Recipe
2017.04.11

コウケンテツの“アジアの台所から”
[ラオス]やさしさに包まれたなら…

(料理:コウケンテツ/撮影:キッチンミノル)

雄大なメコンが貫くラオス。敬虔(けいけん)な仏教徒が多いこの国には、人と人を隔てる壁がない。垣根がない。

ビエンチャンの北に位置するボンミー村。そこで出会った気さくなお父さん、アパイさんは屈託のない笑顔でこう言う。「おれたちはすべてを分かち合うんだ。その方が楽しいだろ?」

主食のカオニャオという蒸したもち米にかかせないのが、定番の常備菜のチェオ。炭火で焼いた野菜、唐辛子に、コリアンダーと自家製の魚醤(ぎょしょう)ナム・パーデークを加える。刺激的な味をもち米がやさしく包み込む。あぁ~、このやさしさはまるで村のみなさんのよう……。これ毎日でも食べたいね! という僕に、「じゃ、嫁さがしてやるからここに住め!」とアパイさん。ら、来世でお世話になろうかしら?(笑)

チェオ(焼き野菜の唐辛子和え)

作り方(2~3人分)

  1. にんにく1個は5等分に切り、赤玉ねぎ1/2個は8等分に切る。
  2. 生唐辛子(青)3~4本、赤唐辛子3~4本、1のにんにくと赤玉ねぎを金串に刺して焼き網でこんがりと焼き、すり鉢に入れてつぶしながら砂糖小さじ1、ナンプラー小さじ1を加え混ぜ、塩適宜で味を調え、刻んだ香菜1株、ライムのしぼり汁大さじ1を加えて混ぜる。
  3. 炊いたもち米適宜に2のチェオを少しずつのせて食べる。

コウケンテツ
大阪府出身。テレビ、雑誌、講演会など多方面で活躍中。2児の父でもあり、親子の食育、男性の家事・育児参加、食を通してのコミュニケーションを広げる活動に尽力。