


「世界から愛される大韓航空として50年。心が“イケメン”の社員が多い会社です」(金)
大貫 金さん自身は大韓航空のどこに魅力を感じているか、聞かせてください。
金 まず、イケメンが多いです(笑)。決して見た目のことではなく、心が“イケメン”で、お客様第一という気持ちが強い社員がそろっています。そのせいかみんな笑顔がすごくいい! そこが好きですね。
大貫 この会社の好きなところが社員の笑顔と人柄。何だかステキですね。
金 サービス業ですから、それがないとダメですよ。それとチャレンジ精神旺盛な社風も魅力に感じている点です。他の会社の真似や競争に加担することは時間の無駄、それよりも新しいことをやり続けたい。そんなパイオニア的なハートを持った会社です。そして、そのスピリットは全社員に浸透していると自負しています。ただ、現状に満足するのではなく、さらなるサービス向上のため、顧客ファーストの人材育成にもより力を入れていこうと考えています。
大貫 素晴らしい。でも、韓国の人って基本的に優しい気がします。ちょっと前に韓国へ行き、一人でタクシーに乗った際も、運転手さんにすごく親切にしていただきました。
金 そうでしたか。そういった日常でのささやかな交流、小さな触れあいこそが、その国の大きな印象につながっていきます。いずれにしても、その運転手さんが親切な方で何よりでした。

「飛行機は未知なる世界へ連れていってくれるから好きです」(大貫)
大貫 話がそれますが、金さんはどうして大韓航空へ入られたのですか?
金 韓国では男性は成人になると、軍隊に行かなければなりません。私は高校卒業後、空軍士官学校を志願しました。でも、身体検査で問題があり、入ることができませんでした。それで大学卒業後、陸軍将校として3年務めたわけですが、その後いざ社会人として一生の仕事を決める際、いくつか合格した会社の中から大韓航空を選びました。おそらく空軍士官学校への未練が残っていて、空という共通点を持つ大韓航空に魅力を感じたからだと思います。
大貫 なるほど、そうだったんですね。
金 ところで、亜美さんは飛行機が好きですか?
大貫 大好きです、全然違う世界へ連れてってくれるところが。実は小さい頃から、客室乗務員(CA)になるのが夢でした。でも、身長が足りなくて断念しました。
金 昔から世界へ羽ばたきたいという思いがあったということですね。
大貫 そうですね。やはり世界というのは未知で、でも、だからこそ、憧れでした。
金 CAにならなくても、今はPUFFYとして世界へ羽ばたいていらっしゃる。
大貫 はい、おかげさまで今は飛行機で働くのではなく、機内ではもっぱら休ませてもらっていますが(笑)。特に意図して世界進出を掲げていたわけではないのですが、結果的にいろんな国に行けて、ふつうでは到底経験できないことをたくさん経験させてもらっています。世界へ目を向けると、日本に居るだけでは分からなかったことを知ることもできて楽しいです。


「世界44カ国125都市へ就航。仁川国際空港経由で日本の方も世界各国へ飛んでいけます」 (金)
金 大韓航空は今、世界44カ国124都市を結ぶネットワークを持っています。この数字は他のアジアの航空会社に比べてもかなり多い方です。とはいえ、いくら就航先を増やしても結局、乗ってくれるお客様がいないと意味がない。ということは、お客様にそれだけ満足いただいているからこそ、ここまで世界中にネットワークを充実させることができるのだと受けとめています。ただ、大韓航空の知名度は日本ではまだまだ低いのではないかと思っています。
大貫 そうですか? 私自身は知名度も実績もある会社だと思っていますが。
金 ありがとうございます。そう言ってくださる方を増やしていくのが私たちの使命です。日本では羽田、成田を含め、札幌から沖縄まで計13の空港で国際定期便を運航しています。それでも、日本からは韓国へ行きたい時だけ利用する航空会社という印象の方も多いはず。日韓の路線だけでなく、日本人のお客様も仁川(インチョン)国際空港を経由すれば、世界の100都市近くの場所へ行けるんだということを知ってもらい、同時に利用してもらえたらと思っています。
大貫 今後も新規路線は増えていくんですか?
金 もちろんです。さらなるネットワークの充実を図っており、2018年9月、東アジアの航空会社として初めてクロアチアのザグレブに定期便を新規就航、19年4月にはアメリカのボストンにも就航します。さらに日本からの直行便のないロシアのサンクトペテルブルク、アメリカのラスベガス、スペインのバルセロナなどにも、大韓航空は就航しているので日本の皆さんにもぜひ利用していただきたいところです。
世界44カ国124都市を結ぶネットワーク
大韓航空は166機の機材(航空機)を所有し、韓国国内13都市を含む世界44カ国124都市を結ぶネットワークをもっています。日本国内では東京(羽田、成田)、大阪、名古屋、札幌、青森、新潟、小松、岡山、福岡、大分、鹿児島、那覇の12都市13空港で国際定期便を運航しています。また、スカイチームのメンバーとしてアジアの中心的な役割を果たしています。 ※2018年11月30日現在

大貫亜美さん
おおぬき・あみ/1996年、奥田民生プロデュースによるシングル「アジアの純真」で、吉村由美さんと共にPUFFYとしてデビュー。その後、「これが私の生きる道」「渚にまつわるエトセトラ」などを次々ヒット。アメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーン・ネットワーク」にて、PUFFYの2人を主人公にしたアニメ番組「ハイ!ハイ! パフィー・アミユミ」が世界110カ国以上で放送されるなど、世界を舞台に活躍。

金正洙さん大韓航空 常務 日本地域本部長
キム・ジョンス/1989年、大韓航空に入社。ソウル旅客支店、日本地域本部の旅客マーケティングチーム、本社の旅客営業路線本部、韓国地域本部のマーケティングチームなどを経て、2008年、札幌支店の管理部長に就任。11年には大阪旅客支店の支店長、14年からは本社旅客路線営業部ネットワークセンター日本パート長に、そして16年1月から日本地域本部長に就任。









