SHARE

facebookにシェア
twitterにシェア

朝日新聞大阪本社 高大接続特別プロジェクト SDGs教室

SDGs教室キックオフイベント SDGsを授業に取り入れる ~先生のためのSDGs勉強会~

日時:9月17日(月・祝)
 場所:朝日新聞大阪本社 
参加者:小中高校の教職員53人

2015年9月に国連で合意されたアジェンダ2030の目標であるSDGsは、先進国と途上国を含めた193の国と地域が合意した持続可能な開発目標です。文部科学省が進める次の学習指導要領には、持続可能な社会への理解と行動がさまざまな教科に盛り込まれており、教育の現場でどのように取り入れ、どう教え、学んでいくかが課題になっています。また、そこで大学、企業が果たす役割にも期待が高まっています。未来の社会をリードしていくのは、まさに今の若者たち。若者たち自らが考え、行動していくための共創の場として、朝日新聞社が開講する「SDGs教室」のキックオフイベントが、2018年9月17日、朝日新聞大阪本社で開かれました。SDGsを授業を取り入れるための勉強会に西日本各地から約50名の先生方が参加し、これからの教育や授業のあり方「デザイン」について議論を深めました。

PROGRAM

SDGsを「知る」から
「行動する」教育デザイン
東京都立武蔵高校教諭/Think the Earth/
未来教育デザインConfeito
山藤 旅聞
新聞記事を活用した
SDGs授業デザイン
日本NIE学会理事 有馬 進一

参加した先生の感想

新聞を活用 課題を「見える化」
京都学園高等学校 伊吹 侑希子さん

本校は、SDGsの教育の目標達成を目指すキャンペーン「世界一大きな授業」に参加するなどSDGsに取り組んでいます。今回の勉強会で体験したカードゲームは、世界の状況をシミュレーションできるところがいいですね。以前、NIE指定校だったこともあり、「まわしよみ新聞」を行うなど、新聞を授業に活用しています。ワークショップで使ったSDGsの付箋は準備しやすいアイテムですし、新聞に貼り見える化する大切さが分かりました。

※まわしよみ新聞=気に入った新聞記事を切り取り、なぜこの記事が気になったのかを意見交換し、その後、壁新聞を作る取り組み。

学ぶ意味を提示 生徒の意識向上
大阪府立千里高等学校 大西 千尋さん

教科の学習にSDGsを取り入れると、その教科を学ぶ意味を生徒は理解しやすくなるという話が興味深かったです。学校として各教科でSDGsを関連付ければ、生徒の中の課題意識とつながると思います。本校はスーパーグローバルハイスクール指定校で、2年生を中心に課題研究を行います。1年生の時にSDGsの視点で新聞を読み解く授業を実践すれば早くから課題に気付き、いいスタートを切れるのではないかと感じました。

「ものづくり」に多様な視点 教育に進化を
奈良工業高等専門学校 須田 敦さん

技術系の学校では授業内容のほか、学生や教員の意識が「ものづくり」に偏りがちになります。SDGsの話を聞き、私たちの「ものづくり」が開発だけにとどまらず、さまざまな事柄につながっていることを改めて認識し、これからの技術者はいろんな視点を持っていかなければならないと痛感しました。今後は教育も「どこまで進んでいるか」「なにが足りないか」を常に目配せしながら、少しずつでも進んでいけるといいですね。

日本と世界をつなぐ 自分ごとで考える
熊本高等専門学校 大隈 千春さん

学校では国際交流に取り組んでいます。10月にタイの大学と協力して行う国際イベントを開催するため、そのヒントをいただきたくて参加しました。社会に役立つ技術や課題の解決策を考えることは、ますます重要になってくるでしょう。その際に日本と海外をつなげてくれる「SDGs」はとても有意義だと感じました。カードゲームもよく考えて作られており、世界で現実に起きている課題を自分に置き換えて考えることの大切さが実感できました。