Life Style
2020.12.21

2021年を気持ちよく迎えるために
年末の大掃除、ここだけは!

“新しい生活様式”の中で、「わが家の掃除の仕方が変わった」という声を多く聞きます。ステイホームが長かった分、汚れる場所や汚れ方も例年とは少し異なって……。「とくに汚れがひどい」や「重点的に掃除したい」という箇所に気づいた人も多いはず。

そんな中で迎えた、年末恒例の大掃除どき。ボンマルシェアンバサダーのご意見も参考に、さまざまな分野で活躍する3人と家事代行マッチングサービス「タスカジ」のカリスマ・みけままさんに2021年のお正月を明るくすっきりした気分で迎えるための大掃除ポイントをうかがいました。

(イラスト:朝倉めぐみ/写真提供:みけまま/構成・取材:島田七瀬・酒井亜希子(スタッフ・オン))

アンバサダー's Voice

いつも以上に料理をした今年。キッチンの油汚れがやっぱり気になります…

「キッチン」

三浦 康子 さん
和文化研究家

みうら・やすこ 日本の年中行事や伝統文化をひもとき、現代の暮らしに役立てる方法を、さまざまなメディアで発信。情報サイトAll About「暮らしの歳時記」ガイドも務める。

キッチンを清めて、家族の健康や幸せを司(つかさど)る年神様をお迎えします

「大掃除は、“年神様”をお迎えするための清めの行事です。私は毎年、12月13日の“煤(すす)払いの日”から毎週末、『今日は浴室』『今日はトイレ』など1カ所ずつ、ふだん見て見ぬふりをしているところを(笑)念入りに掃除します。忙しい年でもとくに丁寧に掃除するのは、キッチン! 食事を作る、自分や家族の命を支える大切な場所だからです。キッチンにいるとされる火の神様“荒神様”にお正月を気持ちよく過ごしていただけるように、五徳(ごとく)の汚れを取り、冷蔵庫や食器棚の中もきれいにして、レンジフードのカバーも取り換えます。大掃除を機に家族総出の作業で結束が高まったり、来年一年の家族の健康を願ったり。日本人が昔から大切にしてきた、年末の恒例行事ともいえる大掃除には、そんな思いも込められていると思います」

タスカジ・みけままのお掃除テクニック!

しつこい油汚れは、つけ置き洗いで一掃!

「とくに頑固な油汚れは、セスキ炭酸ナトリウム、通称“セスキ”を溶かしたお湯でつけ置き洗いを! セスキは界面活性剤不使用、自然派で安全に使いやすいものです。シンクに50℃程度のお湯を張り、セスキの粉末を50~100g入れて五徳や魚焼きグリルのトレー、焼き網などをまとめて、20~30分程度つけ置きを。最後にスポンジで軽くこすると油汚れが落ちます。換気扇のフィルターは塗装がはがれないように10~15分程度で引き上げて」

「窓」

イヴルルド 遙華 さん
占師

いゔるるど・はるか 西洋占星術やタロット、オリジナルの「フォーチュンサイクル」占いなど、幅広い占いを研究。ポジティブなアドバイスで著名人のファンも多数。

清浄な“風”を取り入れるために、窓の掃除は欠かせません!

「部屋の汚れは心の汚れを表すもの。モノが散らかっていると自分の考えもまとまりません。だから私は基本的に、日ごろからマメにきれいにしています。ただし今年の年末は、特に窓まわりをきれいにしようと思います。なぜなら、西洋占星術ではまさに明日12月22日から星の配置が変わり、これまで200年続いた“土”の時代から、“風”の時代へと突入するといわれるからです。学歴や職業などのステータスではなく、“目に見えないもの”が大切にされ、キャッシュレス、ペーパーレスなど、『レス』がキーワードに。価値観もより多様化すると思います。そんな変化していく社会に備えて新しい空気を取り入れ、家中の換気をよくするためにも、窓ガラスや網戸、そしてカーテンもきれいにしたいと思います」

タスカジ・みけままのお掃除テクニック!

網戸掃除はスポンジ×雑巾(ぞうきん)で!

「窓ガラスは水拭きとから拭きできれいになります。油脂性汚れが気になるときは、セスキ炭酸ナトリウムを薄めたスプレーを少量吹き付けたぬれ雑巾で拭きます。網戸は、スポンジをぬれ雑巾でくるんで“面”を作って拭くと、ヨレずにラクに拭くことができます」

「リビング」

宋 美玄 さん
医師

そん・みひょん 産婦人科医師・医学博士。丸の内の森レディースクリニック院長。女性の体の悩みや性について、テレビやラジオのコメンテーターなど幅広く活動中。

家族が長く過ごすリビングの、とくに目につくところを

「まだ小さな子供がふたりいるので、リビングダイニングや、キッチンで過ごす時間が多いですね。外出が減った今年はなおさら。年末までバタバタしてちゃんとした大掃除はできないかもしれませんが、『家族が集まるリビングのランプシェードくらいは!』と思っています。ほこりがたまっていると不衛生ですし、夜も影が差すような気がして。パントリーの整理も計画中。目につく場所がきれいになるだけでも、気分はすっきりしますよね(笑)。今年はスティック型の掃除機を買って、汚れたらすぐに掃除をしたり、アルコール度数の高いウェットシートを部屋の各所に置いて、ドアノブやテーブルを拭くついでに、スマホ画面も拭いたりする新習慣も。また、玄関にゴミ箱を設置して、帰宅時に外すマスクのほか、宅配便から出るごみ、ダイレクトメールなども玄関で処分して、不用品を室内に持ち込まないようにしています」

タスカジ・みけままのお掃除テクニック!

照明カバーはセスキで拭くor台所洗剤で丸洗い

「ランプシェードやシーリングライトのカバーは油汚れとほこりが一体化すると、べっとりすることも。水で洗える材質は、取り外して台所洗剤で丸洗いするのがおすすめです。布製や紙製の場合は、水でぬらしてかたく絞った雑巾に、セスキ炭酸ナトリウムを薄めたものや弱アルカリ性の住居用合成洗剤を少量つけて、何回か拭くとすっきりします」

「タスカジ」みけままさんがおすすめ
今年の大掃除“念入りスポット”はここ!

みけまま

大手ハウスクリーニング会社で15年勤務した経験を生かして、ハウスキーパーとして活躍中。どんな汚れにも短時間で効率よく、確実に結果を出してくれると非常に高いリピート率を誇る。

「今年、多くのご家庭でとくに汚れが目についた箇所は、ボンマルシェアンバサダーのみなさんから『重点的に大掃除をしたい』という声が多かったところとほぼ一致。炊事が増えたキッチン、つかの間のリラックス空間となった浴室、帰宅時にアルコールスプレーなどを使うことで靴底の汚れが蓄積してしまった玄関のたたきなどです。ここでは、中でも汚れが目立った箇所の念入りな掃除のコツをお教えします」

アンバサダー's Voice

いつもはほうきで掃いて終わりの玄関。いい運気を取り入れるためにも、年末にこそきれいにしたい!

「玄関」のたたき

大理石調などツルツルとした面のたたきは、掃除機で砂利を吸い取り、床用のウェットシートで拭いた後、ドライシートでから拭きを。タイルや目地の凹凸があるたたきは、砂利を掃き出した後に粉末状の重曹を撒(ま)き、水を加えながらブラシでこすります。500mlのペットボトルの水を少しずつ使うのがコツ。ゆるめに絞った雑巾で汚れをぬぐい取り、最後にから拭きします。

アンバサダー's Voice

知らない間にたまっていた浴室の水あかを落としながら、厄も洗い流したいです

「浴室」の水あか

白くこびりついてしまった水あかはアルカリ性の汚れ。クエン酸スプレーを吹きかけ、ラップをかけてパックすると効果的。蛇口などの金属部分は10~15分、浴槽や壁、床などの樹脂部分なら1時間程度置きます。市販のクエン酸スプレーのほか、500mlの水に対して大さじ1程度の粉末クエン酸を溶かし、やや濃度の高い溶液を使うのもおすすめ。なお、混ぜると危険な塩素系洗剤のカビ取り作業は、別途行いましょう。

みなさんが今年、念入りに掃除する場所は?