地球のパワーを全身に浴びよう!― 神宿るハワイ島の天空と大地
島の北東部ヒロは雨が多く、高い建物がほとんどないため、美しい虹が見られる。ダブルレインボーが見られたらラッキー。
現在も噴火が続くキラウエア火山や霊峰マウナ ケアをはじめ、大地の息吹を感じるパワースポットが多く存在する島、ハワイ島。2017年9月からJALの直行便が再就航し、アクセスしやすくなりました。島に宿る神の力“マナ”に抱かれる旅に、出かけませんか?
(写真:小林廉宜/文:安藤菜穂子)
写真家プロフィール
こばやし・やすのぶ
「世界の森」や「未来に残したい風景」などをテーマに、希少な自然や文化を撮り続ける。近著は『森 PEACE OF FOREST』。
http://www.yasukoba1116.com
Point 1 火の神ペレのエネルギーを感じるキラウエア火山へ
中央に真っ赤な溶岩が見えるキラウエア火山のハレマウマウ火口。
ハワイ島は、ハワイ諸島の中で一番大きく、“ビッグアイランド”とも呼ばれています。この島の第一の特長は、キラウエア火山が現在も真っ赤な溶岩を吹き上げて海に流れ込み、島の面積を広げ続けていること。地球上でもっとも活発にエネルギーが動いている場所の一つです。ドロドロの溶岩のすぐそばまで近づけるトレッキングコースや、溶岩が水蒸気を上げながら海に流れ込む「オーシャン・エントリー」を観察できる場所もあり、大地のエネルギーを直に感じることができます。ハワイの神話によると、このキラウエア火山は、美しく情熱的で気性の荒い火の神ペレが住む地。数々の恐ろしい神話が伝えられ、その激しい感情をストレートに表す率直さからハワイの人々に愛されると同時に畏怖(いふ)されている女神です。そんな火の神ペレからは、自分に正直になれる、ポジティブなエネルギーが与えられるといいます。旅を楽しみながら、ありのままの自分に素直に向き合い、本来の自分を取り戻すことができそうです。ただし、記念に溶岩のかけらなどを持ち帰ることはくれぐれもしないように。地元では、ペレの怒りに触れて不幸が訪れると固く信じられています。
海に溶岩が流れ込む「オーシャン・エントリー」は、溶岩の流れる位置によって観測できる場所が変わる。
Point 2 霊峰マウナ ケアで朝日を浴びる
「白い山」という意味を持つマウナ ケアは、常夏のハワイにあって、冬には雪に覆われる標高4,205mの山。山頂の天候が比較的安定していて空気が澄んでいるため、日本を含む世界11カ国が天文台を設置しています。しかしハワイの人々にとってこの山は、雪の女神ポリアフが住まう聖地。地元の人々との取り決めで、13カ所以上の天文台は建設しないことになっているそう。雲の中に沈む、世界一といわれる夕日、こぼれんばかりの星空、そして神聖な日の出。日本人だけでなく、ハワイの人々も、朝日への思いが強く、最初の光は「心のお薬」といわれています。富士山より標高が高いにもかかわらず山頂まで車で登ることができるのも大きな特徴。高山病や寒さへの対策が万全な現地ツアーに参加するとよいでしょう。
雲海から昇る、神々しい朝日。
天文台は山頂から100mほど下った、標高4100m付近に点在している。
Point 3 古代からマナが息づく「天国に届く丘」
諸説ありますが、アリゾナのセドナ、フランスのルルドとともに世界三大パワースポットと称される地が、「マウナラニ」。ここがパワースポットといわれるゆえんは、コハラ・マウンテン、マウナケア、キラウエア火山を含むマウナロア、ファラライ、マウイ島のハレアカラという五つの火山のちょうど真ん中に位置し、すべての山々のパワーが集まること。「天国に届く丘」という意味のマウナラニは、聖なる力「マナ」が宿る地として古代ハワイ人からあがめられてきました。とくに王族に捧げるための魚を養殖していたフィッシュポンドにもっとも強いマナが宿っているといわれています。ほかにも古代ハワイ人が残したペトログリフ(岩絵)や住居跡なども。現在はこうした遺跡を残したまま、「マウナラニ ホテル&バンガローズ」として開発されています。幸運の象徴ウミガメが訪れるビーチもあります。
フィッシュポンドの朝焼け。海水と湧き水が混ざる汽水池では、魚が大きく育つ。
ホテルの敷地内のビーチではウミガメが気持ちよさそうに泳ぐ姿がよく見られる。
ハワイ島ならではのお土産はファクトリー直売店で!
ハワイ島は、ファクトリー直営のショップを訪れるのがおすすめ。工場見学や試食を楽しめるほか、ここでしか買えないアイテムも!
- マウンテンサンダー 100%コナ・コーヒー
https://www.mountainthunder.com/ - レア・ハワイアン オーガニック・ハニー
http://rarehawaiianhoney.mybigcommerce.com - ハマクア・マカダミアナッツ・カンパニー
https://hawnnut.com - ビッグアイランド・キャンディーズ
https://www.bigislandcandies.com/nihongo
illustration by Akira Sorimachi
