オンラインでコウケンテツさんと“一緒に作る、一緒に食べる”
「ボンマルライブクッキング」を開催!

withコロナの日常でもアンバサダーのみなさまと親しく交流をしたい! と前向きに模索を続けるボンマルシェ編集部の熱い想いで、4月、6月と2回開催した「ボンマルオンラインお茶会」に続き、7月はオンラインで「ボンマルライブクッキング」を開催いたしました。ご出演くださったのは、ボンマルシェ本紙で好評コラムを連載中の人気料理研究家、コウケンテツさんです。
コウケンテツさんとランチタイムをともに!
7月30日(木)のちょうどお昼どき午前11時半、コウさんと“ランチを一緒に作って、一緒に食べる”、ボンマルシェ初のライブクッキングがスタート! 抽選で当選なさったボンマルシェアンバサダー18名が参加しました。
コウさんのご自宅内のキッチンスタジオと全国各地からご参加くださったアンバサダーさんのご自宅キッチン18カ所、そして編集部がある築地の朝日新聞東京本社をZoomで結んで一斉に調理をしたのは、コウさんの連載コラム第一回「天国の階段のキャベツ炒め」で掲載した『豚バラ肉とキャベツ炒め』。フィリピン北部バナウェイ、世界遺産の棚田で米農家を営むジャニさんという方に教わったという、コウさんの思い出の一皿です。
こんなサプライズでスタート
冒頭、参加者の緊張した表情をご覧になったコウさんからスペシャルな“おもてなし”が!日頃は家族や仕事関係者しか入れないこだわりに満ちたコウさんのキッチンスタジオを、ご自身でカメラを移動させながらご紹介くださったのです。愛用の調理道具も垣間見られた参加者から「わ~っ」という歓声が上がり、すっかり和やかな雰囲気に。
さあ、調理開始!
まずは、コウさんから手順の説明。「豚バラ肉を切り、鍋で香ばしく炒めている間に、キャベツのそぎ切りをして先の豚バラ肉と合わせて、20分蒸します」という解説を聞きながら、一斉に調理スタート。流れるような動作で調理するコウさんの手元が写る画面と、ご自分の作業を確認しながら進行していきました。
「みなさん、キャベツのそぎ切りはまな板を使いませんよー。キャベツを手に持って、包丁でそぎ切りにしてくださいね。これは、現地の方に教わった切り方なんですが、慣れるとこんなに楽な方法はないです。切り揃えようとしなくていいし、ゆっくりでいいんですよ。切り口が揃っていないほうがむしろ味がしみておいしい!」とコウさん。
包丁を使わないキャベツの切り方は初めてという参加者も多く、最初は戸惑い気味でしたが、コウさんからの「〇〇さん、そうそれでいいんですよ」「〇〇さん、ゆっくりで大丈夫ですよ」の声掛けもあって、みなさん、順調に調理が進んでいきました。
「切ると、キャベツ半玉でもこんなにたくさんの量になるんです。鍋に山盛りになりますけど、押しながら蓋してくださいね。蒸されるといい具合に収まりますから。どうしても収まらかなったら、残ったキャベツは後で浅漬けとかにしてくださいね」(コウさん)

調理はいよいよ大詰め、蒸し段階に。コウさんから「火加減もあまり神経質にならないでくださいね。水気がなくなったらお水を足せばいいんですから。水加減? それもアバウトでいいですよ。料理は神経質になっちゃダメ。楽しくねー」と、肩の力が抜けるうれしいアドバイスも。現に、10分ほどたったところで、コウさんご自身も鍋の水気が少なくなった気配を感じて、慌てて水を足す一幕が! 「みなさん、緊急連絡でーす!至急弱火にしてください」のコウさんからのアナウンスに、一斉に弱火にするという楽しいハプニングも。
蒸し時間はトークタイム!
20分の蒸し時間は手が空いている時間でもあるので、せっかくの機会だから有効に! と、実は、編集部は事前にコウさんに幾つかのリクエストをしていました。それは、以下の3つです。
その1:この料理の裏話をぜひ!
その2:残った豚肉とキャベツで作るおすすめの料理をご紹介ください
その3:「豚バラ肉とキャベツ炒め」に合う副菜を教えてください。
コウさんは「20分の間にそんなに話せるかなあ……」と言いながらも、当日は、一つずつ丁寧かつ的確にお答えくださいました。
リクエストその1:「この料理の裏話を聞かせて!」
「教えてくださったジャニさんの家では、豚肉無しのキャベツだけの炒めものが毎日のおかずでした。お米がたくさん食べられるようにと、塩をきつめにして、お米8に対してキャベツ炒めが2の割合。天国の階段といわれる世界遺産の棚田で何代にもわたって米栽培をする質素な暮らしですが、僕はジャニさんのおたくに1週間ホームステイして、料理とは?食べるとは?生きるとは?という食の本質を学ばせてもらいました」と、現地でコウさんが撮った写真を見せてくださりながらの印象深いお話をしてくださいました。「僕が帰国する日の最後の食事に出してくださったのが、この、豚肉の入ったキャベツ炒め。特別の日にだけ豚肉が入るんです」という秘話に、皆さんほっこり。
リクエストその2:「残った豚バラ肉の使い方を教えて!」
「豚バラ肉はブロックで売っていますから、残ったら、サムギョプサルやゆで豚。それから、焦がしネギと豚バラ肉の炒飯もおいしいですよ! この炒飯は僕のYouTubeで紹介しましたので、ぜひ見てくださいね」と、ご自分も好きでよく作っているメニューを教えてくださいました。
リクエストその3:「キャベツ炒めに合う副菜を作って!」
「プチトマトのはちみつレモンマリネ」を実際に作ってくださいました。「プチトマトを手で裂いて、お酢やハチミツなどのマリネ液の材料と合わせるだけですけど、超おいしい!」というコウさんの説明と手順を見ながら、「冷蔵庫にプチトマトがあったので、今、一緒に作っちゃいました」と、画面越しに見せてくだった参加者も! 「さすがっスね、アンバサダーさんたちは料理意識が高いですね!」(コウさん)
待望の、コウさんと一緒の実食タイム!
蒸しあがった鍋の蓋を開けると、キャベツと豚肉の旨みがからまりあったおいしい香りが! さあ、盛り付けです。

ここでコウさんから「ごはん8に対してキャベツ炒め2ですよ」の指令が。盛り付けを終え、全員の出来栄えを画面に向かってご披露いただきながら記念撮影、そして、コウさんの音頭で乾杯! その後、食育についてや、家族の食事で大事にしていることは? などなど、参加者からの質問にお答えいただきながらの実食タイム。含蓄に富んだコウさんの話にみなさん納得する点が多々でした。
調理に使ったお鍋のご紹介!
さらに、コウさんがこの日、調理に使ったお鍋のお話もうかがうことができました。「フランスで16世紀末に生まれた鋳物鍋ブランド『クーザンス』です。本格的に料理家を目指して故郷の大阪から東京に来るときに持ってきた大切な鍋です。残念ながら今は製造されていないようですけど……」(コウさん)。
「もっとお話したかったナ」(コウ)
そして、大いに盛り上がっていた実食タイムも終了予定時間に。「残っているお料理は夜ご飯に召しあがてください」のコウさんのアドバイスに、後日、参加者から「その夜、家族に食べてもらったら、おいしい!と評判ヨカッタです」「キャベツってこんなにおいしいものなんだと気がつきました」「お料理の背景にあるドラマも聞けて嬉しかった」など、編集部に参加者からのウレシイ感想が続々届きました。
YouTube「コウケンテツチャンネル」で料理を発信して人気のコウさんですが、実は参加者と会話を交わしながらのライブクッキングは初めて。「ご参加くださった皆さんが、料理をするって楽しいんだ、と思ってくださったらウレシイです。せっかくのライブクッキングですから、もっと参加者お一人お一人と画面越しにお話したかったナ」との感想も。
“新しい日常”のなかで、読者の皆さまとの“新しい交流のカタチ”を模索していた編集部は直前まで「参加者に楽しんでいただけるかしら」と全員が不安でしたが、参加いただいたアンバサダーさんの感想やコウさんのご意見をうかがって、「やってよかった!この企画、続けたい!」との想いを強くしました。コウさん、ご参加くださったアンバサダーの皆さま、本当にありがとうございました!
豚バラ肉とキャベツ炒め

材料(3~4人分)
- キャベツ…1/2個
- 豚バラブロック肉…60~80g
- サラダ油…適宜
- にんにく…1片
- 塩、こしょう…各少々
- 温かいごはん…適宜
作り方
- 豚肉は1cm幅の棒状に切る。
- 鍋にサラダ油、つぶしたにんにくを入れ、豚肉を炒めはじめる。
- ボウルを用意し(あればザルを重ね)、キャベツをそぎ切りにしながら入れ、水に さらす。
※不安な方はまな板を使用してください。 - 豚肉がカリッとなったら、塩、こしょうをふっていったん取り出す。
- キャベツを鍋に入れ、炒めた豚肉を広げてのせ、塩、こしょうをふる。蓋をして弱 めの中火で20分ほど蒸し焼きにする。
- 全体を軽く混ぜ合わせ、ごはんとともに盛りつける。
プチトマトのはちみつレモンマリネ

材料(1回に作りやすい分量)
- プチトマト…1パック(20個くらい)
- オリーブオイル…大さじ2
- しょうゆ…小さじ1
- レモン汁…大さじ1
- はちみつ…小さじ2
- 玉ねぎ(みじん切り)…大さじ1
作り方
- 保存容器に、プチトマト以外の材料を入れ混ぜてマリネ液を作る。
- プチトマトはヘタを取り、手で二の等分に裂き、1に入れる。
※作りたてもおいしいが、冷蔵庫に数時間入れたあとの味がしみたものも美味。2日くらいで食べきって。
