ロンドナーも大興奮! ロイヤルベビー&ウェディング―
今こそ、幸せオーラに包まれる街、ロンドンへ
ポートベロー©Spectrum Colour Library/ HIP/TopFoto/amanaimages
ウィリアム王子&キャサリン妃の第3子ルイ王子の誕生、ヘンリー王子と女優メーガン・マークルの結婚など慶事に沸くロンドン。
ハッピーな出来事が続く今こそ、この街を訪れる時。フレッシュな旅のための最新トピックスを、現地からお届け!
(取材・文:安藤菜穂子/写真協力:小川ヒギンズ美穂子、アマナイメージズ)
教えてくださったのは

ロンドン在住の
小川ヒギンズ美穂子さん
おがわ・ひぎんず・みほこ
1994年に渡英し、ロンドン大学大学院コートールド美術研究所にて近現代美術史を専攻。卒業後は美術品等を扱うオークション会社に入社し、在籍中にロンドン・シティ大学大学院芸術政策経営学部を卒業。現在は、国際的な文化イベントの企画・運営会社を経営するかたわら、美術関係の記事を執筆。夫のロイ・ヒギンズ氏らとの共著『イギリス英語とロンドンの歴史・文化を一緒に学ぶ』が出版されたばかり。 https://www.beret.co.jp/books/detail/688
ロンドナーになった気分で訪れたい
現地で話題のスポット
バッキンガム宮殿、大英博物館、ウェストミンスター寺院などの定番の観光名所は、やっぱり1度は見ておきたい。でも、その他にも魅力的なプチ・ミュージアムが数多く存在するのがロンドンのいいところ。たとえば「ヘンデル&ヘンドリックス・イン・ロンドン」は、バロック音楽の巨匠ヘンデルと、伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが住んでいた部屋が、18世紀と1960年代という時を超えてお隣同士だったことから、2つの部屋が当時のままに再現されているというミュージアム。音楽ファンは必見です。老舗デパートセルフリッジズの近所には、ハートフォード侯爵でもあったリチャード・シーモア・コンウェイが集めた15〜19世紀の美術品を展示する「ザ・ウォーレス・コレクション」が。侯爵が実際に暮らした邸宅を改装したこの美術館のハイライトは、世界屈指といわれる18世紀のフランス・セーブル磁器。現在は国立博物館となったので、入場無料なのも嬉しい。カフェのアフタヌーンティーも絶品とか。
世界的な注目が集まるようになってから久しいロンドンのレストラン・シーン。フレンチやモダンブリティッシュだけでなく、お洒落なチャイニーズやインド料理店などにミシュランの星が付き始め、バラエティが豊かに。加えて、今話題になっているのは“予約不可”のお店。人気店はもちろん長蛇の列だが、ミシュラン1つ星を持つ「Barrafina Dean Street」のようなお店ですら、これを貫いているそう。「忙しくて予定が立たないロンドナーが美味しいものを食べたくなった時に立ち寄るには、ある意味適したシステムといえます。食事の内容も2時間以上かけてじっくり、というスタイルが合わなくなっているようで、もっと短時間で手軽に楽しめます」と小川さん。旅行者にとってもトライしやすい。
ロンドンから電車で約3時間のコッツウォルズは、ケイト・モスやヒュー・グラントも別荘を所有する景勝地。「平日は都会で仕事、週末はコッツウォルズで田舎暮らしをするのがロンドナーの理想。美しい別荘が多く見られます」(小川さん)。
ポートベロー©Spectrum Colour Library/ HIP/TopFoto/amanaimages
ノッティングヒル©YANSHIN/a.collectionRF/amanaimages
大英博物館©AKIKO TAKAHASHI/SEBUN PHOTO/amanaimages
スカイガーデン©Mark Sykes/awl images/amanaimages
コッツウォルズ©Nigel Francis/robertharding/amanaimages
バッキンガム宮殿©Radius Images/amanaimages
アンティークマーケット©officek/a.collectionRF/amanaimages
ロンドンの橋©Filip Kulisev,Master QEP,FBIPP/Amazing Planet/amanaimages
ドーバー海峡©YOSHIAKI NAGASHIMA/SEBUN PHOTO/amanaimages
ロンドンの人気スポットphoto:Ogawa Higgins Mihoko
ロンドンの人気スポットphoto:Ogawa Higgins Mihoko
ドーバー海峡を渡れば
世界遺産のモン・サン・ミッシェル
ユーロスターやフェリーの発達で、ロンドナーにとってより近くなったフランス。とくにモン・サン・ミッシェルのあるノルマンディーは、愛車でフェリーに乗り込んで行くことができるので、大人気のスポット。
©Christian Krieglsteiner/500px/amanaimages
知っておくと楽しさバージョンアップ
観光名所トリビアご紹介
バッキンガム宮殿以外でも衛兵交代が見られる!
バッキンガム宮殿と国会議事堂の中間地点にある「Horse Guards」では、近衛騎兵隊による交代式がほぼ毎日午前11時から行われる。柵もなく警備員もいないので、身近に見られるチャンス。
「ビッグベン」は何を意味するか知っていますか?
本来は国会議事堂ではなく時計塔にある鐘のニックネーム。時計塔そのものは、2012年にエリザベス二世在位60年を祝して「クロック・タワー」から「エリザベス・タワー」に改称された。
大英博物館の無名の大名品はあのブランド食器の起源
紀元1年〜25年に作られた古代ローマ時代のガラス壺「Portland Vase」は、館内では見過ごされているものの、ウェッジウッドが「ジャスパーウェア」をつくるきっかけとなった名品。ぜひ注目を!
金融街シティーの展望スペースからロンドンの街を俯瞰しよう
地上35階から360度のパノラマでロンドンを一望できる「Sky Garden」は、事前のネット予約が必須だが、なんと入場無料の穴場。レストランやカフェ、室内庭園もある隠れた憩いの場所だ。
illustration by Akira Sorimachi
