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2024年度 かんきょう新聞

出張授業

地球のために何ができるか
考えよう

太陽生命保険株式会社
授業の内容
  • ・世界の平均寿命は延びている
  • ・“人生100歳時代”に備えよう
  • ・保険に入ることの大切さ
  • ・森林保全の取り組みについて
  • ・未来に向けてできることを考える
講 師
末次めぐみ先生
企画部
サステナビリティ推進課長
末次めぐみ先生
出張授業:太陽生命保険株式会社の様子1
先生から出題されたクイズに、積極的に手が上がる

日本は世界で一番平均寿命が長い国

医療技術の進歩などによって、いま世界の人々の平均寿命は急速に延びている。なかでも、日本の平均寿命は1980年頃から世界一をキープしているのだと先生が説明する。

「1980年の日本の平均寿命は75.9歳。その後、約40年間で8.4歳も伸びています。2020年の平均寿命は、男性は82歳、女性は87歳。さらに、2060年には男性が84歳、女性については90歳を越えると予想されています」

世界で一番長生きできるというのは、幸せなことかもしれない。一方で、長く生きれば生きるほど、病気や事故といったリスクも増えていく。車に乗るようになれば事故に遭ってしまうかもしれない。年齢を重ねる中で病気になってしまう可能性もある。やがて到来する“人生100歳時代”を見据えながら、もしもの場合に備えることが重要になるのだという。

「病気や事故など万が一の時に備え、みんなで少しずつお金を出して助け合うのが『保険』の仕組みです。こうした仕組みのことを、少し難しい言葉で『相互扶助』といいます。誰もが“人生100歳時代”を楽しく、そして自分らしく生きていくために、太陽生命は保険を通じて人々に安心を届けたいと考えています」

出所:1950年は厚生労働省「簡易生命表」、1960年から2020年までは厚生労働省「完全生命表」、2030年以降は、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位仮定による推計結果 ※1970年以前は沖縄を除く値

生命保険会社が森林保全をする理由

太陽生命では、環境のために森林を保全する活動を2006年から続けている。生命保険会社と森林保全は、一見すると無関係のようだが、両者は密接につながっているのだそう。

そもそも、生命の源である地球の健康が失われてしまえば、誰もが元気に暮らす“人生100歳時代”を実現することはできない。

「太陽生命が森林保全活動を始めた約20年前の当時、パンフレットや契約書などをつくるために大量の紙を使っていました。そこで、紙の原料となる森林の木や植物を守りたいという思いがありました」

現在、太陽生命は栃木県、滋賀県、山形県に森林を設置している。

栃木県の「太陽生命の森林(もり)」では森林の状況に応じて定期的な間伐などの森林整備活動を実施している。「密集した木を切ることで隙間から日光が当たるようになり、森林が成長しやすくなります。こうして元気な木が増えることで、地球温暖化の主な原因である空気中の二酸化炭素をたくさん吸収してくれるようになるのです」

また、滋賀県にある「太陽生命くつきの森林(もり)」では、小学生が3年間どんぐりの苗木を育て、卒業時に植樹する活動「どんぐりプロジェクト」を実施している。どんぐりの苗木を育てることで、人と森林との関わりを自分のことのように考えられる豊かな心を育む場にもなっているという。

そして2024年からは、新たに山形県に「太陽生命の森林(もり) 上山市西山エリア」を設置し、森林保全活動を実施している。

“学びの種”を自ら行動し育てよう

よりよい未来を目指して、生命保険と森林保全活動により人々と地球のサポートを行っている太陽生命。

では、“人生100歳時代”を自分らしく楽しむために、一人ひとりができる取り組みとはどんなことだろうか。先生の問いかけに、真剣な表情で考える子どもたち。「不要な添加物の含まれる食品はなるべく食べないようにしたい」「どんぐりプロジェクトのような環境を守る取り組みに参加したい」「ゴミを分別してリサイクルに貢献したい」。子どもたちからは、自分のため、そして環境のためにできることのアイデアが次々に発表された。

先生は、「今回の授業を通じて、みなさんが自分の将来や環境について考えた事は、未来への種だと考えています。自分たちができることを考え、行動し、その種を成長させてもらえたらと思います。ぜひ一緒によりよい未来をつくりましょう!」と締めくくった。

太陽生命のマスコットキャラクター「いかなキャット」の登場に、子どもたちは拍手喝采! 授業の進行を楽しくサポートしてくれた
ワークシートに自分の考えをメモ
自分と地球の未来を守るために何ができるのかを考える子どもたち。「将来に向けて保険に入りたい」という意見も

出張授業を終えて

練馬区立豊玉第二小学校 (東京都/2024年12月16日)
練馬区立豊玉第二小学校の出張授業
関川卓教諭
関川卓教諭

子どもたちにとって少し難しいテーマである「保険」の大切さをわかりやすく伝えていただき、将来について考える貴重な機会になったと思います。また、環境問題を自分ごととして捉え、自らアクションを起こしていく姿勢を身につけられる有意義な授業となりました。

かんきょう1日学校

講 師
末次めぐみ先生
末次めぐみ先生
企画部
サステナビリティ推進課長
かんきょう1日学校:太陽生命保険株式会社の様子1
太陽生命の森林づくりについて紹介してくれた末次先生。活動のきっかけは、20年前にさかのぼります。当時は、生命保険業務のための契約書類やお客様に渡すパンフレットのために、たくさんの紙を使っていました。そこで紙の削減に取り組むとともに、紙の原料となる森林を守る活動を始めたそうです。

最初の活動場所となったのは栃木県の「太陽生命の森林(もり)」。生い茂った木々を間伐し、太陽の光が当たる明るい健やかな森へと変えました。次につくったのは、滋賀県の「太陽生命くつきの森林」です。ここでは、秋に子どもたちがどんぐりを拾い、その実を学校で3年間かけて苗木に育てて、また森に植える「どんぐりプロジェクト」を開催。また、森には様々な生き物が集まる水辺(ビオトープ)もつくりました。絶滅の恐れのあるアカハライモリもすみやすい環境になりました。

太陽生命のこうした取り組みは環境省にも評価され、「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」に取り組む生命保険会社として初めて認定を受けたそうです。

「30by30とは、2030年までに地球の陸と海の30%を守ろうという世界的な目標です。陸と海を少なくとも30%保護すれば、動物や植物が健やかに生きられる場所が増え、私たちの生活にもよい影響を与えてくれるからです」と末次先生。

現在は、山形県上山市に3カ所目の森林づくりが進行中。豊かな森は人にもよい効果があり、訪れるとみんなの目がキラキラしているといいます。

「今日の話を聞いて、近くの自然を観察しに行ってくれたらうれしいし、ささいなことでもいいので(地球環境に)よい行動をしてもらえることを願います」と話しました。
右の写真は、ビオトープで見つけたアカハライモリを手に乗せる末次先生。「太陽生命の森林は、私たち社員に命のつながりと自然に生かされていることを気づかせてくれる場所」と末次先生。自分たちの行っている活動は小さいことかもしれないが、コツコツ続けることが大事と話した。
  • かんきょう1日学校:太陽生命保険株式会社の様子2
  • かんきょう1日学校:太陽生命保険株式会社の様子3
  • かんきょう1日学校:太陽生命保険株式会社の様子4

豊かな地球環境と子どもたちの
未来を守るために

宮田武志さん
未来ある子どもたちの学びの一助に
太陽生命保険株式会社 広報部長

宮田武志さん

太陽生命は1893年の創業以来、ご家庭に寄り添うことをモットーに生命保険事業を行っております。一方で保険事業はいわゆる“紙文化”で大量の紙を使用していました。環境問題は暮らしに直結する課題でもあるのに、私どもが行動しないのはいかがなものか。そのような意識から、紙の削減とともに、森を育む活動を始めました。

「かんきょう1日学校」では、私どもが保全活動を行っている3カ所の森林について紹介します。森を育み、そこにすむ小さな生物を守る活動がいかに地球にとって大切か、暮らしを豊かにするか学んでいただけると思います。

「人生100歳時代」の到来となり、小学生の皆さんはあと約100年、この地球で暮らしていかなければなりません。今日学んだことが、少しでも環境保全に貢献できる行動につながっていくことを願っています。(談)

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