われら専修人 vol.34 【グローバルYouTuber】 ニシコリ 専大で出会った奇跡

専修大学卒業生のグローバルYouTuberグループ「ニシコリ」。チャンネル登録者数は74万人を超え、ユニークな企画と言葉を自在に操るメンバーが人気を集めている。

メンバーは、リーダーで「英検3級」の英語を駆使するユーダイドさん(令6経済)、青森出身で津軽弁のケイタさん(令4経済)、イギリス出身のマークさん(令6経済)、ブラジル出身でポルトガル語、英語を操るジュンジさん(令6経済)、裏方のケースケさん(令4経済)。

今回は母校・生田キャンパスで大学時代の思い出や、YouTubeにかける思い、専大生へのメッセージを語ってもらった。

絶望も一周回って面白い


(左から)ケイタ、マーク、ジュンジ、ユーダイド

――自己紹介をお願いします。
ユーダイド 4人組でグローバルYouTuberとして活動しているニシコリと申します。各々キャラがあり、僕が「英検3級」。マークが「イギリス人」で、ジュンジが「ブラジル人」。ケイタが「青森県民」。大学1年次からの“イツメン“です。3年次の時にコロナ禍にぶつかりまして。その時に僕から「YouTubeやらないか」と話し、4年次に上がる時期に休学を決意して、活動を始めました。

――出会いは1年次の「専修大学入門ゼミナール」だとか。
ユーダイド 僕とジュンジとケイタが同じ入門ゼミ、マークと裏方のケースケが一緒の入門ゼミでした。
ケイタ ジュンジと僕が入学式に一緒に行って。
ユーダイド 入門ゼミってものがあるから、そこでちゃんと友達ができて、YouTuberになった。専修大学に仕組まれた運命ですね(笑)。

――活動のきっかけがコロナだったとのお話でしたが。
ユーダイド ここまで世界が変わるのかという恐怖もありましたけど、何かこう、ワクワクみたいなのもあったりして。そのころ、長期インターンや就職活動をやってた自分を俯瞰して見た時に、これぐらいのことで世界が変わるんだったら、本当に好きなことに挑戦した方がいいって思うようになって。え、ワクワクしてなかった?あの時期。
ジュンジ いや、絶望しすぎて一周回って、面白い。予定していたことが全部崩れたから。
マーク でも、その時に初めてのものがたくさんあったんですよ。リモートとか。その延長でYouTubeがあったので、そこから膨らんでいく面白さはありましたね。
ジュンジ それぞれ目指していたキャリアがあって、僕は外交官の試験を受けるための準備をしていた時期です。
マーク 一般企業を3社ほど面接していた状況の中で突如決まったYouTube活動。かなり難しい決断でしたね。ただ、すぐ決めました。友達と一緒っていう、感覚的なところが働いたんでしょうかね。
ケイタ 僕も就活してたんですけど、なんかいまいち振り切れなくて、YouTubeでやっていくという覚悟はそこまで決まってなかったんですけど。なんとなくYouTubeの方がやりたかった。

――今の方向性が決まったのは。
ユーダイド 2021年の2月ですね。その前の夏からTikTokを始めていました。ケイタが津軽弁を、ジュンジがポルトガル語を話せるよね、といった自己分析をしていて。ふと、この言葉同士で喋ったら面白そうじゃない? っていうので、15秒ぐらいの縦型動画を撮って上げてみたら、それが初めて僕らの中ではバズと呼ばれる状況になりました。「キタこれだ!」ってなって。そこから僕たちのこの言語の特性を生かした企画動画の作成を始めました。

4年間は視点を広げる時間

――発信するうえで心がけていることは何ですか。
ユーダイド ネガティブな発信をしないようにしています。中身についても、僕らにしかできないコンテンツ、いわゆる差別化っていうものを特に心がけてやっています。編集やメンバーの個性、言葉、そういうところは強みというか。僕らだけしかできないのかなって思っていますね。
ケイタ そうですね。一瞬の面白さよりは、先まで見据えた関係性を大事にしてます。
ジュンジ ニシコリのような、大学で出会って、という関係性のインフルエンサーは比較的少ないんですよ。僕としては、大学で出会ったからこそのメリットを感じています。親しき仲にも礼儀あり、といったことはニシコリはできてるなって思うんです。気遣いが友情に反映できてると思います。
マーク 大学時代って、もちろん知識を得るための4年間でもあるんですけど、視点を増やす時間でもある。それを終えた状態でのYouTubeなので、コンプライアンスとか、線引きっていうのは心がけています。

2年の授業楽しいよね!

――大学時代の思い出は。
ジュンジ 濃い印象で言ったらやっぱりケイタの家。自分の家よりケイタの家に行ってました。
ユーダイド ケイタの家は大学に近くて、だから授業終わりに吸い込まれるようにケイタん家行って、1回寝て、1回向ケ遊園駅前にラーメン食べに行って、で、お腹いっぱいになったし、1回ケイタん家戻るか(笑)。
ケイタ 全然帰らないんですよ。
マーク 実家暮らしの僕も、めちゃくちゃ通ってました。みんな行くんだったら、じゃあ僕も。
ケイタ 泊まられすぎて、もう今日は1人にさせてくれって。
一同 
マーク ケイタの家の思い出は、たくさん話せる。1時間でも2時間でも。
ユーダイド  でも授業楽しかったよね。2年の授業楽しかったですね。
ジュンジ 本当に楽しかったんですよ。
ケイタ 授業も面白いし、それを受けている自分にも自信が持てるんですよ。
ジュンジ 「そんなことより2年の授業楽しいよね」っていうのが当時の流行語。国際経済論とか必修系の科目になると、みんな集まるじゃないですか。それも楽しくて。でっかい10301教室で、授業も楽しいしみんなの顔も見れるし。
ユーダイド あと、ゼミが始まって、より専門的になったりして。
ジュンジ 2年次は本当に青春でしたね。だから3年次、めっちゃ楽しみにしていたところで、パンデミックが来て大学行けないっていう。絶望だったけど、だから一周回って面白いなって。
マーク うん、そう。ネガティブな状況を面白いことに変える。それは昔からやっていて、今でも変わらずやっていることですね。

クリエイターとしての覚悟

――動画の話に戻ります。企画や撮影はどのように決めているのですか。
ユーダイド システムとして決めていますね。企画を考える人がいて、それをブラッシュアップするフェーズ、全員に共有するフェーズがあって、編集まで全部フローにしています。
ジュンジ これをできてるのも、大学で出会ったからなんですよね。
ケイタ システムでできるように、ユーダイが頑張って勉強してくれたと思います。
ユーダイド 卒論もそんな内容を書きました。
マーク ノリだけでやっていたら僕は脱退していたと思います。

――2025年は専修大学での動画撮影も多数行いました。
ユーダイド 3月に「全員で母校の大学を再受験してみた」という動画を上げたんです。そこで初めて専大卒だと明かしました。クリエイターとして生きていくんだっていう覚悟を持った動画だったんです。反響も大きく、これをきっかけに大学とつながることができました。ひとえに僕たちがこの大学で出会えたこと。そして、全員が卒業して、今こうやって一緒にいろんなことができていること、専修大学を愛しているという気持ち、そういったことがあったからこそだと思っています。大学で撮影させてもらった動画には、在学生や受験生からも良いコメントが多く寄せられていて、励みになっています。

――2026年の目標は。
ユーダイド 3月31日までにチャンネル登録者数100万人という目標をチームで掲げています。

――それに向けて改めてPRを。
ユーダイド Yeah !Of course right now! YouTubeのほかにラジオの配信もやっています。グッズも展開していて。僕らのクリエイティブな部分を生かした、面白いグッズで、視聴者の皆さんの人生を豊かにしてほしいと思います。イベントもあるので、チェックしてください。
マーク メインチャンネルで「ニシコリ全史」っていう動画が11月末に上がっているので、詳しく知りたい方はぜひそちらの動画をご覧いただければ。

大学生活、めちゃくちゃ楽しんで

――専大生にメッセージをお願いします。
ジュンジ 専大のキャンパスライフは本当に充実していました。授業も遊びも友達も、楽しみ方がほんとにたくさんありました。ぜひ、いろんなことに挑戦してみてください。
ケイタ あんまり気負わず大学生の「今」を楽しんでほしいです。卒業してから振り返ると、大学生活って本当に輝いて見えるんですよ。僕らはコロナ禍で制限が多かったので、もっと楽しみたかったという思いがあります。だからこそ、めちゃくちゃ楽しんでほしいです。
ユーダイド その楽しむチャンスが、専修大学にはたくさんある。のびのびとキャンパスライフを送れて、自分を表現できる場所がたくさんある。授業、サークル、先生、教室、食堂、そして友達。そういう中で自分の可能性を追求し、成長につなげられるような大学だと思うので、たくさん挑戦してほしいですね。
マーク 卒業してから思うのは、「胸を張ってほしい」。もうその一言ですね。うん。別にここに書いてるからってわけじゃないですよ(メンバーが入学した2018年のニュース専修4月号の日髙義博理事長=当時=の祝辞を見ながら)。元々言おうと思っていたものが奇跡的にここに書いてあった(笑)。専大生として胸を張ってほしいです。はい。

――では、いつも通りに締めていただいてもよろしいですか。
ユーダイド OK Today‘s interview is very good idea.うん、good goodでしょ。Thank you so much.
一同 Nice to meet you guys.

ニュース専修1月号(第655号)より転載

【ニシコリ】YouTubeチャンネル