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みかんでイキイキ!健康セミナー~β-クリプトキサンチンの驚くべき効果とは~ 日本みかん農協キャラクター みかんの妖精「みーたん」 東京会場:11月6日 東京ミッドタウン日比谷 BASE Q HALL 福岡会場:11月12日 福岡朝日ビル 司会:田村 あゆちさん(フリーアナウンサー) 主催:朝日新聞社メディアビジネス局 後援:日本みかん農協みかんでイキイキ!健康セミナー~β-クリプトキサンチンの驚くべき効果とは~ 日本みかん農協キャラクター みかんの妖精「みーたん」 東京会場:11月6日 東京ミッドタウン日比谷 BASE Q HALL 福岡会場:11月12日 福岡朝日ビル 司会:田村 あゆちさん(フリーアナウンサー) 主催:朝日新聞社メディアビジネス局 後援:日本みかん農協

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新しいカンキツ品種が誕生するまで

𠮷岡 照高 先生

農研機構九州沖縄農業研究センター
九州沖縄果樹研究調整役

𠮷岡 照高 先生
(よしおか・てるたか)先生

なじみ深い「温州みかん」は日本生まれの柑橘

私は新しい品種をつくる、「育種」という仕事をしています。柑橘類にはさまざまな種類がありますが、「温州みかん」は紀州みかんと九年母(くねんぼ)の交雑によってできた日本生まれの柑橘です。日本の気候や風土に適していてつくりやすく、皮がむきやすくて種がないので大変人気です。「温州みかん」はその誕生から人間による選抜や、1937年から開始された85年に及ぶ柑橘類の組織的な品質改良の歴史を経て、今や世界的な一大品種群に成長しました。
よく、おいしい温州みかんの選び方を聞かれますが、糖度センサーをかけているのでどれも甘くておいしいです。強いて言えば、少し扁平で橙色が強く、皮が薄いものをおすすめします。

色が濃くて、甘い温州みかんはβ-クリプトキサンチンが多い

柑橘類は、古くからカロテノイド類などの機能性成分が豊富なことで知られています。現在、日本発の機能性成分β-クリプトキサンチンが注目を集めていますが、中でも温州みかんはその含有量が多い品種です。果肉の色が橙色の濃いものの方が好まれるだろうと考えて育種が進められてきましたが、のちに色が濃く、糖度が高いほどβ-クリプトキサンチンの含有量が多いことがわかりました。皆さんに、甘くて見た目にもおいしそうな柑橘をお届けするために頑張ってきたことが、結果的にβ-クリプトキサンチンの高含有品種の開発にも功を奏したのです。

これからも、よりニーズに見合った品種改良を

新品種の開発は交配から十数年〜20年以上、さらに皆さんのお手元に届くまでに数年を要する場合もあります。最近は育種が発達し、県独自の品種も出てきました。好みは千差万別ですので、多彩な品種があるのは良いことです。育種の際に一番大事なのは消費者の皆さんの声で、「皮がむきやすい、皮のまま食べられる、種がないなど簡単に食べられる」といった条件が期待されています。一方、よりおいしいみかんを作るためにさまざまな工夫をしてくれている生産者さんからは、味が良く、貯蔵性が高く、作業の省力が可能といった品種が求められます。両者のニーズを汲み取りつつ育種のスピードアップを図るのが私たちの使命です。これからも力を尽くしますので、是非皆さんも、おいしい日本の果物を食べて応援してください。