9月24日、都立東久留米総合高校定時制(荒井篤校長)で「NIE公開授業」がありました。

1年生の授業で、この日は男子生徒4人が水野雄人教諭の指導のもと、学びを深めました。

テーマは「生徒と考える教員の働き方改革~NIEの視点を活用して~」。

「先生が公立学校をどんどん退職していくのを目の当たりにして危機感が募った。行政の視点、大人の視点からの発言が多く、子どもの視点が脱けている」。水野先生がテーマに選んだ理由です。

「学習指導案」によると、授業では朝日新聞7本、東京新聞2本、産経新聞1本の関連記事を使用。

生徒の4人は①配られたワークシートに印刷された記事を読んで考えたことや意見を記入②2人1組でそれらを共有のうえ意見交換③テーマについての解決策を個々で考えて全員で共有、といった流れで取り組みました。

生徒が考えた解決策は「給料のアップ。お金があれば心に余裕ができてハラスメントが減る」「アルバイトみたいな人を付けるなど人員を増やす」など。水野先生は「教員が働きやすくなると、(生徒の)みんなに還元されるよね」と語りかけました。

あわせて、新聞に掲載された自分と同校生徒の投稿を紹介。「新聞は読みものであるが、自身の意見を発信・共有する場でもある。自分の考えを発信することは、社会を変えるきっかけになる。言葉には社会を変える力がある!」との見解を披露。

本社NIE担当者による「言葉には自分を変える力がある、というアプローチもあって好いのでは」とのコメントには、メールで「とても印象的でした。メッセージ性があってとても好いですね。そんなことを伝えられる授業を今後もめざしていきたいと思います」と水野先生は言葉を返しました。(白銀泰)