朝日新聞

広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディア事業本部

CKDセミナーオンライン Report 2025.2.24 慢性腎臓病(CKD)を知り適切に対応を 慢性腎臓病(CKD)ってどんな病気?知って、元気に! あなたの腎臓 CKDセミナーオンライン Report 2025.2.24 慢性腎臓病(CKD)を知り適切に対応を 慢性腎臓病(CKD)ってどんな病気?知って、元気に! あなたの腎臓

Reportオンライン採録

第1部 講演2

CKD予防とCKD食事療法のポイント

徳丸 季聡 先生

金沢大学附属病院 栄養管理部栄養管理室 室長

CKDは、発症前と後で食事のポイントが変わりますので、それぞれご紹介します。

まずCKDの発症予防で大切なのは、①減塩②カリウム摂取③メタボ予防です。日本人は塩分摂取量が多く、1日10gほど取っていますが、理想は男性が7・5g、女性が6・5gで、3g近く減らすことが求められます(※1)。そこで工夫したいのが塩分摂取の約7割を占める調味料です。例えばギョーザのタレを「酢・しょうゆ・ラー油」から「酢・ラー油・こしょう」に置き換えると約1gの減塩になります。また、冷奴に使うしょうゆを減塩タイプにするのもいいでしょう。味が物足りない場合は、ごま油や海苔などの香りや風味があるものを加えれば、満足度を高めつつ減塩もかないます。減塩食のコツは酸味を加える、香辛料を使う、香ばしさを生かす、塩味は一品に集中させる、だしをうまく使うなどがあり、これらの相乗効果も生かしたいところです。食塩を取り過ぎたら次の食事で帳尻を合わせるようにし、1週間や1ヶ月などの長い単位で1日平均6g程度を目標に調整してみてください。

徳丸季聡先生

カリウム摂取は目標量を下回っており、400〜600gほど増やすべきとされています(※1)。そのためぜひ、野菜や果物を取ってください。ジャガイモやトマトなら1個、バナナは1本でその量を補えます。メタボ予防については「食事の適量がわからない」「お腹いっぱい食べてしまう」という方に、ランチョンマット法をお勧めしています(図参照)。食事量の把握は、メタボの予防・改善の第一歩です。

図(食事の適量を知ろう~ランチョンマット法~)
 

続いて、CKDの進行を防ぐ食事についてです。発症予防と同じく①減塩が欠かせません。他には②蛋白質制限とエネルギー補給③カリウム制限が必要になります。

蛋白質は、それらが体内で利用された時に出る老廃物が腎機能の悪化につながるため控える必要があります。しかし蛋白質を減らすとエネルギー不足になり、体は筋肉を分解して補おうとします。その時にできる老廃物も腎臓に影響するため、蛋白質制限とエネルギー摂取はセットで考える必要があります。

またカリウムは、腎機能が低下した際は控える必要があります。不要なカリウムが体内に溜まると不整脈や心停止などの原因になるため、非常に危険です。対処法として、カリウムは水に溶けやすいため、食材を水にさらしたり茹でこぼしたりするといいでしょう。これらのコツを一つでも取り入れ、CKDの発症予防と進行予防に役立ててください。

※1/厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」65〜74歳、令和4年「国民健康・栄養調査」結果

共催
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、協和キリン株式会社、公益財団法人 日本腎臓財団
協力
朝日新聞社メディア事業本部
後援
東京都、日本医師会、東京都医師会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本臨床工学技士会、日本腎不全看護学会、全国腎臓病協議会、東京腎臓病協議会、日本栄養士会、日本薬剤師会、日本腎臓病薬物療法学会、日本腎臓病協会、腎臓サポート協会、多発性嚢胞腎協会(順不同)