Life Style
2019.06.11

知花くららの“日日ことり”
判定窓に二本の線があらはれて 命ふたたび萌ゆるのを知る

写真/最近、よく縁起物を頂く。宮崎出身の友人からの優しい心遣い。(撮影:知花くらら)

歌集『はじまりは、恋』には、短歌を始めた六年前から、出版にむけて歌をまとめはじめた、今年の初め頃までに詠んだ歌が収められている。改めて見直すと、昨年、稽留流産を経験したときの歌が生々しくて。そして、その喪失のあとの検査薬の陽性反応。嬉しくて、でもまだ喜べない不安もあった。命って奇跡なんだなと、改めて思う。