Recipe
2020.09.16
コウ静子
かんたん参鶏湯(さむげたん) レシピ

参鶏湯は寒い季節のごちそう、と思っていませんか? 実は、暑い時期にフーフー言いながら食べて体力をつけるものなのです。「エアコンや冷たいもののとり過ぎで体の中が冷えたままだと、夏の疲れをいつまでもひきずってしまいます。夏から秋へスムーズに体をリセットするためにも、ぜひ食べていただきたいです」(コウ静子さん)。鶏一羽丸ごとではなく、骨付き鶏もも肉を使うので、気軽に作れます。
(撮影:在本彌生/料理:コウ静子)
材料(2~3人分)
- もち米…2/3合
- 干しなつめ…6個
- 骨付き鶏もも肉(ぶつ切り)…2本分
- 香菜…1株
- 長ねぎ…5cm
- 塩、こしょう…各適量
[A]
- にんにく…2片
- 長ねぎ(青い部分)…1本分
- 酒…1/4カップ
- 黒粒こしょう…5~6粒
- 塩…小さじ1/3~1/2
作り方
- もち米は洗って30分ほど水に浸し、ざるに上げて水気をきる。干しなつめは洗って、縦に2カ所切り込みを入れる。
- 骨付き鶏もも肉は流水で骨の切り口を洗い、細かい骨や血を除いて水気をきる。
- 香菜は根を切り落とし(使うので取り置く)、3cm長さに切る。長ねぎは斜め薄切りにする。
- 鍋に2の骨付き鶏もも肉、[A]の材料すべて、3の香菜の根を入れ、水5~6カップを加え、蓋(ふた)をして強火にかける。煮立ったらアクを除いて、蓋を少しずらして20分ほど中火で煮る。
- 1のもち米と干しなつめを4に加え、蓋を少しずらしてのせて煮て、再び沸騰したら弱めの中火にし、20分ほど煮る。
ここがポイント
もち米を加えると味に深みとまろやかさが増す。
- 5を器によそい、3の香菜と長ねぎを入れ、好みで塩、こしょうなどで調味しながらいただく。
参鶏湯によく合う副菜
セロリとりんごの簡単キムチ
材料(2~3人分)
- セロリ…2本
- 塩…小さじ1/2
- りんご…1/2個
[A]
- 粉とうがらし…大さじ1と1/2
- にんにく(おろす)…1/2片分
- しょうが(おろす)…小さじ1/2
- 白煎りごま…大さじ1
- たらこ…1/2腹
作り方
- セロリは筋を除いて1~2cm幅に斜めに切り、塩をふって15分ほどおき、ざるに上げて水気をきる。りんごは皮をぬらし、塩適量(分量外)を手に取って皮をこすり、流水で洗う。へたと種を除き、皮つきで2~3mm厚さのいちょう切りにする。
- [A]の材料をすべてボウルに入れ、1のセロリを和(あ)え、りんごを加えてさっと混ぜ合わせて器に盛る。
コウ 静子 さん

こう・しずこ 料理家。茶人。国際中医薬膳師。料理家の母・李映林の薬膳の思想を採り入れた日々の食卓で薬膳や韓医学を身近に感じて育つ。韓医学博士であり、韓医師、婦人科医の2人のいとこから薬膳や韓医学を学ぶ。近著の『季節に寄り添う韓国茶 心と身体を癒す花茶と薬草茶、そして菓子』ほか著書多数。
