夏は子どもを伸ばすチャンス― 学びがいっぱいの海外クルーズに親子で挑戦!
移動を楽しむクルーズは、家族旅行や三世代旅行で利用したい。写真はコスタ・ビクトリア(船体)
この夏は、家族でクルーズデビューはいかが?
360度大海原の非日常の船上では、サプライズな体験が満載。笑顔あふれるクルーズは、親子の絆を深め、子どもの成長を育みます。今号はクルーズコンサルタントの資格ももつ旅行ジャーナリスト村田和子さんがクルーズ旅をおすすめします。
(文:村田和子/写真:JTBメディアリテーリング提供)
著者プロフィール
むらた・かずこ
旅行ジャーナリスト、クルーズコンサルタント。子どもと47都道府県を旅し、親子クルーズの経験も豊富。旅育メソッドを提唱し「家族deたびいく」を運営
(http://tabi-iku.jp/)
1 プールにショーの鑑賞も!
移動を楽しむ究極の旅
クルーズというと「時間もお金もかかる特別なもの」と思っていませんか? 最近は、1泊あたり1万円台からのリーズナブルな外国船が日本発着を実施し注目を集めています。クルーズ代には、食事、移動、宿泊に加え、豪華な施設やショーの鑑賞なども含まれ、子ども向けに特別料金を設ける船も。財布を気にせず、親子でやりたいことをトコトン楽しめるので、トータルで考えるとコストパフォーマンスは抜群! 実は、家族旅行にこそお薦めの旅のスタイルです。
子どもはプールでご機嫌。親は見守りながらデッキチェアでのんびりくつろぐのもいい
子ども連れの旅は、周りに気を使うことも多く「移動で疲れてしまう」という親御さんの声もよく耳にします。クルーズは“動くホテル”といわれるように、快適に移動ができるので、乗った瞬間からリラックス。客室からエレベーターで甲板に出れば、プールやジャグジー、球技イベントなども催されるスポーツコートなどがあり、360度の大海原に心が癒やされます。フォトジェニックな船内では、音楽の生演奏があり、にぎやかなイベントも開催。イタリアのコスタクルーズでは、カーニバル・オブ・ヴェニスという仮面をつけたパーティーがあり、老若男女に人気です。
シアターでは華やかな歌や踊りのショーが毎晩開催され親子で楽しめる
疲れたらいつでも客室のベッドで横になれるのも、クルーズならでは。新しい港に着いたら、重たい荷物は船内に置いたまま身軽に寄港地観光へでかけましょう。小さな子どもから年配の方まで快適に過ごせるクルーズは、体に優しく、三世代旅行にもぴったりです。
バルコニー付の客室はいつでも海が感じられ、開放感は抜群!
2 満天の星に親子で感嘆
船上ではグローバル体験も!
非日常のクルーズでは、子どもの五感を刺激し学びに繋がる体験が沢山あります。一日の始まりは、ちょっと早起きをして朝日を拝むことから。船上では魚の群れや虹が見えることも多く、夜は手が届きそうな満天の星に感嘆の声をあげる。大自然の中で出会う一瞬一瞬が、忘れられない思い出になります。
グローバルな世界を体感できる貴重な機会にもなります。船内は英語が身近で、世界中から集まるスタッフとの交流も楽しみのひとつ。食事もビュッフェレストランには国際色豊かな料理が並び、目にも鮮やかです。豪華な雰囲気が漂うメインレストランでは、担当の外国人スタッフが、子どもも一人前のお客様としてもてなし、ちょっぴり紳士淑女気分も。フルコースの料理は、テーブルマナーを覚えるのにも最適です。
メインレストランの本格的なフルコースもクルーズ料金に含まれる
外国船には無料で参加できるキッズクラブもあり、ファミリーに人気です。親と離れ初めて会う子ども達と過ごすことで、コミュニケーション力も磨かれ自信になります。その間、親は海を見ながら読書をしたり、スパやバーを楽しむなど、自身のメンテナンスをしてみては?
別々に過ごした後は、子どもは自分だけが知っている体験を伝えようと一生懸命になり、いつも以上に親子の会話も弾みます。お互いの体験を交換することで、旅の思い出も2倍3倍と膨らみます。
百聞は一見にしかず。ぜひ今年の夏は、プライスレスな船旅に挑戦してみませんか?
キッズクラブでは、クラフトやスポーツ、パーティーなどのアクティビティを実施。(3歳以上)
※写真はいずれも客船「コスタ・ビクトリア」です。
illustration by Akira Sorimachi
