Recipe
2021.08.31

トカイナカヴィレッジ 松本傳左衛門農園の“おかあさん”
松本千代子さんの

青じその佃(つくだ)煮 レシピ

昨年の12月号で、冬の畑で収穫した「里芋」の芋煮汁をご紹介くださった“トカイナカヴィレッジのおかあさん”(編集部は親しみを込めてこう呼ばせていただいています)に、今月は、夏の畑で元気に育った青じそを使った佃煮を教えていただきました。ず~っと変わらないしみじみ懐かしい味に食がすすみます。

「子どもの頃は昔の味だって敬遠していた息子が最近、『今頃になっておいしさがわかったよ。子どもたちにも食べさせたいから作り方を教えて』と言うんですよ」(千代子さん)。江戸時代から続く味、ぜひ!

(料理:松本千代子/撮影:河内 彩)

「トカイナカヴィレッジ 松本傳左衛門農園」ってどんなところ?

神奈川県・川崎の生田緑地に隣接した土地に11代続く松本傳左衛門家の私有地に、2016年11月に開村した、“イナカをアソブ”体験型施設です。「この土地の豊かな自然をもっと楽しんで欲しい」という、千代子さんの夫で松本家の現当主、そして「トカイナカヴィレッジ」の村長さんを務める松本穰さんの願いと、「カワサキをもっと楽しくしたい」という運営メンバーの熱い想いが繋がって結実した施設です。季節に合わせた種まきをはじめとした農業体験やワークショップ、広大な畑で収穫した野菜で作る農家めしの実食など、体験型プロジェクトを多彩に展開しています。

材料(1回に作りやすい分量)

元気に育った青じその葉は香りもいい。茎の硬い部分は取る。
  • 青じその葉…200グラム
  • 赤唐辛子…2本
  • サラダ油…大さじ3
  • 砂糖…大さじ1
  • しょうゆ…大さじ2
  • 酒…50cc
  • みりん…大さじ1

「材料の量は目安です。ご自分の好みの味に自由に加減してくださいね」(千代子さん)

作り方

  1. 青じそは茎の硬い部分は手でつまみ取り、洗う。細かく刻み、水気をきる。
    洗った青じその葉はザクザクと刻む。
  2. 鍋にサラダ油を入れて熱したら、鍋一面に広げるように1を入れて、中火で炒める。
    鍋全体に広げるように入れる。
  3. 青じそがしんなりしてきたら、弱火にして、赤唐辛子をハサミで細く切りながら加え混ぜる。
    赤唐辛子は調理用ハサミで切るのがおすすめ。
  4. 水少々(分量外)と酒を3にまわしかけ、全体がなじんで沸騰する直前まで中火で炒めたら弱火にし、ふたをして数分煮る。
    ※水のかわりにだし汁を加えると味がさらに深まる。
  5. 4に砂糖、しょうゆ、みりんを加え混ぜ、中火で汁がなくなるまで炒め煮する。※味をみて、足りないようなら砂糖としょうゆ、みりん各少々(各分量外)を加えて味を調える。
    鍋に山盛りの青じそが、煮あがるとこんな量に。
    ごはんのお供や、おむすびの具に。食べきる目安は冷蔵庫で4~5日。

松本 千代子 さん

まつもと・ちよこ 川崎市の生田緑地に隣接する広大な私有地を開放し、夫の松本穰さんとともに「トカイナカヴィレッジ 松本傳左衛門農園」を運営。江戸時代から続く農家の松本家に群馬から嫁いで、お姑さんから畑仕事とともに“農家めし〞を伝授される。現在、次世代に“農家めし〞を伝えるべく活動中。