Recipe
2023.04.26

藤井恵
たけのこと生わかめの炊き込みごはん
レシピ

海のものでも山のものでも旬の食材は、その時期に私たちの体が欲しているものでもあります。

今の季節なら、山の幸はたけのこ、海の幸は新わかめ。さらに、うまみがたっぷりのしらす干し。この三つが、おだしの香りをまとったごはんと合わさるともう箸が止まりません。それに、「お米の炭水化物はたけのこやわかめに豊富に含まれる食物繊維と一緒に摂ると血糖値が上がりにくいので、安心してたっぷりおいしく食べられますよ」(藤井恵さん)

(撮影:伊藤徹也/料理・スタイリング:藤井 恵)

たけのこと生わかめの炊き込みごはん

材料(3~4人分)

  • 米…2合(洗ってざるにあげる)
  • ゆでたけのこ…150g
  • 生わかめ…65g
  • しらす干し…30g
  • 卵…1個
  • 木の芽…適宜

〈A〉

  • だし汁…1カップ
  • 塩…小さじ3分の1
  • しょうゆ…小さじ1
  • みりん…大さじ1

〈B〉

  • 酒…大さじ2
  • 塩…小さじ2分の1

〈C〉

  • 砂糖、酒…各小さじ1
  • 塩…少々

作り方

  1. 土鍋(または炊飯器)に米と水1カップ(分量外)を入れて30分置く。
  2. ゆでたけのこは穂先を3cm長さの縦薄切り、根元に近い部分は3cm長さの短冊切り。生わかめも3cm長さに切る。
  3. 小鍋に〈A〉としらす干しを入れて火にかけ、煮立ったらたけのこを入れて2分ほど煮て、生わかめを加えて混ぜながらさらに2分ほど煮る。ざるでこして、煮汁と具材に分ける。
  4. 3の煮汁は足りなければ水を足して200mℓにして1に入れる。〈B〉を加え混ぜ、ごはんを炊く。炊き上がったら3の具材をのせて蒸らし、全体を混ぜる。
  5. 小鍋に卵を割りほぐし、〈C〉を加え混ぜて中火にかけ、箸で混ぜながら炒り卵を作る。
  6. 器に4を盛り、5と木の芽を散らす。

※たけのこのシーズンが過ぎたら、ふきやグリーンアスパラも生わかめと好相性。

ここがポイント

「具材はごはんと一緒に炊き込まないで!」(藤井さん)

左:具材はあらかじめ煮て、煮汁と具材に分け、ごはんは煮汁で炊く。右:具材は炊けたごはんと一緒に蒸らし、仕上げに軽く混ぜる。

案外と簡単、春の台所仕事

「たけのこをゆでる香りが台所に広がるのは、幸せを感じるひとときです」(藤井さん)

  1. たけのこの皮をしっかりと水洗いし、外皮の硬い皮2~3枚をはがす。
  2. 穂先から5~6cmのところに斜めに包丁を入れて切り落とし、皮の厚みの部分にだけ縦に1本切り込みをいれる。根元のごつごつとした部分はそぎ切る。
  3. たけのこが入る大きめの鍋にたけのことたっぷりの水、米ぬか1カップ(米のとぎ汁でもOK)、赤唐辛子1~2本を入れ、落としぶたをして火にかける。ふきこぼれないように火加減をしながら40~60分ゆでる。
  4. 竹串を刺して、すーっと通ったら火を止め、そのまま冷ます。
  5. 冷めたらぬかを洗い落とし、たっぷりの水にさらす。

藤井 恵 さん
料理研究家・管理栄養士

ふじい・めぐみ 健康を大切にした手軽に作れるレシピに定評がある。テレビ、雑誌、書籍で活躍。『藤井弁当』で第7回料理レシピ本大賞準大賞を受賞。近著は『藤井恵の健美ごはん』(女子栄養大学出版部)。