Life Style
2018.07.10

宋美玄おんなのカラダ相談室
60代の母が子宮脱に。私も、将来心配です。

子宮脱はお腹や骨盤内の内臓を支える骨盤底が、分娩や加齢により支えきれなくなって起こります。経験者の多くは分娩経験者といわれています。赤ちゃんが骨盤内を通過する時に骨盤底を損傷することが原因ですが、すぐに症状が現れることは少なく、閉経を迎える頃から60代にかけて発症が増えます。修復には手術が有効ですが、再発することも。妊娠を考えたときから骨盤底筋群(ペリネ)に働きかける運動療法もあります。また、30~40代のころからエクササイズなどを心がけてほしいところです。『理論にもとづくペリネのケア』(メディカ出版)ほか書籍、『自分でできるペリネケアフランス発ガスケアプローチ妊婦ケア編/産後ケア編』(SeptanteLLC)のDVDなどもあるので、ご参考に。

そん・みひょん
1976年兵庫県生まれ。産婦人科医、医学博士・性科学者。ロンドン大学病院に留学後、産婦人科医として診療に従事するかたわら執筆活動を行い、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)が50万部突破するなど、著書多数。私生活では2児の母。