UR都市機構は、「住宅の管理」「まちづくり」「震災復興」の仕事をしています。住宅の管理では、全国で約1400ある団地の大家さんでもあります。
「今日は、環境問題について授業をしたいと思います」と話した中村先生。地球では、森林破壊やオゾン層の破壊、海洋プラスチックなど、たくさんの問題が起こっています。
「皆さん、3Rは聞いたことがありますか」と先生は子どもたちに問いかけます。資源として再利用する「リサイクル」、一度使ったものを、繰り返し使う「リユース」、できるだけごみが出ないようにする「リデュース」です。一例として、大阪・関西万博では、終わった後の建物や道具をリユースする取り組みが行われていることを紹介しました。
続いて遠藤先生がリサイクルについて紹介しました。UR都市機構では、団地を取り壊した際に出た廃材などをなるべく再利用できるように心がけています。外壁のコンクリートは細かく砕くことで、道路の土台に利用できます。ガラスも丁寧に取り外せば、ガラスの原料に戻ります。団地に植えた木は、元の場所にできる限り残し、難しい場合は移植します。それもできない時には、ベンチなどの材料にしています。こうしてUR都市機構では、団地で取り壊した廃材を、98.7%※1リサイクルしています。
「リサイクルするためには、分別がとても大切です。学校や家でリサイクルできるかどうか、捨てるものがリサイクルしたら何になるのか考えてみてください」と話しました。
※1:UR都市機構【まち・住まいと環境】2025年版環境報告書から
団地の部屋の畳や電球などもリサイクルされる。床材の一部は、UR都市機構のオリジナル・ストラップになることもある。こうして素材ごとに分別し、細かく砕くなど、再利用しやすい状態にすることで、98.7%のリサイクル率を達成している。