デザイン思考×ビジネス案 フードロス問題の解決目指す 経営学部・青木章通ゼミワークショップ

経営学部・青木章通ゼミの学生たちが、フードロス削減につながるビジネスアイデアを考えるワークショップに取り組んだ。このワークショップは、社会貢献型ショッピングサイトを運営する㈱クラダシと、デザイン思考で企業の問題解決を支援する㈱グッドパッチの協力を得て、7月9日に生田キャンパスで行われた。

初めに両社の担当者によるレクチャーがあり、学生たちはデザイン思考の基本的な考え方やフードロス問題の概略などを学んだ。その後、グループごとに、クラダシ社のビジネスモデルや資産を活用してフードロス問題を解決するアイデアを考えた。

3年次ゼミ長の飯野勇大朗さんのグループは、流通過程で発生するロスに着目。消費期限が迫った商品の情報をLINE経由で消費者に提供し、購買促進につなげるアイデアを提案した。飯野さんは「フードロス問題を解決するためには消費者の意識が重要。今後はより強く当事者意識を持ちたい」と話した。

ほかのグループからは、食材を有効活用するノウハウをSNSやアプリを通じて紹介するアイデアや、ビュッフェ店で発生するロスを減らすアイデアが出された。4年次ゼミ長の我妻拓郎さんは「社会課題の解決策をビジネスの視点から探る今回の授業は新鮮であり、自分の考えを一段深めることができた」と感想を述べた。

青木教授は「専大生であれば持つべき社会課題に対する解決意欲を、楽しみながら高めるワークショップになった。日ごろ学んでいる経営学の知識を知識のままで終わらせず、実社会で使える形に昇華させてほしい」と総括した。

(2021年11月掲載)