7月に開かれた国内最大の野外音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL(以下、フジロック)'25」。2025年は、3日間で10万人以上が会場の苗場スキー場(新潟県湯沢町)で楽しみました。ポータブル電源とソーラーパネル市場のリーディングカンパニーである「Jackery(ジャクリ)」は、オフィシャルサポーターとして会期中にブースを出展。太陽光のエネルギーを使い、来場者にホスピタリティーを届けました。フェスを支えた同社の思いを、現地の様子とともにお届けします。

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フジロックを支えた “涼”空間とJackery製品

Jackeryは「グリーンエネルギーをあらゆる人に、あらゆる場所で提供する」というビジョンのもと、ポータブル電源とソーラーパネルの製品開発・製造・販売を手がけています。優れた安全性能を持つ同社の製品は、販売台数が世界累計で500万台を突破。太陽光という再生可能なエネルギーの普及を通じて、持続可能な社会づくりを目指しています。

Jackeryがフジロックの「自然と音楽の共生」というテーマに共鳴し、オフィシャルサポーターとしてブースを出展するのは2年ぶり。このフェスは、広い森の中にステージが点在し、川遊びやアトラクション、キャンプサイト、アート、装飾などの魅力もたっぷり。環境保全や資源循環に力を入れ、参加者が自らゴミを分別したり、会場で回収した紙コップがトイレットペーパーに再生されたりするなど、苗場の自然を守る仕組みが作られています。

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フェス2日目の7月26日、現地を訪ねました。夏の強い日差しが照り付ける中、入場ゲート手前にあるJackeryのブースは、「自然共生を体感できる“涼”空間」がコンセプト。廃材を使ったバックボードは、来場者のフォトスポットにもなりました。上部に設置されたソーラーパネルは、ポータブル電源とつなぎサーキュレーターなどの電力に活用され、氷柱も2台置かれています。まさに来場者を癒やすクーリングスポットです。

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“涼”空間がコンセプトのブース

小容量から大容量モデルまで、さまざまなJackery製品の展示もありました。中でも来場者に人気だったのは、手のひらに収まるサイズの「Jackery Explorer 100 Plus」。飛行機に持ち込めるワット時定格量を満たし、コンパクトで軽量ながら、スマホの充電が約8回可能だそう。

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会場限定のステッカーを貼った「Jackery Explorer 100 Plus」(サンドゴールド色)

山の天気の急変に翻弄(ほんろう)されがちなのも、フジロックならでは。午後は突然、たたきつけるような強い雨に見舞われました。Jackeryのブースは、雨宿りの人で満員に。ここで登場したのはドライヤーです。ポータブル電源につなぎ、来場者がぬれた髪や服を乾かすのにとても役立っていました。

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苗場でクリーンなフェスを続け、未来につなぐために

会期中、ブースで来場者を迎えたJackery Japanの鈴木広介さんと犀川雅未さんに、同社の取り組みについて話を聞きました。

――お二人から見たフジロックの印象はいかがですか? 

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Jackery Japanマーケティング本部マーケティング第一部広報の犀川雅未さん

犀川: 会場に向かうみなさんの熱量がとても高く、フェスの盛り上がりを肌で感じました。当社のブースを通じて、自然共生やグリーンエネルギーの活用についてお伝えしたかったので、立ち寄る方が多いのはとてもうれしいです。

来年以降もこの苗場でフェスを続けていけるように、オフィシャルサポーターである当社も、自然を守る努力をしていかなければ、とあらためて思います。

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Jackery Japanマーケティング本部マーケティング第一部コンテンツディレクターの鈴木広介さん

鈴木: 自然と音楽、アウトドアを愛するアクティブな人たちがとても多いように感じます。会場内のキャンプサイトでは、フェスの期間中、キャンパーたちが電気なしのテント生活をしています。今回、テントエリアを歩いていたら、当社のソーラーパネルで発電し、ポータブル電源にためて、電気を自給自足して過ごしている方もいらっしゃいました。来場する方々のファッション感度が高いからか、ブースで販売した製品では、インテリアになじみやすく落ち着きのある「サンドゴールド色」が人気でした。

――フジロックのオフィシャルスポンサーを務めるとともに、ブースを出展していることについて、どんな思いを持っていますか。

鈴木: ポータブル電源はここ数年、キャンプなどのアウトドアから防災への需要が高まっていきました。でも、当社としては、災害時に役立つだけでなく、日常生活でも使えるフェーズフリーな製品でありたい。そんな流れから、フジロックを通じて「ポータブル電源は、もっと楽しいことに使える」というメッセージをキャンパーたちをはじめ、多くの方に伝えたい思いがありました。

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今回、環境への負荷を減らすため、「Jackery SolarSaga 100 Light ソーラーパネル」をブースの上部に設置し、活用しています。薄型・軽量でありながら、従来のパネルに比べて高い発電効率を持っています。ソーラーパネルとポータブル電源をセットで使えば、太陽光を活用して電気を作れます。こうした試みをみなさんにご覧いただき、環境を変えていく力につなげられたらと考えています。

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ブースの上部に設置した「Jackery SolarSaga 100 Light ソーラーパネル」

――2年前のブースでは、スマホの充電スポットをメインにした出展でした。今回、なぜコンセプトを変えたのでしょうか? 

鈴木: 温暖化により今夏の暑さも尋常でなく、もはや「地球が熱くなってきている」と感じるほどです。「過酷を楽しむのがフジロック」などという言葉も聞きますが、さすがに体にこたえますよね。こうした環境に対して当社の製品で何ができるのかを考え、今回は、オアシスのような涼しい空間を整え、みなさんの負担を少しでも和らげることを目指しました。

犀川: ブース内のバックボードは、フジロックのアートを担当するデザイナーと協力して制作しました。当社は、フェスの期間中だけでなく、苗場地区にある森林の環境保全を行う「フジロックの森プロジェクト」のオフィシャルサポーターでもあります。今回は、その森から出た廃材を再利用しました。持続可能なものを作り、支援活動をしていることを来場者の方に伝えたいという思いから生まれた作品です。

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――「フジロックの森プロジェクト」の一つに、会場内にある木道の整備・修繕をする「ボードウォーク・キャンプ」があり、Jackeryは23年から3年連続で参加しています。この活動についてどんな思いがありますか。

鈴木: 「ボードウォーク・キャンプ」を行う場所は国立公園で、野生動物も住んでいます。実際、破損した木道の補修作業をしていると、自然環境を維持し続けることの大変さに気づかされます。フェスを楽しむための場所を作り、未来につなぐために、100人以上の参加者が一緒になって取り組む、価値の大きな活動です。Jackeryが提供したポータブル電源やソーラーパネルで修繕活動に必要な電力も提供できるようになりました。

他のサポート企業や、プロジェクトを運営する方たちとの関係性も深まってきています。フジロックを支えるアウトドア企業には、自然を守り、環境について考えるカルチャーがあると感じますし、もちろん当社も一緒に参加していく立場だと考えています。

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「ボードウォーク・キャンプ」には23年から参加している

――企業として、フジロックをはじめ、環境問題を考えるイベントに多く参加されています。22年に始動した「Jackery Green Project」の活動について教えてください。

犀川: どのご家庭でも太陽光による発電が実現すれば、それこそ持続可能な社会につながると考えています。そのためには、製品の販売だけでなく、企業の環境活動も推進していこうと、このプロジェクトを実施しています。子どもたちが自然に触れ合うキャンプイベント「グリーンカレッジ」には4年連続で協賛し、グリーンエネルギーの魅力を伝えています。

ためた電気を可視化、楽しみながら環境問題を解決

――ブースの展示製品で、おすすめの製品や活用シーンを教えてください。

犀川: 複数の家電を同時に動かす場合、ある程度大きな容量が必要になります。最も人気があるのは、「Jackery ポータブル電源 1000 New」。電子レンジも含めてほぼ全ての家電が使え、活用シーンを選びません。10.8kgと軽く、持ち運びもしやすいモデルです。

Jackery ポータブル電源 1500 Ultra」は、当社初の防水・防塵(ぼうじん)性能を備えています。各ポートに保護カバーが付いているので、雨天時など水ぬれが多い場所でも安心して使えます。

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防水・防塵性能を備えた「Jackery ポータブル電源 1500 Ultra」

最近は、スポーツ系の部活に入っているお子さんの付き添いで屋外にいる保護者の方が、扇風機やポータブル冷蔵庫を使うのに、当社の製品を利用しているといった声も聞きます。

――環境に配慮したグリーンエネルギーを使うことによって、日々の生活や持続可能な社会づくりに向けてどんな意識の変化が生まれると思いますか?

犀川: コンセントのない場所でも電気が使えることで、ワンランク上のちょっとぜいたくな生活が送れると思います。そして、Jackeryのポータブル電源は、入力・出力のワット数やバッテリーの残量がパネルに表示されます。ためた電気が可視化されて、消費電力や、必要な電源の容量に関心を持つこともできます。残りの使用時間も計算できますし、お子さんにも楽しみながら電気の使い方を考えていただけます。

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「Jackery ポータブル電源 1000 New」(サンドゴールド色)。パネルにはバッテリーの残量などが表示されている

ソーラーパネルの場合、何時にどの方角と角度でパネルを置けば太陽光が一番当たるのかを研究して、極めている方もいらっしゃると聞きます。自分のさじ加減で発電量が変わり、大きな学びにつながるようにも思います。

鈴木: 天気のいい日は、ソーラーパネルを開くと蓄電ができ、ポータブル電源を使って電気代を下げることもできます。手間もかからず、環境にも優しい。楽しみつつ環境問題を解決していくことにつながると思います。

未来の地球環境とフジロックを考えて

――今後Jackeryの活動が目指す方向性や、思い描くフジロックの未来について、メッセージをお願いします。

犀川: 太陽光発電は、化石燃料を使用する火力発電よりも二酸化炭素の排出量が少なく、CO2排出量の削減も期待できます。また、ポータブル電源の稼働音は、発電機よりもずっと静かなので、お祭りやイベントなどで使えば、騒音の問題解決に役立つかもしれません。災害時の安心と日常の豊かさに加えて、再生可能なエネルギーとして使い、地球環境を私たちと共に考えていただければと思います。

鈴木: ソーラーパネルとポータブル電源があれば、小さな発電所をつくることができます。苗場の日差しもだいぶ強くなり、この太陽を利用しない手はない。これからのフジロックでは、パネルをリュックに付けて発電しながら歩いている人がいたり、テントサイトにパネルがぶら下がったりしているのが、きっと当たり前の光景になると願っています。フジロッカーの皆さんにそれが定着すれば、当社のビジョンを実現する大きな一歩になると思います。

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夕方には雨も上がり、日が暮れると、ブースはJackeryのブランドカラーであるオレンジ色の光でライトアップされました。フェスは、深夜まで続きます。同社のポータブル電源は、会場内のステージでの音響機材や事務局の運営にも提供されました。

地球の未来を考え、サステナブルな活動を続けるJackery。使い終わったポータブル電源の製品を無償で回収し、リサイクルしているのも、環境に優しい取り組みの一つです。環境問題に対して、これからもできることから一歩ずつ進め、実現していくことでしょう。