オーストラリア最大の人口を誇る、国際都市シドニー。世界的なイベントが数多く開催される中、訪れたい2つのイベントがこれから待っています。南半球最大級のイベント「VIVID SYDNEY(ビビッド・シドニー)」、そして注目度が増している「シドニーマラソン」。イベントで盛り上がった後は、自然豊かな郊外へ足を延ばし、のんびり過ごすのもおすすめ。東京(羽田)から1日2便に増えた直行便で、エキサイティング&リラックスな緩急つけたシドニーを楽しみましょう。
シドニーが輝く南半球最大の光と音楽と食とアイデアの祭典
オーストラリアのニューサウスウェールズ州に位置するシドニー。人口500万人を超える大都市であり、オーストラリアの経済の中心地でもあります。一方で世界遺産のシドニー・オペラ・ハウスやシドニー・ハーバー・ブリッジがアイコンとなっているシドニー湾は世界三大美港にあげられ、水辺の景色が開放的な印象を与えてくれます。
そんなシドニーでは街をあげての世界的なイベントが盛んに行われているのをご存知ですか? なかでもこれからの春から秋にかけて開催される2つのイベントは見逃せません。
まずは、今年で13回目を迎えるビビッド・シドニー。こちらは光と音楽とアイデアと食を4本柱にした、南半球最大級のイベントです。
「VIVID LIGHT」ではシドニー・オペラ・ハウスに映し出す3Dプロジェクションをはじめ、大規模なイルミネーションが夜のシドニーを万華鏡のように彩ります。毎年恒例の無料のライトウォークはサーキュラーキーやセントラルステーションなどを含む約8.5キロにわたり、26カ国のアーティストによる57の光のアトラクションが楽しめます。今年は米国人アーティスト、ジェン・ルーウィンによるフェスティバル史上最大規模の作品もお目見えします。ライトウォークを散策し、視点を変えて、シドニー湾のイルミネーションを海上からクルーズで鑑賞するのも、一案です。
また、街のあちこちで開催されるコンサートやDJなど音楽のウェイブに乗る「VIVID MUSIC」、新しいクリエイティブな発想や意見を交換する「VIVID IDEAS」は、今年も話題を呼びそう。そして2023年には新たなテーマとして「VIVID FOOD」が登場。シドニーのフードシーンを支えるシェフやレストラン、生産者にスポットを当てます。
開催時期は2023年5月26日~6月17日。クリエイターたちの感性がスパークするこのイベント、今のシドニーの街を体感できる23日間になりそうです。
メジャー大会昇格まで秒読み。シドニーマラソンではシドニー・オペラ・ハウスでフィニッシュ!
2000年の夏季シドニーオリンピックを記念して、その翌年の2001年から始まったシドニーマラソン。南半球最大のマラソン大会です。
種目は、フルマラソン、ハーフマラソン、ブリッジ・ラン(10キロ)。他にもファミリー・ファン・ラン(約3.5キロ)があり初心者や家族連れでも参加できます。ちなみにフルマラソンでは車椅子の種目もあります。
コースはシドニーの市街地やシドニー湾、公園などフラットで、街を感じながら走ることができます。コースの一部には2000年シドニーオリンピックの女子マラソンで優勝した高橋尚子さんが走った場所も含まれています。すべてのコースでシドニーのアイコンであるシドニー・ハーバー・ブリッジを駆け抜け、フルマラソン、ハーフマラソン、ブリッジ・ランは世界遺産のシドニー・オペラ・ハウス前にゴールする特別な体験ができます。
こちらの大会、年々人気が高まり、2019年には全種目のエントリー数は40,000名以上。そのうち、日本からは700名近いエントリーがあり、これは海外からの参加者としては最多。今年はさらなる参加が期待できそうです。
そして朗報! シドニーマラソンが世界的なアボット・ワールド・マラソン・メジャーズ(AbbottWMM)の候補レースに選出されました! 今後3年間で要件を満たせば、東京やボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークといったメジャーな国際大会の一員になります。そうなれば、南半球で最初の快挙です。
開催期間は2023年9月17日(日)。これから人気上昇間違いなしのシドニーマラソン。いち早く大会に参加して、話題を先取りしたいところです。
https://www.sydneymarathon.jp/
シドニーから車で1時間半~3時間圏内、大きな自然に癒される
一大イベントの興奮をクールダウンさせるのに、スケールの大きな自然に抱かれて、ゆったりとした時間を過ごすのはいかがでしょう。シドニーは街から一歩足を延ばしただけで、大きな自然が両手を広げて待っています。しかも山に海に、そのスケールは大陸級。一度の旅で2つの大きな目的が叶えられるのがシドニーです。
たとえば、シドニーから西へ車で約1時間半のブルー・マウンテンズ。面積1万平方キロメートルにおよぶエリアが世界自然遺産に登録されています。別名「オーストラリアのグランドキャニオン」と呼ばれ、深い原生林や緑の渓谷、古代先住民が描いた壁画が残る絶壁など雄大な自然がちりばめられています。地名の理由は、コアラが大好きなユーカリの森。気温が上昇してユーカリの葉から蒸発した油分が周囲の山々を青く見せるのです。
3つの奇岩がそそり立つ「スリーシスターズ」や古代先住民のアートは、ここに来たら訪れたいスポット。多数のウォーキングトレイルでブッシュウォークができ、マウンテンバイクや乗馬、夜に洞窟でひそかに光る土ボタルの見学など、アクティブに過ごせます。
海辺のリゾート地で癒されるなら、シドニーから北へ車で約3時間のポート・スティーブンスへ。ネルソン・ベイを中心に26の美しい白砂ビーチが点在しています。ダイビングやサーフィンなど多彩なマリンスポーツが楽しめますが、一番人気は通年開催されている野生のイルカとのスイムやウォッチングツアー。遊び好きなイルカたちとの遭遇率は平均90%とか! また、5~11月には南極から繁殖・子育てのために訪れるクジラのウォッチングツアーが開催されます。
また、ポート・スティーブンスではずせないのが、近隣のストックトン砂丘での砂滑り。全長約32キロ、高いところでは50メートルを超す地点から、専用のボードを使ってスーッと滑走。アドレナリン全開な疾走感です。
イルカやクジラと会えるもうひとつのおすすめのビーチリゾートは、シドニーから南へ車で約3時間走ったジャービス・ベイ。ハイムス・ビーチを中心に大小20ほどのビーチが点在しています。「オーストラリアで最も白い砂浜」との呼び声が高く、その評判も納得の美しさです。
ジャービス・ベイでイルカやアザラシ、フェアリーペンギン、クジラ(5~11月)に遭遇し、先住民(アボリジナルピープル)の所有地のブーデリー国立公園でトレッキングに汗を流し、ワクワクが詰まったエリアです。
行きやすくなった!
ANA東京(羽田)―シドニー路線が1日2便に増便
ANAの東京(羽田)―シドニー路線が1日1便から1日2便に増便!(※2023年3月26日運航便から) 朝もしくは夜のフライトから選べます。たとえば仕事を終えた夜に羽田を出発し、シドニーには翌朝の到着。あるいは朝に羽田を出発し、夜にシドニー着。所要時間は約9時間30分。スケジュールを重視するか、カラダの負担の少ない方か、チョイスできるのがうれしいところ。復路のシドニー-東京(羽田)路線も、現地を昼または夜出発の1日に2便になります。
楽しみなイベントが続くシドニー、今年訪れてみてはいかがでしょう?