大阪府の補助金大幅カットで苦境に立つ大阪センチュリー交響楽団を運営する府文化振興財団の新理事長に1日、弁護士・税理士で立命館大学法科大学院教授の水野武夫氏(67)が就任した。行政税務の専門家で大阪弁護士会長も経験した法曹界の大物が、「府民に根付いたオーケストラ」に向けた組織改革を目指す。
記者会見した水野氏は「重大な時期だけに身の引き締まる思い。府民のオーケストラとしてどんなビジョンを持つべきか、理事会、事務局、楽団員の意見を聞きつつ考えていきたい」と語った。橋下徹府知事とは同業だが面識はないという。「いろいろなルートを通じてご意向をうかがい、ご理解を得ながら、オーケストラを発展させていきたい」とも述べた。