企画制作:朝日新聞社メディアビジネス局 広告特集
PR:公益社団法人 日本放射線腫瘍学会
TOPIC 1
知っていますか? 切らずに治す“ひとにやさしい”がん治療
放射線治療ってなに?
私たちの体の中ではがん細胞が毎日生まれていますが、通常は免疫細胞が退治してくれるので問題になることはありません。しかしある程度以上にがんが大きくなると、免疫細胞の力だけでは退治しきれなくなります。
放射線治療とは手術、薬物治療と並ぶがんの「3大治療」のひとつで、患部に放射線を照射することでがん細胞のDNAに損傷を与えます。
DNAに損傷を与えられたがん細胞が次第に死滅していくと、再び免疫細胞が優勢となり、残ったがん細胞を攻撃してくれます。つまり放射線治療は、免疫の力を生かす治療といえるでしょう。
切らずに治すことができる放射線治療は、欧米ではがん患者全体の5-6割に行われているのに対し、日本ではその割合は2-3割程度に過ぎません。高齢化が進み、がん患者が増えている日本で今後ますます放射線治療は大切になってくると考えられています。
副作用は? 費用は?
放射線を照射する範囲や回数、がんのある部位によっても違いますが、治療開始後2-3週間が経ったころから皮膚炎や脱毛、下痢などの副作用がみられることがあります。これは放射線ががんの周囲の正常な細胞を傷つけるために起こるものです。
ただし正常な細胞はがん細胞に比べて回復力が高いため、大半の症状は一時的なもので、徐々に落ち着いていきます。さらに最近では技術革新により、がんだけを正確に狙い撃ちすることもできるようになりました。
費用面では、放射線治療の99%以上には健康保険が適用されますし、高額療養費制度も利用できます。入院せずに通院のみで治療を終えられることも多く、仕事とも両立しやすいため、患者さんを経済的に圧迫することの少ない治療ということができます。
がん病巣を正確に狙い撃ちできるようになり、
正常な組織を守りながら治療を行うことができます。
副作用や費用のことなど気になることがあれば、
医師にご相談ください。
どんながんに使えるの?
放射線治療は全身の様々ながんの治療に広く利用されます。例えば早期の肺がんは手術が一般的ですが、数回の放射線照射で治療が完了する場合もあります。頭頸部(とうけいぶ)がんでは声を失ったり顔を傷つけたりせずにすみますし、前立腺がんでは通院治療でも手術と同等の治療効果が期待できます。
乳がんや食道がんでは、放射線治療によって乳房や食道を温存できることがあります。また子宮頸がんでは、手術ができない進行がんでも放射線治療なら十分治せる可能性があります。
放射線治療は手術と同じく、がんのある部分だけを治療する局所療法です。ただし全身に転移した進行がんの場合にも、痛みや出血などの症状を緩和する目的で実施する場合があります。
治療中の生活は?
口の中や喉、消化管などに放射線を照射する場合は、刺激物や消化の悪い食事を避け、栄養と水分をしっかり摂るようにしてください。治療の影響でむかつきや食欲不振を感じる時は、医師から薬を処方してもらうこともできます。
熱いお湯に長時間入ることや、照射部位を強くこすることを避ければ日常の入浴は問題ありません。過度な負担にならない程度のスポーツや旅行を楽しむのもいいでしょう。ただし治療スケジュールに影響するような長期の日程で出かけることは控えてください。
このように多少の注意は必要ですが、ほとんどの方は放射線治療を始める前と同様の生活を送ることができます。家庭や職場でこれまで通りの役割を果たし、あなたがあなたらしく生活することを応援する放射線治療は、“ひとにやさしい”がん治療といえるでしょう。
食欲がない時は、無理せず消化のよいもの
を少しずつとってください。
皮膚に照射の印がついている方は、
消さないように入浴してください。
照射中も軽い程度の運動ならば
問題ありません。
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