
文・板坂ゼミ生
文学部日本文学文化学科は、アジア、ヨーロッパ、アメリカの大学とネット会議システムで結び、日本文学・文化研究に取り組む海外の教員による遠隔授業、海外の大学生との共同授業を行っている。
このネット授業は、海外の人たちが日本の文学・文化をどうとらえているかを知る絶好の機会になっている。
12月13日は、板坂則子ゼミ生30人とドイツのフランクフルト大学で日本学を学ぶ学生40人(指導=ギドー・ボルデリンク准教授)が、8時間の時差を越え、ドイツと生田キャンパスを結んで共同授業を行った。テーマは「不思議…奇談」。

日本時間午後4時15分は、フランクフルトでは午前8時15分。「おはようございます」「グーテンモルゲン」で始まった授業は、日本側・板坂教授、ドイツ側・ボルデリンク准教授が進行役となった。
あらかじめ作ったコンテンツ(板坂ゼミ側が『ピノキオ』と『春雨物語』より「二世の縁」。フランクフルト大側は「ファイナルファンタジー」と『百物語』)をテーマにし、交互に発表。活発な質疑応答が行われ、1時間30分の授業を無事に終了した。
共同授業を終えた3年次生に話を聞いた。「フランクフルト大の学生は日本語を学んで1、2年なのに、積極的に話してくれた。感激です」▽「できるだけ分かりやすいコンテンツを作った」▽「ドイツの学生たちは、日本語が本当に上手です。こちらもいい刺激を受けています」▽「和気あいあいで進んだ。こういった授業は楽しくやらないと続かない。いい雰囲気だった」。
――など、刺激的で、充実した授業の様子が伝わってきた。
(2014年1月掲載)