北アイルランドで観戦の親子らはため息 「攻め方単調」
アイルランド共和国と統一チームを結成している英領北アイルランド。国境近くのエニスキレンにある「エニスキレン・ラグビー・フットボール・クラブ」のクラブハウスでは、練習前に集まった子どもと親の計約30人がテレビ中継で観戦した。
試合スタートは現地時間の朝8時15分。前半は「いいタックルだね」「よく押し返した」と和やかに観戦し、アイルランドがリードしたまま終了。「点差が小さすぎるなあ」と余裕を見せる人もいた。
ところが後半、日本が盛り返すと会場はだんだん静かになり、ため息ばかりが漏れた。子どもたちは終了を待たずに隣接の練習場に向かった。大人たちは記者に「良い試合だった」「おめでとう!」と声をかけてくれた。
民放のテレビ中継の解説も、終盤は「プレーだけでなく規律も素晴らしい」「勝利に値する戦いぶりだ」と日本への称賛が相次いだ。近くの学校で子どもたちにラグビーを教えるロバート・ワトソンさん(45)は「前半は五分五分だったけど、後半のアイルランドは攻め方が単調だった。どうしたらいいのか分からないように見えた。日本がすばらしかった」と語った。
ワトソンさんはW杯のアイルランド対スコットランド戦を日本で観戦し、帰国したばかりという。「ラグビーは家族で楽しむフレンドリーなスポーツ。いいプレーをすれば敵味方なくたたえる。そこがフットボール(サッカー)観戦とはちょっと違うかもね」
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