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企画・制作 朝日新聞社メディア事業本部

日本医師会シンポジウム採録 社会保障のアップデート 〜豊かな未来をデザインする〜

「社会保障」は、私たちの安心・安全な暮らしを支えるセーフティネットです。日本が世界に誇る仕組みだといえます。日本医師会のシンポジウムで、多彩な分野で活躍する登壇者が社会保障の未来について語り合いました。
※本シンポジウムは、2025年11月11日、日本医師会館(東京・駒込)にて実施しました。
※講演・トークセッションの発言は、一部を再構成しています。

シンポジウム動画(全編)

ご挨拶

日本医師会会長 松本吉郎

日本医師会は、国民の生命と健康を守るという使命の下、日々活動しています。日本医師会の初代会長である北里柴三郎先生は、「予防医学の確立こそが近代化である」という強い信念を持っていました。私たちはその理念を引き継ぎ、治療だけでなく予防や健康づくりにも力を入れ、健康長寿社会の実現を目指しています。

医療に必要な財源は、税金による「公助」、保険料による「共助」、患者さんの自己負担による「自助」の三つで成り立っています。大切なのはこの三つのバランスを適切に保つことです。病気で苦しむ患者さんの自己負担だけを増やすようなことがあってはなりません。

皆さまが支払っている保険料は、全て国民の健康と生活を支えるために、医療や介護という形で還元されています。私たちは、国民の生活を支える基盤として、「必要かつ適切な医療は基本的に保険診療により確保する」という国民皆保険制度の理念を、未来に向けて大切に残していきたいと考えています。

日本医師会副会長 角田徹

社会保障は、水や空気のように私たちの生活に欠かせない存在になっています。

しかし現在、日本の社会保障制度は非常に厳しい状況にあります。だからこそ、今日のシンポジウムを通して、「支える側」も「支えられる側」も一緒に社会保障の未来を考えていただくきっかけになればと思います。

日本医師会は、こうしたシンポジウムやWebサイト、YouTubeなどを通じて、これからも医療に関する正確な情報を発信していきます。日本の社会保障、とりわけ国民皆保険制度をこれからも守っていけるよう、皆さまと共に取り組んでいきたいと思います。

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