国公立大学 進学のすすめ2020

広告特集
企画:朝日新聞社メディアビジネス局
制作:AERAムック編集部

東京都立大学 Tokyo Metropolitan University

INFORMATION

FOCUS

教育と研究をリンクし
「本物の考える力」を

学問の力で、東京から世界の未来を拓く ×
Tokyo Metropolitan University

「本学は丁寧で親密感にあふれる大学です」と上野淳学長(写真右)。清水敏久副学長は「必ずいい思い出がつくれる大学です」と話す

あらゆる学問領域を
学べる総合大学

東京都立大学は今年度、首都大学東京から大学名が変更となった。だが、「大都市における人間社会の理想像の追求」という理念は変わらないと、上野淳学長は言う。

「本学はバランスの取れた大学だと考えています。学部生、院生、教員など全部で1万人弱。この規模に文系・理系、基礎的分野から応用分野まであらゆる学問領域がそろいます」

上野学長は旧都立大の出身。教員と学生の距離の近さは「昔から変わらぬ、都立大の伝統」だと話す。同じく旧都立大の卒業生である清水敏久副学長は「大学時代はいい思い出ばかり。当時も教員は親身になって指導してくれました」と懐かしむ。

教員と学生のみならず、教員同士の距離が近いのも東京都立大の特徴のひとつ。研究が領域や学部を超えて広がり、さまざまな意見や刺激を受けられる環境が整えられている。そのことで研究レベルが上がるのはもちろん、学生への教育にもいい影響を与えている。

「学生は世界の第一線で活躍している教員や研究者の姿に憧れて育つ。それを見せられるのが魅力です」(上野学長)

学生サポートセンター長でもある清水副学長は「教員に引っ張られて、学生もみるみる力をつけていきます。さらに他学部との連携などで多様性への理解も深まっていきます。学生の成長をはっきりと実感できるのは嬉しいですね」と、目を細める。

課外活動で豊かな
人間関係を構築する

都立大は、学問分野だけでなく、部活やサークルなどの課外活動も盛んだ。学長が例に挙げたのは、男子チアリーディングチーム「MAXONS」。2013年に学生が有志を集めて立ち上げたサークルだが、わずか数年で日本を代表するチームへと成長した。また、毎年7月初旬に行われ、約30種目の競技の勝敗で総合優勝を競う、伝統の府大戦(大阪府立大学)は、南大沢キャンパス近隣の住民も楽しみにしており、応援に訪れる人も多いという。

「多摩地域の方々は、本学に親近感を持ってもらえているようです。本学は地域との距離も近いと言えるでしょうね」(上野学長)

大阪府立大学との対抗戦の閉会式の様子
力強くも華麗な男子チアリーディングチームMAXONSの演舞

学外の積極的な活動はボランティアにも及ぶ。大学にはボランティアセンターが設置されており、学生たちはボランティアコーディネーターと相談しながら、各種ボランティアに参加することが可能。事前学習や事後学習、そして成果の発信までを行い、社会との関わり方を学んでいく。

「ボランティアセンターでは学生が積極的に運営に参加しています。自ら考え、行動する。社会に出てリーダーシップを発揮するための貴重な学びの場になっています」(清水副学長)

手厚いサポートで
学問を諦めさせない

新型コロナウイルス感染拡大により、各大学はキャンパス入構規制や授業のオンライン化など多大な影響を受けている。なかでも深刻なのが、経済的な問題である。同大学では、経済的な事情で学生生活を維持するのが困難な状況の学生に対し、以前から学費の減免制度など手厚い支援を設けている。

「支援を受けている学生は約900人います。経済的な理由で学問を諦めてほしくないですから」(清水副学長)

また、OBOGなどからコロナ禍のための寄付を募り、先の支援とは別に、学生約800人に5万円の緊急支援金を支給した。

前期はオンラインで双方向授業を行い、学生からは「オンラインでも先生とのコミュニケーションが取れ、授業の理解度が深まった」との声が聞こえる。

「オンラインでも一定の学修効果があがったことは収穫ですが、コロナ禍収束後、オンラインを効果的に活用し、より質の高い対面授業を設計することが新たな課題です」(上野学長)

最後に上野学長は今後の同大学についてこのように語った。

「本学はこれからも高い理想と純粋な精神を持ち続ける、世界トップクラスの大学であり続けます。教育と研究がうまくリンクした本学での学びは、『本物の考える力』の獲得へとつながるはずです」

南大沢キャンパスは自然の造形を生かした緑豊かな地にある

COLUMN

キャリア支援 納得できるキャリアのため
ともに考え、学生に寄り添う

入学後の早い時期から仕事・社会について学ぶため、東京都立大学では、学部1年次から「現場体験型インターンシップ」の授業の履修が可能だ。官公庁や企業での仕事を通じて、社会や自身の課題について考え、主体的に取り組む力やコミュニケーション能力を身につける。

「1年次のインターンシップ体験は、大学で学ぶ際の基礎。その後の学問や研究の礎にしてほしいと考えています」と、キャリア支援課長の河崎健児さんは話す。正課の授業科目なので、事前学習、成果報告書の提出が必須となる。

キャリア支援のメイン行事ともいえるのが、毎年3月に開催される学内合同企業説明会。200社ほどが集まり、事業内容や求める人材などを採用担当者が直接説明するものだ(今年は感染防止のため開催は見送り)。

OBOGとの交流会も年に数回開催される。「このときばかりはOBOGに『愛社精神より母校愛を優先して臨んでください』とお話ししています」と河崎さん。採用担当者からは聞けない仕事や社風の本音の部分を聞くことができるという。

さらにキャリアコンサルタント資格を持つキャリアカウンセラーやOBOGである就職相談員などが常勤し、学生一人ひとりの相談に応じている。

その成果は就職率97.8%(※)という高い数字に現れているが、「決して数字が目標ではない」と河崎さんは話す。

「数字よりも、学生一人ひとりが納得のいく就職をしてもらうことを重視しています」

※2020年3月卒業生(就職希望者1027人中、就職者1004人)
「大学でしっかり学び、人間力をつけることで、自ずと就職力もつきます」と話すキャリア支援課長の河崎健児さん

高大連携 現役学生がリアルな視点で
高校生の未来をサポート

「大学には漠然としたイメージしかありませんでした」と人文科学研究科博士後期課程2年の松島裕大さんは自身の大学入学当時についてこう話す。「私もあまり調べずに進学しました。その経験も踏まえ、高校生には入学前に大学のことを知ってほしいですね」とは、システムデザイン研究科博士前期課程2年の太田史也さん。

二人はアドミッション・センター高大連携室の大学院生スタッフで、「大学で何を学ぶのか」「都立大生はどんな生活をしているのか」などを高校生に伝えるほか、進路選択や文理選択のアドバイスをしている。新型コロナウイルス感染症の影響で現在はオンラインで活動を続けている。

高大連携室で大切にしているのは「自分自身の経験は伝えるが、価値観を押し付けない」ことだ。

「『都立大がいいですよ』ではなく、大学での学びの価値と魅力を伝えるようにしています」と太田さん。一方、松島さんは、「高校生の悩みを解消できると、自分の経験が生かされたなと思います」と顔をほころばせる。

この活動のほか、松島さんは高校と連携し、「歴史上の人物」についてなど、高校生一人ひとりが考えたテーマを掘り下げる探究学習の支援も行っている。

「そこで高校生にリアルな大学生の姿を見せることも高大連携のひとつのカタチだと考えています」

今後の活動について、「遠方の高校生と話せるのはオンラインのメリット。今後も続けようと思っています」と、太田さんは見通しを話してくれた。
人文科学研究科博士後期課程2年の松島裕大さん(写真左)とシステムデザイン研究科博士前期課程2年の太田史也さん