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2024年度 かんきょう新聞

出張授業

地球のカイテキを支える技術を
学ぼう

三機工業株式会社
授業の内容
  • ・社会インフラのカイテキって何だろう
  • ・空気のカイテキって何だろう
  • ・水のカイテキって何だろう
  • ・電気のカイテキって何だろう
  • ・省エネルギーと創エネルギー
講 師
小林雅明先生
R&Dセンター
建築設備開発部
建築DX開発課
小林雅明先生
刀根康一郎先生
R&Dセンター
環境システム開発部
環境ソリューション開発課
刀根康一郎先生
出張授業:三機工業株式会社の様子1
放熱して温かくなったエコカイロを手に驚く子どもたち

空調や汚水処理設備で学ぶ 
インフラを支える仕事

「突然、水道が止まったり、電気が止まったりしたら、みんな困るよね?」

先生の問いかけにはっとした表情を見せる子どもたち。三機工業の授業は、同社の技術が支える水道、電気、空調などの生活インフラの大切さを再確認するところからスタートした。

最初のテーマは「水のカイテキ」。まずは先生が、「歯磨きの際に30秒間、水道水を出しっぱなしにしたら、どのくらいの水が無駄になるでしょう?」とクイズを出題。「約6リットル」という解答に、子どもたちから驚きの声が上がった。そこから同社が手がける汚水処理の仕組みを写真とイラスト付きのスライドで解説。汚水の浄化システムに微生物が使われていることなどが詳しく説明された。

続いて、テーマは「電気のカイテキ」へ。例えば、1部屋の照明を1日中つけっぱなしにすると、1年の電気代はなんと約1万円も上がってしまうのだそう。環境のためにも家計のためにも、日々の節電が大切であることを再認識した。

「空気のカイテキ」のパートでは、少ないエネルギーで体育館などの大空間の空調設備を効率化する三機工業の技術「ペリループ」の仕組みが紹介された。その後、子どもたちは教室の間取り図に空気の流れを記入するワークシートに挑戦。ドアや窓の開け閉めによって、空気の流れ方がまったく変わることを学んだ。身近な空気循環や冷暖房効率について考える貴重な機会になったようだ。

手で触れて体験する 
蓄熱材の「エコ技術」

続いて、授業は体験コーナーへ。テーマは「エコカイロで蓄熱を体験してみよう」。まず、子どもたちにビニールに包まれた液状パッケージが配られる。その中の金属片を刺激すると液体がみるみる温かくなっていく。「あったかい!」「なんで?」と大騒ぎの子どもたち。これは小型の蓄熱材で、熱が冷めても再び蓄熱ができるため、繰り返し使えるエコカイロというものだ。

この蓄熱材の仕組みを応用したのが、同社の「トランスヒートコンテナ」と呼ばれる技術。これは工場などの廃熱を蓄熱し、車両で運んで、温水プールや病院の熱源として再利用するものだ。子どもたちは手に触れるエコカイロの温かさを通して、蓄熱による省エネ技術を体験で学ぶことができた。

水、電気、空気のカイテキは当たり前でなく、さまざまな技術によって成り立っていることを知った子どもたち。地球のカイテキを実現する三機工業の取り組みから多くの発見を得たはずだ。

エコカイロの仕組みに関する質問が多く寄せられた
教室の空気の流れに関するワークシートに挑戦
先生から直接アドバイスをもらう場面も
質疑応答の時間に積極的に手を挙げる子どもたち

出張授業を終えて

富山市立五福小学校 (富山県/2024年11月14日)
富山市立五福小学校の出張授業
柳樂礼佳教諭
柳樂礼佳教諭

 当校はユネスコスクール加盟校として、環境保護をテーマにした幅広い取り組みを行っています。今回の地球教室では、身近な浄水や省エネの仕組みを詳しく知ることができました。授業を受けた4年生は、学んだ内容をスライドにまとめて、3年生に向けて発表する予定です。

小樽市立稲穂小学校 (北海道/2024年12月5日)
小樽市立稲穂小学校の出張授業
山戸比奈古教諭
山戸比奈古教諭

 環境を守る仕事に取り組む社会人の話を直接聞き、視野を広げる貴重な機会になりました。世界はみんなの手で変えていくもの。一人ひとりが身のまわりの生活に関心を持つことが重要だと再確認できました。感想文を書いて、三機工業の皆さんに送りたいと思っています。

かんきょう1日学校

講 師
小林雅明先生
小林雅明先生
R&Dセンター 建築設備開発部
建築DX開発課
刀根康一郎先生
刀根康一郎先生
R&Dセンター
環境システム開発部
環境ソリューション 開発課
かんきょう1日学校:三機工業株式会社の様子1
建築設備事業、機械システム事業、環境システム事業など、幅広い事業を展開し、社会のインフラや日常の様々な“カイテキ”を支えている三機工業。ロボット技術を利用した建設関連の開発をしている小林先生と、水をきれいにするための研究開発をしている刀根先生が、「水」「空気」「電気」のカイテキについて授業を行いました。

私たちがきれいな水を使ったり、トイレの水を流せたりできるのは、浄水場や下水処理場があるから。三機工業は水をきれいにする技術で水のカイテキを支えています。また、ビル内の雨水ろ過装置も開発し、雨水をトイレで利用できるようにしました。

次に空気のカイテキです。室内の空気の循環を調査して、みんなが心地よく過ごせるように温度や湿度などを制御しています。スーパーコンピューター「富岳」の空調設備も作ったそうです。

電気をいつでも安全にカイテキに使えるようにするための装置にも、三機工業の技術が使われています。またオフィス内で使わないエリアの空調や照明のオン・オフを遠隔操作できる技術で、余分な電力の削減に貢献しています。

限られた資源を大切にし、地球温暖化を防止し“地球にカイテキ”を使命として取り組んでいる三機工業。「資源を無駄づかいしないなど、皆さんにもカイテキにできることがあると思います」と先生は語りかけました。
上のイラストは、三機工業の各事業(空調・給排水・電気設備・情報通信・搬送)をそれぞれキャラクター化し合体させたもの。私たちの暮らしをカイテキにし、なおかつ省エネや創エネなど地球にやさしい取り組みを行っている。
  • かんきょう1日学校:三機工業株式会社の様子2
  • かんきょう1日学校:三機工業株式会社の様子3
  • かんきょう1日学校:三機工業株式会社の様子4

豊かな地球環境と子どもたちの
未来を守るために

田村鎮宏さん
好奇心と探究心を育てる
三機工業株式会社 コーポレート本部 経営企画副室長兼広報・IR部長

田村鎮宏さん

三機工業グループはビルの空調・衛生・電気設備や、都市の上下水処理施設など、様々な社会インフラを通じて、世の中を「カイテキ」にしていく仕事をしています。また、カーボンニュートラルなど様々な社会課題に対し、エンジニアリング企業として答えを出し、サステナブルな世界の実現に貢献する企業でありつづけることを目指しています。

かんきょう1日学校をきっかけに、暮らしの中の身近にある「カイテキ」を見つけ、それを持続可能にするためには何が必要か、小さなことでも良いので、気づきが得られることを期待しています。

子どもたちの知的好奇心と探究心を育てることが、我々、大人たちの役目であり、企業としての責任でもあります。三機工業は「地球教室」への協賛を通じて、地球の未来を担う次世代の育成に貢献してまいります。(談)

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