
世界経済の主役へ
世界のGDPにおける地域別シェアをみると、アジアのシェアは1980年にわずか8.9%だったが、2020年には35.0%となる見込み。
40年間で約4倍へと伸び、さらに2023年には先進国を追い抜くと予測されている。
この力強い成長の背景として、アジアの産業構造が第一次産業から第二次、第三次産業へと変遷するなかで、インフラ投資や設備投資が行われ、生産性向上が図られてきたことがあげられる。
第一次産業
アジアの基盤となるのは農業分野だ。80年代から人口増による食料需要に応えるように、積極的な品種改良や化学肥料の使用、灌漑設備の整備、農業金融の発展などが進み、生産性が急激に向上していく。
第二次産業
繊維などの労働集約型産業が労働コストの安い国に次々と移っていく一方で、自動車を中心とする加工組み立て型産業が急速な発展を遂げ、アジアは「世界の工場」と呼ばれるに至る。1997年のアジア通貨危機後も、電子機器の輸出やアジア内の貿易が活発化し、順調な成長を続けた。
第三次産業
2008年の金融危機の影響で世界の貿易活動が減退するなか、アジアの成長モデルはふたたび変化した。
所得水準の上昇に伴い、モノからサービスへとシフトしていく需要に応えるだけでなく、高度なサービスを発達させモノづくりの高付加価値化を進めていくことが、アジアの次の成長の足がかりとなる。
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
※アジアとはIMFによるEmerging and developing Asia(30カ国)を、先進国とはIMFによるAdvanced economies(39カ国)を指します。
※四捨五入の関係で、合計が100%にならない場合があります。
出所:IMF 「World Economic Outlook Database, April 2018」のデータをもとに三菱UFJ国際投信作成(一部IMF予測を含みます)







