Life Style
2018.03.15
板谷由夏の“今日から、もっと。アップデート”
女は指先で、おしゃべりになる。
(撮影:竹内裕二/ヘア&メイク:NOBU HAPPS.)
美意識はパーツに宿る、というのはきっと本当。一人で考え事をしている時、街を歩いていてふと鏡に映った自分の姿を見る時、その存在感の大きさにハッとするのが「爪」です。指先がきちんと手入れされているだけで、「行き届いている感」が漂ってきます。
仕事柄、きれいにネイルを塗っていただく機会が多い私ですが、オフの日には日常の慌ただしさにかまけてつい疎(おろそ)かにしがち……。だから、ネイルは「ちゃんとしよう!」と、気づかせてくれる美意識のバロメーターになっています。
女性の指先は饒舌(じょうぜつ)です。真っ赤なネイルを塗れば、強気でセクシーな女に。ごく透明に近いベージュのネイルを塗れば淑(しと)やかな女に。爪の色に合わせて、仕草や言葉までちょっと変わってくるのだから不思議です。あるいは、黙っていても、爪の色が「私はこういう女性です」と主張してくれます。実際、ドラマや映画の役作りでもネイルの選択はとても大事にされています。
今日、私が選んだのは自分の肌に馴染(なじ)む、濃いめのグレー。トレンドの色でもあり、トラッドな服にもよく合って、気に入っています。冬はマットに、夏は少しラメやパールで光を反射させてと、季節に合わせて質感を変えるのも好きです。爪先のおしゃべり、楽しみましょっ。
@takarajimasha
いたや・ゆか
女優、キャスター、ファッションブランドのディレクターなど多岐に活躍中。4月6日(金)から初主演舞台「PHOTOGRAPH 51」が開演。
