「私たちの普段の生活を支えている仕組みを、社会インフラと言います」と東山先生は説明しました。三機工業は、空気・水・電気などの社会インフラと日常のカイテキを支えることに取り組んでいます。
「皆さんが、蛇口をひねるときれいな水が出てきたり、トイレの水をそのまま流しても大丈夫だったりするのは、浄水場や下水処理場があるからです」と前田先生。このような施設で水をきれいにする装置に、三機工業の技術が使われています。また、室内の新鮮な空気を保つために換気をしながら温度や湿度を調節する空調設備や、電気をいつでも使えるようにする仕組みにも、三機工業の技術が使われています。
こうして毎日使う社会インフラにおいて、地球環境保全のため、省エネルギーや創エネルギーにも取り組んでいます。例えば、オフィスで室内の空調や照明をパソコンから遠隔操作できる技術を開発。使用していないスペースは消すなど調整ができ、省エネルギーとカイテキの実現に寄与します。また、以前はごみ焼却場で出た排熱のエネルギー源としての活用は近くの施設でしかできませんでしたが、その熱を宅配便のように、離れた場所に運べる「トランスヒートコンテナ」を開発しました。さらに廃材を燃料として電気をつくり出すバイオマス発電設備など、創エネルギーにも取り組んでいます。
「三機工業は、限られた資源を大切にし、地球温暖化を防ぎ、地球でのカイテキな暮らしを実現することを使命として活動しています。皆さんも、無理のない省エネに取り組み、地球にやさしく、カイテキに過ごしましょう」と、子どもたちに語りかけました。
国立極地研究所に社員を出向させ、南極の昭和基地にある水処理設備や空調設備の施工・維持管理を行っていることが紹介された。昭和基地のある沿岸部では、冬の気温がマイナス20度前後になることもあるという。過酷な条件で働く人々の「カイテキ」を技術で支えている。