Life Style
2020.05.18

“深い呼吸”、してますか?
自分の呼吸を見直して巡りのいい体に!

不安やストレスがあると体は無意識に緊張してこわばり、呼吸が浅くなっています。呼吸が体に与える影響は計り知れません。今、改めて、自分の呼吸を見直して巡りのいい体に!

イラスト:朝倉めぐみ

教えてくださったのは

長又 みほ さん
ヨガ・瞑想インストラクター

ながまた・みほ komaeyogaSTUDIO代表。狛江市ヨガ協会会長。都内スタジオでも特別クラス開催。人の自然治癒力、回復力を引き出す食・暮らし・習慣を探究。4月からオンラインクラスをスタート!

point1
朝、大きな背伸びでスタート。
自分の体に好印象を持たせてあげます

何かと忙しい朝、目覚めて即行動、という人が多いかも。でも、慌てず、ほんの数分、自分の体に目覚めの好印象を与えます。

1 仰向けのまま、鼻から大きく息を吸って、伸びをします。

2 次に、両脚を抱えて、ゆっくり深く鼻で呼吸をしながら、胸に引き寄せるようにします。この2つの動作を2~3回。眠っている間でも緊張していた体に気が巡ります。朝の快適な目覚めは、熟睡にも影響するので、大切に。

point2
深い呼吸ができるように、まずは“お手当て”で体をゆるめます

力んで息を吸い込んでも体内にいい空気は巡りません。深く息をはいた分だけ体内に空気が入り、体の緊張がほどけてリラックスします。そのために、呼吸しやすい体に整えることから。体がゆるむと精神もリラックスします。

1 緊張が続くと、鎖骨まわりや、肋骨と肋骨の間にあって呼吸に影響する肋間筋が硬くなり、筋肉の動きが制限されるため呼吸も浅くなります。片方の腕を大きく後方に伸ばしながら、反対の手の平を広げ、伸ばした腕側の肋骨に沿うように外から内に向かって指の腹で押しさすります。反対側も同様に。

2 親指以外の4本の指を反対側の脇の下に入れ、親指は脇の下の前側に添えて挟むようにし、脇の下と脇の前側をもみほぐします。

3 少し前かがみになって、親指以外の4本の指を肋骨の下に差し込むようにして、両手で横隔膜を軽く押すようにもみほぐします。みぞおちを避け、力加減に注意しながら行います。

point3
自律神経を整える、片鼻呼吸

ヨガの呼吸法の一つが“片鼻呼吸法”です。ヨガの呼吸法といってもむずかしいものではなく、誰でもが簡単にできる方法です。左右、片方ずつの鼻で、交互に息を吸い、はきを繰り返します。右の鼻で呼吸すると左脳(交感神経/主に昼に働く緊張)が活性化し、左の鼻で呼吸すると右脳(副交感神経/主に夜働くリラックス)が活性化して、心身のバランスをとってくれるという呼吸法です。できれば、1日3セットを新習慣に!

右手の中指と人差し指を眉間に置き、親指は右鼻側に、薬指と小指は左鼻側に。

1 親指で軽く右鼻をふさぎ、薬指と小指を左鼻から少しだけはなし、左鼻からゆっくり息を吸います。吸いきったら、親指はそのままで、薬指と小指で左鼻もふさぎ、1秒ほど息を止めます。

2 親指を右鼻からはなし、右鼻から息をゆっくりはきます。薬指と小指は左鼻を軽くふさいでおきます。

3 右鼻から息をはききったら、今度はゆっくり吸って、右鼻を親指で軽くふさいで、1秒ほど息を止めます。

4 親指はそのまま、薬指と小指を左鼻から少しはなし、左鼻からゆっくり息をはき、はききったら吸います。

※1~4で1セット。これを3回繰り返します。