Recipe
2020.10.19

中川たま
栗のジャム レシピ

旬の味は自然からの大切な贈りものです。とくに今年は春先からずっと、巡る季節をめでる心の余裕を持てないまま時が過ぎ……だからこそ、色で香りでカタチで、ひととき深まりゆく秋の味を慈しみたいと思います。「栗は手間と時間がかかる食材ですが、おいしさは格別。だから、毎年、よ〜しと頑張ってしまいます。それに、栗を煮ていると不思議と温かな気持ちになるんです。ジャムにすれば保存容器に入れて冷蔵庫で10日間くらいは楽しめます」(中川さん)。

(撮影:宮濱祐美子/料理・スタイリング:中川たま)

「栗ジャムとトーストパンとバターは好相性です」(中川さん)

材料(1回に作りやすい分量)

  • 栗…500g(皮をむいて実だけにすると約350g)
  • 砂糖…105g(栗の実の重量の30%が目安。今回は皮をむいた際が350gだったので、この分量に)
  • 水…適量

作り方

  1. 鍋に栗とたっぷりの水を入れて中火にかける。沸騰したら火を少し弱め、約40分ほどやわらかくなるまでゆでる。
  2. 栗をざるにあげて水気をきり、熱いうちに縦2等分に切り、スプーンで実をとり出す。

    ここがポイント

    熱いうちにスプーンで実を取り出す。ジャムなので実崩れは気にしない。

  3. 2の栗の実、砂糖、ひたひた程度の水を鍋に入れ、中火にかける。沸騰したら火を弱め、アクを取りながら、少しとろみがつくまで木べらなどで混ぜながら炊く。
    ※冷めると硬くなるので、少しやわらかいかなぁ、と思うくらいでOK。

中川 たま さん
料理家

なかがわ・たま 1971年、兵庫県生まれ。自然食品店勤務後、ケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、08年に独立。季節の食材を活かしたシンプルなレシピと洗練されたスタイリングが人気。自宅がある湘南を中心にイベントやワークショップも開催。