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2024年06月17日

広告特集 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

PR:公文教育研究会

宇宙飛行士・野口聡一さんが白山乃愛さんに明かす
「夢をかなえる学習法」と「基礎学力の養い方」

3度の宇宙飛行を経験し、通算の宇宙滞在日数は344日と日本人歴代3位。「2つの船外活動における最も長いインターバル」「3つの異なる着陸方法で宇宙から帰還した最初の宇宙飛行士」の2つのギネス世界記録™も持つ宇宙飛行士の野口聡一さん。2022年に57歳でJAXAを退職した後は、立命館大学の学長特別補佐に就任するなど、幅広い教育活動や発信活動を行っています。

宇宙飛行士になるという夢をかなえ、3度目の宇宙飛行では「挑戦をやめない生き物を、人類と呼ぶ。」というキャッチフレーズを掲げて、さまざまな国の宇宙飛行士たちとともにミッションを遂行しました。

そんな野口さんの「挑戦」を支えたのが、幼い頃から育んだ「基礎学力」だといいます。野口さんが明かす、夢をかなえる基礎学力の本質と、その学習法とは──。公文式を学ぶ、俳優の白山乃愛さんの質問に答えます。

野口聡一(のぐち・そういち)

神奈川県出身。民間企業の社員から1996年、NASDA(現JAXA)の宇宙飛行士候補者に選抜され、NASDAに入社。2005年スペースシャトル「ディスカバリー号」で初めての宇宙飛行。国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、3度の船外活動をリーダーとして行う。2009年、ソユーズ宇宙船に船長補佐として搭乗。2020年、日本人初、アメリカの民間企業スペースX社の宇宙船に搭乗、約5カ月半ISSに滞在し、2021年地球へ帰還。2022年にJAXAを退職。現在は立命館大学の学長特別補佐や東京大学の特任教授もつとめる。

白山乃愛(しろやま・のあ)

2012年生まれ、埼玉県出身。2022年、第9回「東宝シンデレラ」オーディションにおいて、史上最年少の10歳でグランプリを受賞した。2023年、「Dr.チョコレート」(日本テレビ)で俳優デビュー。天才外科医役で注目を浴びる。そのほか、「ゆりあ先生の赤い糸」(23/テレビ朝日)「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(24/フジテレビ)に出演。KUMONのCMキャラクターとしても活躍中。

一生自分を
アップデートし続ける基礎となる、
「正しく」学ぶ力

野口さんが考える
「基礎学力」ってどんな力ですか?

基礎学力とは、子どもたちが大きくなるために知っておかないといけないことや、身につけておかないといけない学力を指すと思います。学びとは、新しい知識を身につけるとはどういうことなのかを知ること、また、学びを続け、新しい知識を得るための習慣づけをすること。それが基礎学習の本質だと考えています。

いま、ものすごく変化が激しい時代に突入しています。ちょっと前に常識だったことが急に非常識になったり、思いもよらない技術が登場したり、これまでにない出来事が起きたり。大人も日々新しいことを身につけて、自分自身をアップデートして、必要なリスキリング(学び直し)をしていかないと、社会人としてやっていけなくなってしまう時代になりました。

人間は一生学び続けるもの。長い人生を豊かに過ごしていくためにも、子どものうちから正しい学びの習慣と、基礎学力を身につけておきたいものです。私の周囲でも、大人になって子育てが終わり、また大学に入り直して学び直している知人もいます。

3人の娘をもつ父親としては、娘たちが成人して社会に出て、やりたいことを実現する過程を見ていると、将来「やりたい」と思えることは、子どものうちだけで決まるわけじゃないことがわかります。大人になって社会を知り、そこからやりたいことをやるために、なりたい自分になるために、また勉強し直していくものです。

子どものうちはあまり気がつかないのですが、学びによって何か新しいことを知るというのは、純粋に喜びの経験です。私自身も学ぶ喜びを感じた経験がいっぱいあります。

アメリカに住んでいた頃、娘たちが小学校に入って覚えたことがあります。日本だと「継続は力なり」とよく言われますが、アメリカでも反復学習が大事だということわざがあります。英語で「Practice Makes Perfect.」と言います。

ある時先生が、そうではなくて、本当は「Perfect Practice Makes Perfect.」であると話してくれました。いい加減な反復学習をしていても、正しい学びにはならない。パーフェクト・プラクティス、つまり正しい方法で学びを繰り返すことこそが、正しく身につく近道だと教えてくれたのです。

1日10時間、あまり良くない方法でがむしゃらに勉強するよりも、適切な方法で3時間で学ぶ方が身につく。幼いうちから、正しい学び方を身につけることが大事なんですね。

好奇心の赴くままに
学びを進める「ツール」として

野口さんはどうやって
「基礎学力」を身につけたのですか?

学びの第一歩は「興味を持つこと」。子どもの頃から、自分が興味を持ったことに関してはもっと深く知りたいし、上手になりたいと思うようになっていきました。

社会科見学や林間学校、修学旅行など、教室の外に出て活動することがきっかけで、子どもたちはいろんなことに興味を持つようになりますよね。

私の場合は飛行機やロケットなど、遠くに行ける大きな乗り物が大好きでした。またボーイスカウトの経験から、自然に興味を持つようになりました。野山のハイキングで、山の天気って不思議だな、と気象について調べたり、田舎でのキャンプ体験で、満天の星に感激したり……。

好奇心が刺激されると、どんどん掘り下げて学びを深めたくなるものです。色々と学んでいく大前提として、本を読むためにはひらがな、カタカナ、漢字が読めないといけません。宇宙や自然の仕組みを理解していくには、数字や算数がわかるようになっておきたい。

好奇心の赴くままに学びを進めていくには、「ツール」としての基礎学力が大事。毎日の読み書きや計算など、正しい反復学習によって地道に身につけていくものです。

私自身、基礎学力がなぜ大事かを子どもの頃にちゃんと理解できていたわけではありません。実際には先生や大人たちの言う通りやっていた部分もあったと思います。

「世界に近づきたい」
英語のラジオを聴きあさって学んだ

野口さんは子どもの頃から、
どうやって英語を身につけたのですか?

公文式教材と専用リスニング機器「E-Pencil」

宇宙飛行士の選抜は日本で選ばれましたが、地球上での仕事はほとんどアメリカで行うので、生活も学びも全て英語でした。それまで、言葉として英語「を」学んでいたところから英語「で」学ぶという段階になり、基礎学習としての英語力の重要性を改めて実感しました。

学び方にはそれぞれ目的と成果があります。言葉としての本来の目的は、新しいことを知りたい、もしくは伝えたい、あるいは他の人とコミュニケーションをしたいという思いをかなえるものです。そういう意味では、いまの受験勉強につながる英語学習では、言葉としての英語を読み書きできるよう、しっかり単語や文法が学べるカリキュラムになっています。

私が子どもだった当時は「読む」「書く」のみで、リスニングはありませんでした。まだインターネットも機械翻訳もなかった時代。日本語に翻訳されていない海外のことについては、オリジナルの情報を探してくるしかありません。宇宙のことや自然のこと、まだ知らない海外のことを、好奇心のままに英語の雑誌を読んだり、当時雑音が多かった英語のラジオを一生懸命聴いたり、新しいことを知っていくのがとても楽しかったことを思い出します。

いまでも、例えば韓国のK-POPを好きになって韓国語を学ぶ方も多いでしょう。私の場合は、ツールとしての「英語を学ぶ」ことで、使いたい、もっと知りたいという思いに駆られて「英語で学ぶ」に進化していく。「英語を通じて世界に近づきたい」という思いがありました。

英語の基礎学習においては、まずは書かれたことを正確に理解することが大事なので、まずは読む。読んだものを再度英語で表現して書く。いまは、話す力もとても重要ですよね。ギターのフレーズを繰り返し練習するように、読んでみて、書いてみる。聞いてみて、話してみる。その反復学習が大事だと思います。

いまの子どもたちの教材は充実していますよね。公文式の英語教材を見てみると、英単語に接するレベルから始まって、普段の生活で使われる英語の文章を学んでいき、反復学習をしながら自然にレベルアップできそうですね。文章も、「This is a pen.」のような普段使わない文ではなく、生活感が感じられて、子どもがつい読みたくなる内容になっていますね。

紙のプリントと、課題文を音声で読み上げてくれるリスニング機器「E-Pencil」(イーペンシル)を使って、「読む・書く・聞く・話す」環境がすごくリンクしている。正直、当時の自分の学習環境を振り返ると、うらやましいですね(笑)。

言葉を学ぶことは相手への「敬意」
多様性の時代で大切なこと

宇宙ではさまざまな国の人と、
どうやりとりをしていたのですか?

宇宙ステーションではいろんな国の人が集まってきます。基本的にはみんな英語は話せますが、場合に応じてロシア語を使う場合もあります。フランスの人には、つたなくてもフランス語を少ししゃべると、打ち解けたりします。

結局、言葉を学ぶというのは、相手の育ってきた国やその文化、食べ物など、その人のバックグラウンドへの敬意を表すということだと思います。逆の立場になっても同じです。外国の方が日本語を使おうとしてくれるのはうれしいですよね。

宇宙という極限の環境で、多様な国の人たちとミッションを遂行する際、ツールとして言葉を正しく使い、早く正確に状況を伝えないと命取りになります。だからこそ、普段からのコミュニケーションが大切なのです。

コミュニケーションの第一歩は、相手に「開いている」ということ。相手を言い負かすとか、交渉を有利に運ぶということではなく、相手の考えをしっかり理解し、自分の伝えたいことを正しく伝えて理解してもらう。そのキャッチボールが一番大事です。

これからは様々な国の人が入り交じり、さらに多様性が加速していきます。それは「無国籍」になっていくのではなく、あくまで「多国籍」なのです。一人ひとりの人のアイデンティティーは薄くなるわけではなく、変わらず大切にしなければならないこと。そういう意味でも、言語を学ぶことがいかに大事なことかわかりますよね。

海外のことを学ぶにはまずは英語ですが、実際のところ、世界を知るには英語だけでは済まなくて、英語を学ぶことで、ロシア語や中国語など第2、第3外国語も学びやすくなります。国語は、私たちが日本で正しくコミュニケーションをするためのベースとなる母国語です。そう考えると算数も、自然現象やビジネスを理解するための言語とも捉えられます。

基礎学力とは、あらゆる学びの場面で基礎的に使えるツール、「言語力」とも言えるかもしれませんね。

一生の財産として
「学び方」を身につけよう

たくさん学んで夢をかなえるための
アドバイスをお願いします!

改めて伝えたいのは、人生はずっと学びの連続だということです。2022年にJAXAを退職して、現在は国際社会経済研究所、東京大学、立命館大学に籍を置いています。これからの時代に合わせて自分を変えて、やりたいことをかなえていくために、私自身も学び直しをしています。

子どもたちへのアドバイスは、いろんなことへの好奇心を持って、興味を持ったことを掘り下げてみてください、ということ。「もっと知っている人と話したい」とか、「上手になりたい」とか、そういったきっかけこそが学びです。その学び方を教えてくれるのが基礎学習であり、子どもの頃に基礎学力をつけることは一生の財産になります。

昔に比べると、いまはいろんな学びのオプションがあって、学べる科目や領域も広がってきています。親御さんへもアドバイスをするならば、そういったオプションを使って、楽しく反復しながら子どもに基礎学力をつけさせ、可能性を広げてあげてください、ということです。子どもに合った正しい方法を選び、選んだ以上はしっかり継続させていく。その両方が大事ですね。