富士山のすそ野ぐるり一周、東海道五十三次を歩いて制覇!
楽しみながら続けられる シリーズウォーキングに参加しよう!
ウォーキングの習慣は体にいいことが分かっていても、なかなか続けられない……という人も多いのでは。そんな人におすすめなのが、テーマに沿って歩くウォーキング・ツアー。なかでも複数回に分けて長距離を踏破する“シリーズウォーキング”なら、楽しみながら、歩くことが習慣に!
(イラスト:朝倉めぐみ/写真提供:クラブツーリズム/文:安藤菜穂子)
Point.1
通って楽しむツアー
シリーズウォーキングって?
ウォーキングのルートの起点まで主にバスで移動し、歩き終えたらまたバスに乗って解散場所まで帰る。歩くのに適した場所で、純粋にウォーキングを楽しむことができると人気なのが、ウォーキング・ツアー。行き帰りの移動の煩わしさから解放されることはもちろん、初めての場所でもツアーガイドのナビゲーションによって自分で地図を確認したりすることなく安心して歩けることや、地元の名物料理店での食事が用意されているなど、下調べや準備ナシでも存分にウォーキングが楽しめるのが人気の理由。ウォーキング初心者でも安心して参加できます。
そんなウォーキング・ツアーを、複数回に分けてシリーズ化し、長距離のルートを踏破するのが“シリーズウォーキング”です。習い事やジムなどに通う感覚でツアーに参加する、新しいスタイル。一人で参加しても、回を追うごとに仲間が増え、ゴールに到達した頃にはすっかり友達になれそうです。大きな達成感が得られると同時に、ツアーを楽しんでいるうちに歩くことに慣れ、自然にウォーキングを習慣化することもできるでしょう。
朝霧高原にて
Point.2
すそ野を巡って富士山を一周、
東海道五十三次制覇など、興味深いルートがいっぱい
たとえば「富士山すそ野ぐるり一周ウォーク」は、全17回で約153kmを踏破するシリーズウォーク・ツアー。360°の角度から富士山を仰ぎ見ることができるユニークなルートを巡ります。富士山に精通した専属講師のガイドにより、個人ではなかなか行けない場所を歩くことができるのが大きな魅力。月1回のペースで季節ごとの景色に触れられることも、続けて参加する原動力になりそうです。さらには、地元の郷土料理のランチや、歩いた後の温泉も、この場所ならではの楽しみ。
昔の東海道の佇まいを今に遺す、三重県亀山市・関宿
東京・日本橋から京都・三条大橋までを歩く「東海道五十三次を歩く」は、全30回で約492kmを踏破。独自の綿密な歴史調査による、江戸時代に実際に使われていた旧街道を歩きます。随行するのは、歴史に精通したナビゲーター。名所の解説を聞きながら、江戸時代へと思いを馳せます。毎回、現代の地図と江戸時代の東海道道中図が配布されるので、見比べながら歩くのも興味深い。訪れる場所ごとの名物料理のランチや、その土地ならではの銘菓をおやつにいただくのも楽しみです。宿場町をたどりながら三条大橋まで歩ききった時には、どんな感動が待っているのでしょうか。これからの季節にぜひ!
山梨県・山中湖村の花の都公園から望む富士山
ウォーキングに適した服装と装備は?
登山のようにアップダウンのある道や未舗装路ばかりを歩くほどハードではないにせよ、ウォーキングに適したスタイルを意識することで、快適に歩くことができます。
- 靴
できればウォーキング用の、履き慣れた靴を。おろしたてで慣れていない靴は避けましょう。 - 服装
上半身は、体温調節ができるよう、重ね着を工夫しましょう。吸湿性・通気性・速乾性に優れた機能性の高い登山用のものがおすすめです。シャツだけでなく、下着も登山用を選びましょう。ボトムスは、膝の曲げ伸ばしがしやすいことがポイント。ジーンズは不向きです。 - 帽子
夏は紫外線予防として、冬は防寒具として、1年中必須。 - リュックサック
両肩でしっかり背負え、ショルダーストラップが調整できるもの。腰ベルトが付いていると安定するので快適です。 - 雨具
上下セパレートタイプが着脱しやすいので便利です。なかでも透湿性のあるゴアテックス製なら、冬には防寒着としても活躍します。 - 便利なアイテム
着替え、タオルマフラー、常備薬、入浴用タオル、水分・塩分・糖分を補給する行動食、スパッツ、ザックカバー、手袋など
illustration by Akira Sorimachi
