式になっていますので、自由にレイアウトできます。

上田 窓も多くて明るく開放感がありますね。

ゼミ室
ゼミ室

小川 10号館は基本的にガラス張りが多いので、自然光が入り明るいのが特徴です。

上田 廊下に面した壁もガラス張りで室内がよく見えるので、学生は見られていることを感じながら緊張感をもって受講できそうですね。

小川 次は12階のゼミ室です。ゼミ室は全部で9室あります。

上田 室内は明るくてきれいですね。館内はどこを見ても至れり尽くせりで、オープンキャンパスなどでここを見たら、心が動きそうですね。

小川 10号館の魅力はまだまだありますが、次は13・14階の二層構造となっている新図書館「Knowledge Base(ナレッジベース:図書館靖国通り分館)」をご案内します。

Knowledge Base(ナレッジベース:図書館靖国通り分館)
UZUMAKI

上田 入口の前にロッカーがありますね。

小川 学生が調べ物をするときに、邪魔になりそうな荷物などを預けられるようにしています。図書館の出入口になっている13階は「UZUMAKI(うずまき)」という名称がついており、入口正面の書架はうずまき型になっています。白やステンレスカラーを基調に明るく、曲線を使った近未来的な雰囲気をイメージしています。

上田 本に囲まれた空間に入る感じがして、本好きにはたまらないですね。私は本が好きなので、わくわくしちゃいます。

小川 書架には図書館の最新情報を発信するサイネージや情報検索端末も並んでいます。このほか、グループワークのためのスペースなども用意されており、調べ物をして、みんなで話し合って、また調べてと、ワンストップでいろいろなことができるようになっています。

上田 閲覧スペースも個性的で、入口の形がかまくらみたいですね。

小川 出入り口の形は統一感をもたせています。では、14階をご案内します。

「MORI」
MORI

上田 ここもカフェにいるようで、オシャレな雰囲気ですね。座席がたくさんありますけど、それぞれに仕切りがついていますし、仕切りなしで連なっている席も適度なスペースがあるので、人目を気にせずに読書や勉強に集中できそうですね。

小川 ほどよい距離感があると思います。また、14階は「MORI」と「SORA」という名称がついています。MORIでは和書も洋書も同じ棚に配列していますので、関連のある書籍を言語にかかわらず手に取ることができるようになっています。SORAには靖国通りに面した読書スペースもありますので、自分のお気に入りの場所を探すのも楽しいと思います。

上田 いろいろな配慮があるのがうれしいですね。ここも大きな窓があり、眺望がすごくいいですが、こんな高層階にある図書館は珍しいですよね。

小川 16階までありますので、眺望の良さもこの新校舎の魅力の一つです。では、さらに上の15階にある「グローバルフロア」へ行きましょう。

グローバルフロア
グローバルフロア

上田 床が芝生みたいですね。ここは、どういう場所ですか?

小川 神田キャンパスにおける国際交流の情報発信拠点として位置づけられており、留学相談はもちろん、学生同士の交流や情報交換、イベントの開催などができます。また、自習スペースやCALL(Computer Assisted Language Learning)機能を擁した教室もあり、授業にも使われる予定です。床の芝生模様については、海外の緑あふれるキャンパスをイメージしています。

上田 資料がたくさんあるようですが、主にどのようなものをそろえているのですか?

小川 語学や留学関係の書籍のほか、英字新聞をはじめさまざまな言語の新聞が閲覧可能となっています。

相馬永胤記念ホール
相馬永胤記念ホール

上田 ほかの階とはちょっと違った特徴的な空間ですね。また、ここの眺望は最高ですね!

小川 国会議事堂や六本木ヒルズ、東京スカイツリーもよく見えますね。この上の16階には上田さんにも使っていただきたい卒業生向けの「鳳サロン」や「相馬永胤記念ホール」があり、素晴らしい景色が見られますよ。

上田 確かに、すごい景色ですね!

小川 ここは、創立者の一人、相馬永胤の名を冠したイベントホールで、展示会や式典などに使えます。室内は可動式間仕切り壁により、1室を2分割することも可能です。窓は全面ガラス張りなのでギリギリまで近づいて眺望を楽しめますが、高所恐怖症の人にはちょっと怖いかもしれません。次に「鳳サロン」もご覧ください。

上田 まるでホテルのラウンジのようですね。

小川 ここの内装は和を意識しながらもモダンなデザインになっています。各階に配置しているテラスもあり、ゆっくりくつろげますよ。

上田 テラスも素敵ですね。今度、専修大学の卒業生として利用させていただきます!

神田キャンパスを拠点として、街を活性化

上田まりえ
上田まりえ

上田 今日はいろいろな所をご案内いただき、ありがとうございました。今日、見せていただいたなかで、とくにオススメな場所はありますか?

小川 13・14階の新図書館は学生のための知識を深める基地となるよう「Knowledge Base」と名付けられたので、積極的に利用してほしいですね。また、ここは通常の紙の書籍に加えて電子資料も積極的に提供し、学生は備付けのパソコンやタブレットで資料を閲覧できるようになっています。

上田 たくさんの本を抱えて移動しなくてすむのは便利ですね。図書館については、個のスペースと複数人で使うスペースがハッキリわかれ、バランス良く配置されているので、いろいろな活用方法がありそうですね。

小川 私たち職員にとっても、学生たちの使い方を見て「そういう使用方法があるんだ!」という発見をしていけるのが楽しみです。

Knowledge Base
コミュニケーションスペース

上田 図書館だけでなく、10号館内にはユニークな仕掛けがたくさんありますよね。例えば、廊下の壁にホワイトボードが設置されていたり、階段にイスが置かれたコミュニケーションスペースが設置されていたり。ほかにも、コンセントが至る所にあるのもいいなと思いました。今日は案内していただきながら、まるで宝探しみたいに楽しめました。

小川 自ら学んでいく「アクティブラーニング」を大事なテーマにしていますので、新しい施設を上手く利用してほしいです。また、せっかく古書店街が近くにありますので、大学の中だけでなく、外から得たものを学内の勉強に活かしたり、逆に大学で学んだことを外に還元するような好循環が生まれてほしいと思っています。

上田 地域に貢献したいということは、学長もよく話されていますよね。

小川 元々、このあたりは武家屋敷が多かったエリアで、空いたお屋敷を使っていろいろな学校ができた歴史があります。それに伴って若者が増え、古書店街もできて街に活気が生まれたのですが、近年はそういった活気が薄れてきていると感じています。そのため、この神田キャンパスに新校舎が誕生したことで若者が集まり、街に再び活気を取り戻したいと考えています。

上田 神田キャンパスが街の活性化の拠点になるといいですね。新校舎には黒門ホールなど、専修大学を象徴するような名前をつけているのも印象的で、大学の長い歴史を感じました。

小川 創立者たちの想いをいつまでも忘れずに、学生たちにも知ってもらいたいという気持ちがあります。実はまだ見ていただいていない所がありまして、エスカレーターの壁面に、専修大学創立当初からの歴史などを写真パネルで紹介しており、上の階に上がっていくときにそれを見て歴史を感じながら移動できるんです。

上田 ちょっとした博物館みたいですね。そういった、大学の歴史を知ると大学への向き合い方や学問への取り組み方が変わりそうですね。

小川 やはり、私立大学には創立者の想いというものが必ずありますので、それを理解したうえで勉学に励んでもらい、社会へ旅立ってほしいです。

小川淳史
理事長室 広報課 小川淳史

上田 この校舎は140周年を記念してできたわけですが、150周年へ向けてこれからの10年、専修大学はどうなっていきますか?

小川 今は神田キャンパスにスポットが当たっていますが、生田キャンパスもデータ分析の知の集積地として今後盛り上げていく予定です。

上田 先日のインタビューで、学長もそのことを話されていましたが、今後は専修大学の知の部分がより鮮明になりそうですね。

小川 受験生の相談会に行くと、よく「専修大学の強みって何ですか?」と聞かれるのですが、今後は神田キャンパスと生田キャンパスそれぞれの強みをよりハッキリ言えるようになったと思います。

上田 確かに私の大学時代は、神田キャンパスについて法学部のあるキャンパスというイメージでした。

小川 今は法学部のほか、商学部、国際コミュニケーション学部がありますから、その3学部間のシナジー効果にすごく期待しています。例えば、法学部の学生が商学部の授業で学び、商学の観点から法律を見るとか、留学から帰ってきた国際コミュニケーション学部の学生が商学部の授業に出て海外と日本のマーケティングを比較するとか、そういった効果も期待しています。

上田 私の時代は法学部の学生と接点が少なかったのですが、そういう交流が生まれるのはいいことですね。専修大学は今後、本当にいろいろな面で変わっていきそうですね。

小川 私も専大OBなので、卒業生の一人としても今後がすごく楽しみです。

上田まりえ上田まりえ(うえだまりえ)
1986年鳥取県境港市生まれ。専修大学文学部を卒業後、2009年に日本テレビにアナウンサーとして入社。2016年1月末、日本テレビを退社し、同年2月にタレントに転身。現在はバラエティ番組から、野球をはじめとしたスポーツ番組など、幅広く活動中。2014年に“とっとりふるさと大使”、2018年には“WE LOVE とよた スペシャルサポーター”に就任。
主なレギュラーに、文化放送「なな→きゅう」(月~木パーソナリティ)、テレビ東京「インテリア日和」(ナレーター)、YouTube「上原浩治の雑談魂」アシスタント