日本を支える企業力:朝日新聞デジタル

2020特別編
シーキューブ株式会社

特別インタビュー:厚切りジェイソンさん

日本経済を支える東海エリアのポテンシャル

Corporate File 1
株式会社タマディック

Corporate File 2
株式会社デンソー

Corporate File 3
株式会社トップホールディングス

特集記事:世界を動かす! 東海の”得意技”

東海ってどんなところ?:TOKAI Culture

東海ってどんなところ?:TOKAI Cafe

だから、東海は住みやすい

久保園社長が語る
シーキューブの今、そしてこれから

TOTAL Engineering Company Innovation
C-CUBE

さまざまなものがインターネットとつながり、生活を変えるIoT時代。
情報通信ネットワークがますます重要になる中で、次世代情報通信やインフラ整備のを担い、技術とサービスで社会や暮らしを支える会社、シーキューブ。その強みや可能性、また、未来を担う人材へのメッセージを、トップが語ります。

変化に適応し、次を読んだ事業を展開。
今、ICT活用時代のさらに先を見つめる。

シーキューブ株式会社 代表取締役社長

a person Interviewed

久保園 浩明
プロフィル/くぼぞの ・ ひろあき 1960年鹿児島県生まれ。1983 年鹿児島大学工学部電子工学科卒業、日本電信電話公社(現NTT)入社。2008年~(株)NTT西日本—ホームテクノ東海代表取締役社長、12年~日本電信電話(株)情報ネットワーク総合研究所アクセスサー ビスシステム研究所長、14年~(一社)情報通信エンジニアリング協会専務理事、17年~(株)協和エクシオ常務執行役員を経て、 18年シーキューブ(株)専務に就任。19年6月より現職。

通信設備と情報サービスをグループ体制で一貫提供

―幅広い事業を展開されています。概要、歩みを教えてください。

1954年の創業以来、東海エリアを中心とする情報通信のインフラ構築を担ってきました。 NTT様の通信設備から移動通信設備へ広がり、さらに企業内ネットワークといった構内通信設備へと事業を拡大しています。 交通インフラにおけるICT設備工事事業も増えています。

―会社の強みは何でしょうか。

東海エリアを中心に、NTTグループ様の通信設備の構築・保守を60年以上にわたり実施してきた中で培ったICT設備に関する技術力が最も大きな強みです。加えて、情報サービス事業を手掛けるグループ会社と連携して設備構築から情報サービスの提供までを一貫して提供できることも新たな強みとなっています。

―安定した基盤の上で、売上・利益ともに右肩上がりが続いています。成長し続けられる理由は何だと思いますか。

社会の動きや状況の変化に適応し、途切れることなく、先を見越した事業を展開していることだと思います。遠隔で情報を伝えられるようになった固定電話の時代から、移動しながら通信できるモバイル時代、その充実とインターネット拡大の時代を経て、今はICT活用の時代。軸足がハードからソフトをどう使うかに変わりつつある現在を「第四創業期」ととらえ、その先を見つめています。例えば、急速に浸透しているテレワークもそのひとつ。そこに役立つ、一歩先を行くサービスを提案しようとしています。

柔軟さとチャレンジが社風 農業×ICTもスタート

―先見の明と柔軟性が成長を支えているわけですね。

柔軟な考え方、新しいことへのチャレンジは、社風として根付いています。 技術力とアイデアを生かし、より高い品質のサービスを届けようとする中で、自ずと、次に何をするべきかを考える姿勢ができています。

―AIや5G(第5世代移動通信システム)など、技術の進化に伴い事業のニーズは拡大する一方です。他方、まったく畑違いの農業分野の新事業にも取り組んでいます。

岐阜県にある自社の「さかほぎ農場」で高糖度ミニトマトの生産を行い販売しています。最先端の栽培方法とセンサーなどのICT技術、AIによる作業効率化検証などを用いた農業とICTの融合による、ソリューション事業へのチャレンジでもあります。栽培のノウハウなど、農業も情報の蓄積が重要であり、当社の技術を生かせる、また、昨今の生産方法の傾向にもマッチすると考えました。本社をはじめ各拠点にトマトの自販機を置いており、社員が会社のチャレンジ精神や可能性を感じられる機会にもなっています。

技術進化で膨らむ可能性 多様な経験を生かしてほしい

―今後の展望を聞かせてください。

従来の、情報通信の活用で社会に役立つことをベースにしながら、今後も枠にとらわれないイノベーション、新たな事業に積極的にチャレンジしていきます。5Gはスピード向上並びに多くの端末への同時接続を可能にし、仕事や生活を大きく変えます。進化する通信とAIなどの情報処理が組み合わされば、できることは無限大に広がり、離れた場所に音楽ライブの臨場感までリアルに届けられる、学校へ行けなくても教室にいるように授業ができるなど、社会・文化の形も変わります。我々がチャレンジできる領域はどこまでも膨らみ、これまで考えもしなかったことも手がける可能性があります。

―そんな会社が求める人材像は。

専門技術の教育体制も整っており、必要な知識・スキルは入社後にも身に付けられます。それよりも、色んなことを経験し、学んでいる人、こんな経験を生かせないかと、自ら発信できるような人に来ていただきたいですね。自分で視野や可能性を狭めず、広げようとする気持ちを持っていてほしいと思います。

―未来の人材に向け、メッセージをお願いします。

シーキューブは、固くない、柔らかいキューブ。色んなことにチャレンジし、やりがいを持って取り組むことができ、楽しさを実感していただける会社です。興味を持ったらぜひ、門をたたいてください。

「第四創業期」を支え、未来を広げてくれる人材に期待しています。

*ICT:Information and Communication Technology(情報通信技術)

さらにシーキューブを知る KEY WORD

1 “すごい会社”

会社を支える5者の評価を、ポイント判定

「すごい会社」を本気で目指しています。それは、お客様、従業員、株主様、取引先、地域社会から高い評価をいただける会社。社員であることを周りの人に自慢できるような会社です。言葉だけでは漠然としているため、それを具体化するポイント制のシステムを作りました。各ステークホルダーの評価の総合で、100点満点中90点以上という厳しい基準を設けており、2017年に初の達成を果たしました。

2 “プロの目線と社会の目線”

視野を広げ、仕事に生活者の感性を生かす

プロとしての目線で確かな仕事をすること、高い技術力を誇り、技術の全国コンテストでも優れた結果を出しています。併せて大切にしているのが、社会としての目線を持ち、視野を広げることです。社会生活と仕事を切り離すことなく、自分が思う「こうなったらいいな」という感性を生かすことで、よりよい仕事が可能になります。

3 “社員が主役”

働きやすい、やりがいを持てる職場づくり

働く人の満足なくして会社の成長はあり得ないと考え、主役の社員が働きやすい環境、やりがいを持って活躍できる職場づくりに注力しています。女性の視点を生かす「働きやすい職場づくり委員会」を中心に、無駄な残業をなくしてオンオフのメリハリをつける、有休取得、育休の取得・復帰の推進などで、安心して働き続けられる環境を整備。2017年には名古屋市「子育て支援企業」「女性の活躍推進企業」に、18年には愛知県「あいち女性輝きカンパニー」に認証されました。また、新入や若手と先輩が育て合うメンター制度も導入しています。

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