Life Style
2021.07.08

ボンマルシェ商品研究所 ~編集部が試してみました~
木のまな板を使うと包丁も長持ち。削り直しができるから、実はサステイナブルだった!

woodpeckerの「いちょうの木のまな板 “まんまる”と“真四角”」

まな板を見直すと、調理がぐんと“底上げ”する。これ、実はボンマルシェでお世話になっている料理家さんの台所で発見したことです。「超使いやすい」と褒めていたのが、この「いちょうの木のまな板」の“まんまる”。省スペースにして、奥行きは典型的な長方形よりもたっぷり。今の時期、数種類の薬味を切りたい場合は、回しながら使えば全面を活用できる。実際に使ってみた編集部メンバーの感想は「これって地味にスゴイ!」

今でこそ円形のまな板はポピュラーになりましたが、まな板の専門店「woodpecker」が作り始めたのはかなり早い。

「今から14年ほど前、親から引き継いだ神仏具製作所の別部門としてまな板に特化したブランドを作りました。日本各地で営業している中で、東京都心に暮らす人から『台所でまな板を使うスペースがない。いつもガス台の五徳(ごとく)の上に置いて、切っている』という話を聞きまして。その苦労話を聞いて、あれこれ形や大きさを考えたら、円形に至った」とwoodpecker代表・福井賢治さん。「さらに無駄なくまな板の面を使いたい人には“真四角”をおすすめします。“まんまる”はここから四方を削ったものになります。どちらも奥行きが25㎝あるので使いやすさは同じです。“まんまる”はピザや春巻きを作るのに使いやすいというユーザーさんもいれば、“真四角”を2枚買って、長いものを切るときはつなげて使う方もいる。使い方が自由で、しかも使い勝手のいいところが自慢です」。

使ってみての、さらなる驚きは、切る動作のスピードアップ。これはいちょうの材質に理由があり、柔らかく包丁の刃を受け止めるため、刃の滑(すべ)りもいいとか。油分を多く含むので水はけがよく、かつ軽量な点も優秀です。

まな板を使う前には、たっぷりの水で濡(ぬ)らすこと。使い終わったら早めに洗い、木地に優しいシュロ製のたわしで汚れをかき出す。風通しのいい場所で直射日光を避けて保管すること。木製のまな板の扱いは少し手間がかかりますが、習慣にしてしまえばこっちのもの。使い続けることで表面が汚れてきた場合は、まな板の削り直しに出しましょう。

神仏具を扱う木地師としての仕事が原点にあるwoodpecker。まな板の仕上げ、特に縁の端正な仕上げが気に入りました。福井さんいわく、「神仏具は常に人に見られるものですから、ごまかしがききません。それがまな板にも表れちゃうのかな(笑)」。

この形も人気。約3年使ったまな板(左)は、表面に刃の傷や食物の油シミなどが見られる。削り直してもらうと、買った当初のツルッとした木肌が復活。

(撮影:川上 輝明 取材・文:藤田 優)

NAME(名前) 「いちょうの木のまな板」の“まんまる” “真四角”
SIZE(サイズ) まんまる:φ250×25㎜ / 真四角:250×250×25㎜
※手作りのため、記載サイズ、形とは若干異なる場合あり。また天然木のため、色合いや木目も一品ずつ異なる。
MATERIAL(素材) 国産いちょうの木の一枚板を使用
PRICE(価格) 「まんまる」8,800円(税込み)
「真四角」8,250円(税込み)
CONTACT(問い合わせ先) TEL:058-372-3030