Recipe
2020.12.21

「トカイナカヴィレッジ 松本傳左衛門農園」
松本千代子さんに教わる“畑のごちそう 農家めし”

里芋の芋煮汁 レシピ

“新しい生活様式”のなかで強く感じるのは、“日々口に入れるものの大切さ”――舌にも心にも健康で幸せを感じる味を求めて、「トカイナカヴィレッジ 松本傳左衛門農園」の“おかあさん”、千代子さんのもとへ。掘りたての里芋が主役の芋煮汁を作っていただいた。健やかに育った野菜の滋味がじ~んわり体に染み渡る。里芋は今が旬。掘りたてでなくてもうまみはたっぷり。ぜひ作ってみて!

(撮影:宮本直孝/料理:松本千代子/取材・文:ボンマルシェ編集部)

“イナカをアソブ”体験型施設
『トカイナカヴィレッジ 松本傳左衛門農園』

『トカイナカヴィレッジ 松本傳左衛門農園』は、神奈川県・川崎の生田緑地に隣接した土地に11代続く松本傳左衛門家の私有地にある。「この土地の豊かな自然をもっと楽しんで欲しい」という、松本家現当主で「トカイナカヴィレッジ」の村長さんを務める松本穰さんの願いと、「カワサキをもっと楽しくしたい」という運営メンバーの熱い想いが繋がって、“イナカをアソブ”体験型施設『トカイナカヴィレッジ』として2016年11月に開村。 農産物の生産や加工のほか、季節に合わせた種まきをはじめとした畑仕事の農業体験や柚子の収穫から行う柚子胡椒づくりワークショップ、畑の野菜で作る農家めしの実食など、地域に根ざした体験型プロジェクトを多彩に展開している。

農園の中心にある野菜畑と、多くの樹々が生い茂る里山。
畑の土のふくよかな香りが漂う掘りたての里芋は、根っこも元気。

材料(1回に作りやすい分量)

  • 牛肉(切り落とし)…200g
  • 里芋…約6個
  • ごぼう…1/2本
  • こんにゃく…200g
  • 長ねぎ(青い部分も使う)…1/2本
  • 水…6カップ
  • 酒…大さじ1
  • 顆粒だし…小さじ1
  • しょうゆ…小さじ1/2
冬は、柚子胡椒を効かせて食べるのが千代子さんのおすすめ。

作り方

  1. 牛肉は食べやすい大きさに切る。里芋は皮をむき、食べやすい大きさに切る。ごぼうはよく洗って、ささがきにして、水にさらす。こんにゃくは食べやすい大きさに手でちぎる。長ねぎは斜め切りにする。
  2. 大きめの鍋に水、酒、顆粒だし、1の里芋、ごぼう、こんにゃく、を入れて火にかける。沸騰したら中火にしてふたをし、里芋に火が通るまで煮る。
  3. 2に1の牛肉を加え、アクをすくい取り、長ねぎを加えてひと煮立ちさせ、しょうゆを加える。味をみて、味が足りないようなら、砂糖やみりん、しょうゆなど(以上分量外)で味を調える。※「砂糖の甘みをごく少量加えると味がよりまろやかになりますよ」(千代子さん)。
ほくほくでうまみたっぷりの里芋は、ごろんと大きく切ることと、下ゆでをしないのが千代子さん流。「お汁にやさしいとろみがつくのもおいしいごちそう。下茹でしてゆでこぼしてしまうのはもったいないですよ」。

松本 千代子 さん

まつもと・ちよこ 夫の松本穰さん(写真右)とともに、『トカイナカヴィレッジ』を運営する。代々農業を営んできた松本家に群馬から嫁いで、お姑さんから畑仕事とともに松本家に伝わる“農家めし”を伝授される。穣さんは70歳の定年まで大学教員として、また競争部の部長を務めた方。箱根を走る学生ランナーたちにも“畑のごちそう 農家めし”は大人気だったという。