Life Style
2019.12.05

板谷由夏の“今日から、もっと。アップデート”
家事代行サービス代表・和田幸子さんと語る
「大掃除シーズンに改めて、家事労働のあり方を考えてみる」

(撮影:河内彩/構成:宮本恵理子)

夫婦共働きで2人の男の子を育てている私にとって、毎日の〝家事〟は身近な大問題! 「遊びに行きたい」と騒ぐ子どもたちと、「たまった家事を片付けたいッ」と髪振り乱す私の間でなんとか折り合いをつけるのが毎週末の定番。朝・昼・晩ごはん、学校のお弁当に、最近は塾弁も……。夫は協力的なほうですが、それでも〝手が足りない〟のが実感。こんな暮らしが10年続いています。

今回お会いした「タスカジ」代表の和田幸子さんも、システムエンジニアをしていた会社員時代、同じ悩みを抱えていたそう。「家事の負担から解放されたら、もっと女性はハッピーに活躍できるはず」と一念発起。女性が罪悪感を抱える文化を変えたいと、インターネット上で家事が得意な人と、家事をやってほしい人をマッチングさせるサービスを2014年に始めたそう。ネットだから価格も抑えられて、口コミで事前に評価をチェックできることも安心材料に。利用者は順調に伸びて、ハウスキーパーとしての登録者も2100人に増えたとか。「家事労働はとてもクリエイティブな仕事。専業主婦の経験を生かせるキャリアを応援できることにも、やりがいを感じます。年齢の上限もないので、ベテラン主婦が家族の後押しで〝デビュー〟する例も多いんですよ」。

海外では当たり前の家事代行が、これほど身近になっているとは知りませんでした。でも「他人を家に入れる」ことへの心理的ハードルはどうしたら? 「まずは水回りだけなど、手放せるところから頼むといいですよ。私も最初はそうでしたが、かなりお任せするようになった今は家事ストレスが解消されて、私も家族も笑顔になれる時間が増えました」。

「仕事も家庭も諦めたくない。私さえ頑張れば」とつい無理をしてしまう女性にとっては救世主かも。私もお願いしたくなりました!

@takarajimasha

いたや・ゆか
女優、ファッションブランド「SINME」のディレクターなど多彩に活躍中。