Life Style
2018.06.12

初夏から夏への今こそ「洗顔」を大切に!美のプロたちが実践している“My洗顔法”

毎日朝晩、当たり前のようにしている「洗顔」。でも、いつも「これでいいのかなあ……」と、 ちょっと不安に思っていませんか? とくに今の季節は紫外線対策もあってさまざまな製品を塗布するので、 「ちゃんと落ちてるかしら?」とか「洗いすぎてうるおいがなくなってきたかも……」と気になります。 というわけで、いつもしっとり&あか抜けた肌を保っている美のプロたちの洗顔法をリサーチ。

(イラスト:朝倉めぐみ/取材・文:橋本優香)

乾燥させない肌を保つためにミルクタイプを10年以上、愛用中

皮脂は自分の肌にぴったり合った“天然のクリーム”という吉川さん。「洗顔では、汚れを落としながら、うるおいはきちんと残す、ことが大切。皮脂を取りすぎるのは、肌の乾燥を促しているのと同じこと。私はうるおいを残すミルクタイプ派」。大事なのは量へのこだわり。「たっぷり500円玉大を手に取り、ゆっくりと時間をかけて汚れを浮かし出します。仕上げに顔全体を温かい蒸しタオルで覆い、その後、洗い流すだけで、うるおいを保ったまま、汚れを落とせます」。朝の洗顔も、使用するのはミルクタイプ。パール粒大ほどをとり、顔にさっと広げて、そのまますすぐだけ。「もう10年以上、ミルクタイプで、乾燥しない肌を維持しています」

美容家・オーガニックスペシャリスト
吉川 千明さん

よしかわ・ちあき
オーガニックビューティのエキスパートとして、ナチュラルで心地いいライフスタイルを提唱。『これからの美しさの磨き方』(KADOKAWA)のほか、著書多数。

顔を洗うのは必ず洗面所。お風呂場で洗うと“雑”になります

スキンケアの中でも「肌を乾燥させずに落とすこと」を最重要と考える深澤さん。大事なのは洗う場所。「クレンジングや洗顔は必ず洗面台で行います。お風呂の中やシャワー中に行うと、お湯が熱すぎたり、シャワーの水圧が強すぎるので、肌への負担に。手にいっぱいぬるま湯を溜めて、丁寧にすすぐのが原則です」。使用するのは2in1のW洗顔不要のものばかりという深澤さん。「まずは、2in1のクレンジングで優しく全体をオフした後、まぶたの上下のきわは、綿棒で優しくオフ。落ちにくいからといって擦ることは、肌にとってダメージなので、普段使っているアイライナーやマスカラはお湯で落ちるタイプです」

美容家
深澤 亜希さん

ふかさわ・あき
書籍の執筆、女性誌やWEB出演など美容のスペシャリストとして幅広く活動中。著書に『7日間で恋もキレイも手に入る! 魔法の美人プログラム』(大和書房)がある。

掃除と同じ!顔のすみっこを意識する

10年前、あるエステティシャンを取材して以来、心がけていることは顔の「外側洗顔」。「部屋の掃除と同じで、汚れは柱の角やフローリングの溝に溜まるもの」と聞き、洗顔の最後に生え際から耳裏、フェイスライン、ほうれい線を、薬指でクルクル円を描きながら優しく一周します。そして、最後にホットタオルで拭きながら汚れをしっかり落とします。

美容エディター
橋本 優香さん

はしもと・ゆうか
女性誌を中心に美容関連の記事を担当。年間100件以上のサロン・クリニックを取材し各メディアで発信中。

大事な皮脂を取りすぎないように朝洗顔は、ぬるま湯でさっと流すだけ

幼少期はアトピー性皮膚炎に悩んだというAYUMIさん。大人になるにつれていつのまにか治癒したとか。「食事と同様、スキンケアもナチュラルなものを選ぶことが多いです。特にスキンケアのファーストステップの“落とす”アイテムは、肌にできるだけ負担をかけないものを選びます。決して肌を強く擦らず、洗顔料をしっかり泡立て、弾力のある泡を肌の上で転がすようにします」。もうひとつのこだわりが、朝の洗顔法。「乾燥肌なので、必要な皮脂まで落としすぎないように、朝は洗顔料を使いません。そして、熱めのお湯は肌に刺激が強いと聞いたので、ぬるま湯か水を使います。このお手入れをしてから肌が乾燥しづらくなりました」

モデル
AYUMIさん

あゆみ
モデルとして多くの雑誌や広告で活躍中。ナチュラルで丁寧な暮らしぶりでも注目を集める。著書に『ローフード・発酵・雑穀でつくる AYUMI ごはん』(主婦と生活社)がある。

肌は排泄器官。しっかり“出す”ことで、はじめて肌が代謝する!

美肌を阻害するいちばんの原因は、「肌の上に汚れや角質を溜め込むこと」という小田切さん。「スキンケアの中で、唯一、汚れを落とし、毎日溜まる角質を取り除くことができるのがクレンジング。肌を傷つけないために、クレンジングは規定の3倍の量を使って汚れを浮かしていきます」。クレンジングで肌の表面に浮かせた汚れを、ブラシ洗顔で一掃するのが小田切さん流。「洗顔剤は肌の上で泡立てることにより洗浄効果を発揮します。肌の上で泡立てるための僕のベストツールはチークブラシ。ブラシを石鹸に直接つけて“素早く的確に”洗うと、肌の奥までしっかり洗えて、翌朝、艶やかな肌へ!」

ヘア&メイクアーティスト
小田切 ヒロさん

おだぎり・ひろ
研ぎ澄まされたヘアメイクテクニックはもちろん、美容知識も豊富。毛穴レスの美肌は美容業界の中でも話題に。『大人のキレイの新ルール 捨てる美容』(世界文化社)が好評発売中。

メイクの濃さや肌の状態で時間・量を調整。肌の対話を忘れずに!

毎日マニュアル通りでは肌はきれいにならないと、西山さん。「たとえば、しっかりメイクした日はクレンジングの時間をいつもより長めに取り、細部まで丁寧になじませます。その日の肌状態で時間や量は調整しています」。また、落とすことにおいて大事にしているのはすすぎ。「洗面器にぬるま湯を溜めて10回程、てのひらにぬるま湯をとって、乳化させながら洗います。このひと手間で、目の周りや小鼻など細部まで確認しながらすすぐことができます。その後、溜めずにぬるま湯を流しながら、6~7回ほど、ざっとすすぎます」。洗顔後、肌がつっぱるのは乾燥している証拠。「まずは商品が合っているのか、水温が高すぎないか、そして擦りすぎていないか……日々、肌との対話が肝心です」

ヘア&メイクアーティスト
西山 舞さん

にしやま・まい
女性誌、広告の仕事を中心に、美容アイテムの開発などにも携わるなど、様々な美のジャンルで活躍。トレンドを捉えた上品なメイクは多くの女優・モデルにも支持される。