2000年度

井上 ひさし 知的かつ民衆的な現代史を総合する創作活動
草間 彌生 世界の戦後美術に多大な影響を与えた前衛的創作活動
茂山 千作 天衣無縫の優れた舞台で、狂言を庶民の芸能として普及させた功績
赤﨑 勇・中村 修二 青色発光素子の研究と開発
柳田 充弘 染色体を次世代に伝える仕組みの研究

1999年度

鶴見 和子 社会学と民俗学にかかわる、アカデミズムの枠を超えた研究業績と、『鶴見和子曼荼羅』の刊行
三輪 哲二・神保 道夫 可積分系の代数解析的研究
馬場 あき子 長年にわたる優れた作歌、著述活動と、伝統文化継承にかかわる業績
蜷川 幸雄 国際的な場を含む、長年にわたる独創的な演出活動の業績
須田 立雄 ビタミンDと骨代謝に関する研究
小川 誠二 機能的MRIの原理(BOLD法)の発見
[朝日賞特別賞]
緒方 貞子
難民問題解決への尽力など、長年にわたる国際的な貢献

1998年度

まど みちお 長年にわたる優れた子供の詩や童謡の詩作活動
山根 有三 『山根有三著作集』完結にいたる日本美術史、とくに中世・近世絵画史における功績
鈴木 治 「走泥社」を長年運営し陶芸界に新しい領域を開いた功績
スーパーカミオカンデ観測グループ(代表者:戸塚 洋二) ニュートリノに質量があることの発見
柳田 敏雄 一分子計測技術の開発と生体分子運動の研究

1997年度

ドナルド・キーン 長年の日本文学の研究と海外紹介の功績
河合 隼雄 心理学の画期的な研究と臨床実践並びに日本文化論における独創的業績
田中 一光 日本の美意識をベースにした国際的なデザイン活動
吉田 玉男 文楽人形を通して古典芸能を活性化した優れた舞台活動
伊賀 健一 面発光半導体レーザーの研究
長田 重一 細胞死アポトーシスの分子機構に関する研究

1996年度

大岡 信 長期にわたる「折々のうた」の連載と詩作、文芸批評における優れた業績
内田 光子 優れた解釈による国際的な演奏活動
山田 洋次 「男はつらいよ」48作など多年にわたる日本映画界への貢献
白川 静 漢字学と中国古典研究の画期的業績
飯島 澄男 「カーボンナノチューブ」の発見
荒木 不二洋 物理学と数学の境界領域の開拓

1995年度

谷川 俊太郎 現代詩を始め児童文学、言葉遊びなど幅広い分野での創作活動
(故) 丸木位里・丸木俊 原爆、戦争、公害などをテーマに描き続けた長年の画業
桂 米朝 上方落語の復活・継承・全国展開と後進の育成
大林 太良 日本民族文化の形成に関する卓越した研究
真鍋 淑郎 気候モデルの開発及び地球温暖化の研究
廣川 信隆 神経細胞骨格と細胞内の物質輪送に関する先駆的研究

1994年度

堀田 善衞 人間と芸術を時空をこえて凝視した、長年の文学的業績
大江 健三郎 核状況下、困難な主題を直視し、魂の救済まで描き出した真摯な創作活動
安藤 忠雄 人間と自然を問い直す一連の建築作品
鶴見 俊輔 現代思想、大衆文化論への貢献と在野思想の確立
小林 誠・益川 敏英 素粒子反応におけるCP不変性の破れと第3世代クオークの予言
丸山 工作 コネクチンの発見を中心とする筋研究への貢献

1993年度

加藤 周一 戦後続けてきた旺盛な評論と創作活動
西田 龍雄 西夏文字解読など言語学研究の業績
藤沢 周平 『藤沢周平全集』をはじめとする時代小説の完成
山田 五十鈴 映画、演劇出演を通じての大衆文化への貢献
金森 博雄 地震発生の基礎物理の研究とその地震防災への応用
竹市 雅俊 細胞接着因子カドヘリンの発見と機能の解明

1992年度

大久保 利謙 日本近代史学の確立と基礎資料の蒐集・保存に貢献
槇 文彦 長年にわたる都市デザインと現代建築への貢献
若杉 弘 わが国を代表する国際的指揮者としての活躍と業績
陳 舜臣 中国と日本の歴史を踏まえた文学作品を通して日本文化に大きな貢献
坂上 昭一 ハナバチ類の進化とその比較社会学的研究
野依 良治 不斉合成を目的とする分子触媒の研究

1991年度

三宅 一生 『衣』を通してファッションを芸術の域にまで高めた業績
安岡 章太郎 1950年代より今日にいたる現代文学への貢献
加藤 楸邨 長年の俳文学における業績
坪井 清足 大規模遺跡の調査発掘法と考古学における学際および国際研究の推進
志村 五郎 整数論の研究
真崎 知生 エンドセリンの発見

1990年度

吉田 秀和 わが国における音楽批評の確立
島田 修二郎 東洋美術史研究における世界的貢献
箱守 仙一郎 種々の糖脂質の構造と機能の研究
宮脇 昭 「日本植生誌」の完成
佐川 真人 新永久磁石の発明

1989年度

三岸 節子 60余年の剛直な画業と女性画壇の向上に努めた功績
松本 清張 社会派推理小説の創始、現代史発掘など多年にわたる幅広い作家活動
森下 洋子 世界にはばたくバレリーナとしての実力と実績
林屋 辰三郎 日本史および日本芸能文化史の研究における業績
清川 正二 戦後の日本水泳復興と国際スポーツ発展につくした功績
豊島久真男・山本雅 チロシンキナーゼ群がん遺伝子の研究
川崎 富作 川崎病に関する研究

1988年度

朝倉 摂 優れた舞台空間の創造を通して現代演劇に貢献
佐藤 忠良 日本人の体質感を表現した具象彫刻の実現に対して
野間 宏 「野間宏作品集」全14巻をはじめとする文学への貢献
淀川 長治 長年の映画評論、紹介活動による日本映画界への貢献
山口 誓子 現代俳句の革新と普及に貢献
赤池 弘次 統計学の研究とくにAICの理論と応用
岸本 忠三 分子免疫学への貢献
谷口 維紹 分子免疫学への貢献

1987年度

磯崎 新 建築を通しての現代文化への貢献
手塚 治虫 戦後漫画とアニメ界における創造的な業績
森 英恵 日本ファッション界のパイオニアとしての功績
梅棹 忠夫 国立民族学博物館創設・運営による民族学の発展と普及への貢献
柏原 正樹・河合 隆裕 代数解析学の研究
神岡観測グループ(代表者:小柴 昌俊) 超新星からのニュートリノ検出
松尾 寿之 超微量ペプチド研究法の開発と新しい生理活性ペプチドの発見

1986年度

川喜多 かしこ 日本映画の海外普及と映画を通じての国際文化交流
中村 幸彦 「中村幸彦著述集」に至る日本近世文学研究への多大な業績
木村 資生 集団遺伝学の研究、とくに分子進化の中立説の提唱
外村 彰 電子線ホログラフィーの開発とアハラノフ・ボーム効果の実証
高月 清・三好 勇夫・日沼 頼夫・吉田 光昭 成人T細胞白血病の研究
富沢 純一 遺伝子複製機構の研究、とくにRNAによる複製の制御の発見

1985年度

丸山 真男 日本政治思想史研究の向上と、その国際的評価ならびに政治学の長年の研究業績
木下 順二 「夕鶴」「子午線の祀り」など、長年にわたる劇作活動
小沢 征爾 世界の音楽界における活躍と業績
宮川 一夫 映画カメラマンとしての長年にわたる日本映画への貢献
林 厳雄 半導体レーザーによる常温、連続発振
西塚 泰美 ホルモンおよび神経伝達物質の作用機構に関する研究

1984年度

井上 靖 長年にわたる文学上の業績と国際文化交流への貢献
武満 徹 世界的な音楽の創造
斎藤 義重 多年の実験的制作活動による現代美術への貢献
NHK「シルクロード」制作スタッフ テレビ番組「シルクロード」の制作
西沢 潤一 光通信と半導体の研究
高橋 理明 水痘ワクチンの開発

1983年度

佐多 稲子 長年の作家活動による現代文学への貢献
亀倉 雄策 現代日本のデザインを世界的水準に高めた功績
源 豊宗 日本美術史研究における多大の業績
渡辺 正毅 優れた関節鏡の開発と進歩への貢献
垣内 史朗 カルモジュリンとカルモジュリン結合たんぱく質の発見
花房 秀三郎 RNA型腫瘍ウイルスの研究と細胞がん化機構の解析

1982年度

中野 好夫 著作と実践を通しての平和と民主化への貢献
井筒 俊彦 イスラム思想・文化の研究と比較思想史の研究
司馬 遼太郎 歴史小説の革新
本多 健一・藤嶋 昭 半導体を用いる水の光分解の研究
沼 正作・中西 重忠 多ホルモン前駆体の構造・遺伝子進化に関する研究

1981年度

石川 淳 「石川淳選集」全17巻にいたる現代文学への貢献
竹内 外史 解析学の基礎付けなど数学基礎論における諸研究
葛西 森夫 先天性胆道閉塞症の治療法の確立
利根川 進 免疫遺伝学への貢献=抗体遺伝子の情報発現と制御の研究
本庶 佑 同=免疫グロブリン遺伝子の研究
多田 富雄 同=免疫抑制T細胞と抑制因子の解明

1980年度

野上 弥生子 「野上弥生子全集」にいたる現代文学への貢献
財団法人・大原美術館 50年に及ぶ常設美術館活動
「はくちょう」衛星観測チーム(代表者:小田 稔) 「はくちょう」衛星によるX線天体の観測
蟻田 功 天然痘の根絶に尽くした功績

1979年度

小松 茂美 「平家納経の研究」の完成を含む古筆研究体系化の業績
近藤 淳 希薄磁性合金の電気抵抗最小に関する理論の確立
B型肝炎研究グループ(代表:織田 敏次) ウイルス肝炎B型の総合的研究
三木 安正 精神薄弱児(者)の学術研究と教育実践に尽くした功績
田畑 政治 長年にわたる日本水泳界への貢献とオリンピック運動推進の功績

1978年度

金関 丈夫 南島の人類学的研究の開拓と弥生時代人研究の功績
朝比奈 隆 交響楽運動での貢献
土門 拳 「古寺巡礼」をはじめとする写真家としての多年の業績
藤田 晢也 中枢神経系細胞発生の研究

1977年度

中野 重治 小説、詩、評論など多年にわたる文学上の業績
千田 是也 長年にわたる現代演劇への貢献
静止衛星開発グループ(代表:宇宙開発事業団理事長 松浦 陽恵) 技術試験衛星Ⅱ型の静止軌道への打ち上げ
門司 正三・佐伯 敏郎 群落光合成理論の開拓と展開
伊藤 清 確率過程の研究

1976度

斉藤 喜彦 遷移金属錯体の構造に関する研究
金井 清 地震動特性の耐震設計への応用に関する研究
名取 礼二 名取の筋繊維の創出と研究
服部 新佐 日本の蘚苔類学および植物分類学への貢献

1975年度

大岡 昇平 「大岡昇平全集」の完結と戦後の文学への貢献
新藤 兼人 独立プロによる映画製作の実績
萩原 雄祐 天体力学の集大成
菊池 喜充・和賀井 敏夫 超音波診断法を創始した功績
東北大学金属材料研究所付属材料試験炉利用施設研究グループ(代表:矢島 聖使) 耐超高熱・超強度連続繊維の合成

1974年度

荒畑 寒村 多年にわたる社会運動の実践と著作活動の功績
山本 安英 700回を超える「夕鶴」公演を含む半世紀にわたる演劇活動
桑原 武夫 人文科学の共同研究を組織・指導し諸科学の発展に尽くした功績
山川 民夫 糖脂質の生化学的研究
大沢 文夫 生体運動の生物物理学的研究

1973年度

坪田 譲治 児童文学における長年の業績と童話雑誌「びわの実学校」10年の実績
倉石 武四郎 中国語の研究と教育及び辞典の編纂
末永 雅雄 多年にわたる日本考古学界への貢献
石坂 公成・石坂 照子 免疫グロブリンEの発見
早川 幸男 高エネルギー天体現象の理論的及び観測的研究

1972年度

林 達夫 西洋精神史及び現代文明に対する研究と評論活動の業績
日本中国文化交流協会(代表者:中島 健蔵) 長年にわたる日中文化交流への貢献
水谷 八重子 国立劇場「滝の白糸」の演技及び近年の演劇活動
市川 房枝 多年にわたる婦人の地位向上と有権者の政治教育に尽くした功績
朝倉 昌・飯野 徹雄 細菌べん毛の形成に関する研究
林 秀男 炎症の発生と抑制の機構に関する研究

1971年度

渡辺 一夫 ルネサンスを中心とするフランス文学研究の業績
福山 敏男 日本建築史の研究
大井 次三郎 「日本植物誌」の完成にいたる植物分類学への貢献
岡田 善雄 細胞融合現象の解析