体に優しく、自然な効き目。ハーブのチカラを見直そう!
夏はハーブで“胃腸冷え”を防ごう!

酷暑が続き、冷たいもののとりすぎで、胃腸まで冷えていませんか?冷えた胃腸は、ハーブで温めましょう!
(撮影:川上輝明/料理:村岡奈弥/イラスト:加藤木 麻莉/取材・文:永井美帆)
教えてくださったのは

村岡 奈弥さん(料理研究家、国際中医師、中医薬膳師)
むらおか・なや●東京都生まれ。フランスの三つ星レストランでの修業を経て、国立北京中医薬大学日本校で中医薬膳師の資格を取得。料理教室を主宰するかたわら、メディア出演や講演でも活動中。
バジルとみそを混ぜてディップソースに
肉や魚にも合うローズマリーのジャガイモ炒め
白身魚にはディル オリーブオイルと刻み野菜とあえる
薬用酒を炭酸水で割ってクールドリンク
1.冷えた胃腸は中から温める
暑くて、つい冷たいものばかりとってしまいますよね。胃腸は冷えると動きが悪くなり、食欲不振や下痢などの症状を引き起こします。中医学では食べたものから得られる栄養分を「水穀(すいこく)の精微(せいび)」と言いますが、冷えた胃ではうまく消化できず、体内に栄養分が行き渡りません。そんな時に注目したいのが、体の中から温めてくれるハーブや生薬(しょうやく)です。穏やかな効き目で、体全体の調子を整えてくれます。
2.意外に身近! おなかを温めるハーブは?
おなかを温めてくれるハーブとしてはジンジャーやレモングラス、シソ、シナモンなどがあります。シナモンは生薬では桂皮(けいひ)と呼ばれるように、西洋のハーブと東洋の生薬は同じもの。自然の植物に由来します。こうしたハーブを合わせてとることで、冷えすぎを防げます。冷えて血の巡りが悪くなったらローズマリー、水分のとりすぎで冷えた時はカルダモン、バジル、ディルなど、自分の体の状態に合ったハーブをとることが大切です。
3.ハーブの有効なとり方は?
ハーブティーをはじめ、ハーブや生薬が入った薬用酒も血の巡りが良くなり、効果的です。私はバジルとみそを混ぜたものを、鶏胸肉のソテーや野菜に付けて食べています。ローズマリー、バジルとジャガイモをさっと炒めるだけでも、香りが良く、食欲が増すので夏におすすめです。デザートのヨーグルトやアイスには、シナモンと赤ワイン、砂糖を煮詰めたソースをかけて。簡単なので、ぜひ試してみて下さい。
村岡さんおすすめ
夏に食べたいハーブはこれ!
カルダモン
おなかを温めて胃腸の調子を整える。消化促進
クミン
胃の冷えによる痛みを緩和
バジル
体を温めて代謝を良くし、胃もたれなどの症状を緩和
レモングラス
おなかを温め、冷えによる痛みを緩和
ローズマリー
おなかを温め、胃腸の働きを良くする
ディル
胃腸を温め、調子を整える
キャラウェイ
冷えをとり、胃腸の調子を整える
ジンジャー
おなかを温め、体の冷えとる
薬用養命酒に溶け込む14生薬
人参 |
桂皮 |
紅花 |
鬱金 |
芍薬 |
淫洋藿 |
丁子 |
防風 |
地黄 |
烏樟 |
益母草 |
杜仲 |
肉蓯蓉 |
反鼻 |
ニッポンの夏にはニッポンのハーブを!
※ただ今CM放映中の藤井隆さん乙葉さんご夫妻 夏の疲れた胃腸にじわっと効く
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