国公立大学 進学のすすめ2020

広告特集
企画:朝日新聞社メディアビジネス局
制作:AERAムック編集部

小樽商科大学 Otaru University of Commerce

INFORMATION

FOCUS

広く社会科学を学び
小樽から世界へ。

穴沢 眞学長

「小樽から世界を
相手にする」という志

前身の小樽高等商業学校が創立されたのは1911年。国立大唯一の社会科学系の単科大学として、一世紀以上の歴史を誇る。穴沢眞学長が説明する。

「単科大学の形態ながら、経済学科、商学科、企業法学科、社会情報学科と四つの学科を設けています。学科の垣根を超えて講義を受講できますし、幅広く社会科学を学べる大学です」

創立以来、「実学」「語学」「品格」を教育理念に掲げてきた。実学の好例が通称「本気(マジ)プロ」だ。座学で学んだ知識や理論を活用して、グループで小樽の街の活性化を図る。地域の課題に向き合う社会実装の経験は、就職活動の際にも大きく生きる。

語学の教育に注力するのは「小樽から世界を相手にする」という志があるためだ。英語、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、韓国語を身につける環境が整う。専門科目を英語で学ぶ講義も多い。

世界を見据える視線はさらに強まった。穴沢学長が言う。

「地球規模で活躍する人材の育成を目的に、2021年度にグローカルコースを新設しました。1年次での海外研修プログラム参加が必修で、留学生とともに英語で学ぶ講義も多く設けています」

海外留学はグローカルコース以外の学生でも参加でき、自己負担はわずか5万円という海外研修制度もある。同大学の卒業生で、日本オラクル創業者の佐野力氏の寄附による「佐野力海外留学奨励金」が学びを支える。

卒業生による同窓会「緑丘会」は全国に支部を持ち、特に就職活動時に大きな力となる。面接指導や応募書類への助言、企業の紹介など、面倒見が良い。緑丘会の存在もあり、就職実績は各メディアから高評価を得てきた。穴沢学長は胸を張る。

「就職先は金融業、情報通信業、卸売業、公務員など幅広い。学生たちが実学、語学、品格を磨いている成果でしょう」

小樽から世界へ。広い視野で育む教養が未来を豊かにする。