今季も冬のボーナス商戦が到来。家電・デジタル業界でも多くの冬モデルが投入され、消費者の購買意欲を刺激している。特に国内のパソコン出荷台数は2019年度の上半期(4~9月)で既に504.3万台に達しており、これは前年同期比で実に151.4%という高実績だった(※)。こうしたパソコン市場活性化の流れの中で、2020年1月14日にはマイクロソフトのOS「Windows 7」のサポート終了が迫っている。このタイミングでのパソコン買い替えを検討している人も多いだろう。
※2019年11月27日JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)発表のパーソナルコンピュータ国内出荷実績より
こうしたユーザーにとって長く“スタンダード”であったのが「15インチ(前後のサイズ)のノートパソコン」だ。テンキーや光学ドライブといったベーシックな装備を網羅し、書類の作成やメールの送受信、ウェブサイトの閲覧などが中心のユーザーにとってはまさに過不足のないスペックで、オフィスや家庭でメインマシンとして支持を集めてきた。

このいわば“平成の標準機”に対し、“令和の標準機”には何を選ぶのか。Windows 7のサポート終了は、そんな選択を迫るタイミングでもあるのだ。もちろん、引き続き15インチノートパソコンの新モデルを選ぶ道もあるし、いっそタブレット端末に乗り換えてしまう選択肢もある。
それぞれにメリットがあるが、ここでは第三の候補として“15インチのSurface”の存在に注目してみたい。マイクロソフトのノートパソコン「Surface Laptop 3」の15インチサイズが、新たな定番になり得るポテンシャルを掘り下げる。キーワードは、「15インチのサイズ感」×「タブレット端末のような使い勝手」だ。

まずはディスプレイのサイズ感だが、15インチということに加えてポイントなのが「3:2の画面比率」だ。現在主流の「16:9」や「16:10」に比べて縦に長く、一般的な15.6インチと比較しても高さに余裕があり、大きさと見やすさがかなり実感できる。


この画面の高さは、標準装備されているOffice各ソフトの使用やウェブサイトの閲覧などでも優位性を発揮する。たとえばExcelの場合、一度に多くの行を縦に表示でき、作業性や視認性の向上につながる。ウェブサイトも一度に表示される領域が縦に長くなってスクロールの回数が少なく済むなど、上下に長いコンテンツを見るのに有利だ。

ディスプレイ上に複数のウィンドーを開いて作業するにも、15インチは十分な広さと言える。Skypeで通話しながら資料を見る、朝日新聞デジタルを読みながら文書を作成する、などのマルチタスクもストレスなく行える他、画面の高さを生かして縦にウィンドーを並べての複数表示も可能だ。今まで15インチのノートパソコンに親しんできたユーザーにとっては、「これまでやってきたこと」が「これまで以上の大きさと見やすさの中で」できる、といった感覚が得られるだろう。

「タブレット端末のような使い勝手」に関しては、何と言っても軽さと薄さが目を引く。15インチ Surface Laptop 3の本体重量は1.5キロあまりと「標準的な15インチノートパソコンの約7割の重さ(※)」に抑えられており、同サイズの既存機種の感覚からするとかなり軽い印象だ。
※マイクロソフト調べ。国内主要メーカーの標準的な15.6インチノートパソコンとの比較により、約67%~70%の重量とのデータが得られた。


画面を閉じれば15ミリを切る薄さで、厚みのある資料ファイルなどと一緒でも片手で難なく持てる。もう一方の手が空くのでコーヒーを持つことも、エレベーターのボタンを押すことも、携帯電話の着信に応じることもできる。些末(さまつ)なようだが、両手が塞がらないメリットは大きい。ノートパソコンの上に資料を乗せて両手で持ち、さらにその上に飲み物を乗せてこぼさないようにそっと肘(ひじ)でドアを押し開ける……。職場でそんな経験をした人は少なくないはずだ。
こうしたポータブル性能は、15インチのノートパソコンというカテゴリーでは一歩リードの感がある。オフィスや家庭内での移動や出張・旅行での持ち運びでも重さと厚さから解放され、フリーアドレスやリモートワークといった新しい働き方のトレンドにも対応。場所を選ばず使える“大型画面のモバイル機”として、十分なポテンシャルを発揮する。

もう一つ忘れてはならないのが、タッチスクリーンの存在だ。カーソルを介して行っていたさまざまな操作が、スマホのように指先だけで直感的に実行できる。
たとえばWordで文書を作成中にネットで調べ物をする場合、キーボード入力をしていた右手をマウスに移し、カーソル操作でブラウザを立ち上げ、カーソルを検索窓に移してクリックしてから再びキーボードに手を戻してキーワードを入力後、再度マウスを握って「検索」ボタンにカーソルを合わせてクリック……、という操作が一般的だ。
これがタッチ操作では、キーボード入力をしているどちらかの手でブラウザのアイコンを直接タッチして立ち上げ、検索窓をタッチしてキーワードを入力したらそのまま「検索」ボタンをタッチするだけ。手の移し替えと、カーソルを所定の場所に持っていく手間が省ける。

他にも、ExcelやPowerPointなどで一部分だけを拡大するなら、その場所を指先で引き延ばすだけで良いし、ウェブサイトで個人情報を登録する際も、氏名をキーボードで入力してからプルダウンメニューで生年月日や都道府県を選択する操作がタッチで行えて、いちいちカーソルを合わせてクリックやスクロールをする必要がない。細かいことだが、こうした操作を1日に、1年に、何度繰り返すかを考えてみれば、その恩恵は決して小さくない。
15インチ Surface Laptop 3は、「PixelSense ディスプレイ」の高画質性能と「Omnisonic スピーカー」の高音質サウンドを備え、動画、写真、ゲームなどを楽しむエンタメ機としての性格も持ち合わせている。リビングから寝室や書斎へ気軽に持ち運び、オンラインの動画配信サービスを視聴するといった家庭での利用シーンも想定できそうだ。

この他、起動時間を短縮する「インスタント オン」機能と顔認証「Windows Hello」を搭載し、安心のセキュリティーと素早い立ち上がりも実現する15インチ Surface Laptop 3。これまで15インチのノートパソコンを使ってきたユーザーには、慣れ親しんだサイズ感と機能や操作感はそのままに、軽さと薄さ、そして直感的なタッチ操作が加わる安心感とメリットがある。新しいメインマシンの購入を検討する層にとっては、ニーズの受け皿として有力な選択肢になり得る一台。“15インチのSurface”の詳細はマイクロソフトの公式ページで。そして、ぜひ家電量販店などで実機に触れてみてほしい。